女性のパイロット

女性のパイロットはいる?

男性の仕事と思われがちなパイロットという職業ですが、まだまだ人口が少ないだけで、決して男性だけのものではありません。

事実、JALやANAでは女性のパイロットが活躍していますし、各航空会社のパイロット採用試験でも男女で応募の制限を設けていません。2010年にはJALエクスプレスにて、国内初の女性機長が誕生しました。

自衛隊にも女性パイロットが多数います。航空大学校や自衛隊の航空学生採用試験も、女性の応募は可能です。

パイロット養成の学科を持つ四年制大学も増え、パイロットになるための道が広がってきたことで、これからは女性パイロットもさらに増えていくだろうと考えられています。

知っておきたいこと

ただし、女性がパイロットを目指すうえで、いくつか先に知っておいたほうが良いと思われることがあります。

まず、身長制限についてです。航空大学校の入学試験では「身長158cm以上」という制限があります。男性と女性を比べれば、女性のほうが平均的に身長が低いものですが、身長制限は男女で同じ基準値が設定されています。

身体条件は安全な運航のために重視されているものですので、基準に満たない場合は残念ながら受験することができません。先に挙げた女性機長も、身長制限を理由にアメリカのパイロット養成学校に入学したそうです。

次に自衛隊の場合ですが、女性は戦闘機のパイロットになることはできません。輸送機や救難機で任務をこなすことになります。

このような点を除けば、女性パイロットでも男性と同じように活躍しています。日常的な体調管理が必要なこと、また業務上重視される能力なども男性とまったく同様です。