パイロットの需要と就職・採用募集状況

深刻なパイロット不足

“団塊の世代”が定年を迎え、大量のパイロットが現場を去り、各航空会社では深刻なパイロット不足に頭を悩ませています。

特に近年の日本では「LCC」という格安航空会社が増えていることや、成田空港、羽田空港の整備・拡張も進んでいるため、国際線の発着数がどんどん増えています。

新興エアラインが増えれば、それだけパイロットの数も必要であり、新たな人材の確保が急務となっています。

各社の募集状況

しかし、パイロットとして一人前に育てるには多くの時間とお金がかかります。そのため、自費でパイロットライセンスを取得した人を採用するケースが増えているようです。

最もパイロットの数が多いのは二大航空会社のJALとANAですが、それらの「自社養成パイロット」採用に関して言えばJALは中止しており(2012年末現在)、再開のメドも立っていないようです。一方、ANAでは毎年1回、定期的な採用募集がかけられています。

経験者採用が活発化

大手の子会社やLCCでもパイロットを募集していますが、すでにライセンスを取得し、プロパイロットとして経験のある人を外部から採用する方法が中心です。

LCCではこの先、新卒の学生を採用して自社で育成する方針も打ち出していますが、時間とコストの面からまだ見通しは立っていない状況です。

ここ数年では業界全般の動きが激しくなっているため、少なからず採用募集状況にも影響があると思われます。パイロットを目指す方は、最新の業界情報を積極的に追うことをお勧めします。