芸術家の給料・年収・収入

芸術家の平均年収は割り出せない?

芸術作品の価格は安ければ数千円、高ければ数億円という大きな開きがあります。

また、かの有名な日本屈指の芸術家、岡本太郎氏は、絵画や立体作品を制作するかたわら文筆活動も行っていましたし、独特のキャラクターから雑誌やテレビなどのメディアにも引っ張りだこでした。

岡本氏の場合は多才であるためにほかのジャンルでも活躍していたというパターンですが、芸術活動だけで充分に生活できる人であっても、芸術家としての活動以外にも収入源があることが多いものです。

このように、作品の価格はピンキリであり、ほとんどの芸術家に副収入があるため、創作活動だけで平均年収を割り出すことは難しいといえるでしょう。

芸術家が生計を立てるさまざまな方法

芸術家は基本的にお金儲けが下手な人が就く職種です。

きちんと収入を得ようと考える人は、デザイナーや職人として就職し、安定した生活を送っています。

では、芸術家はどのように生計を立てているのでしょうか。

副収入に頼る

「自分の作品をつくって売る」という芸術家としての活動のみで生計を立てている人は、今の日本にはいないといわれています。

自称「芸術家」であっても、アルバイトをしていたり、良くても美術講師を兼業していることがほとんどです。

パトロンや協力者がいる

生前は1枚も絵が売れなかったといわれているゴッホが、生活費のすべてを弟のテオの援助に頼っていたことは有名です。

また、ピカソは裕福な生活をしていましたが、作品のほとんどを購入してくれるパトロンがいたお陰だと伝えられています。

現代の日本においても、奥さんが働いてご主人が芸術に没頭するなど、周囲の協力を得て芸術家として活動している人が多いようです。

定年退職後の本業として

一般的な職業をまっとうし、定年退職してから、芸術家として第二の人生を送る人がいます。

現役時代から芸術が好きで作品づくりもしていたものの、家族を養うために安定した仕事をし、やっと自分の好きに使える時間ができたというケースです。

こうした人たちは、作品の売上げと年金、人によっては貯金を切り崩して生計を立てています。