フードコーディネーターに向いている人、適性

「食」に興味を持ち、感覚を研ぎ澄ませようとする

フードコーディネーターとして仕事をスタートすると、食に対する自分なりのものさしを持って、クライアントのニーズに応えていかなければなりません。

「何がいいのか、悪いのか」を判断し、自分の考えを提案していくためには、食の専門知識を深めるのはもちろん、日ごろから食に対して強い関心を持つことが大切です。

たとえば、レストランで見栄えのよい料理が出てきたら「なぜこれは素敵に見えるのだろう?」と冷静に考えてみたり、スーパーに並んだ食材を見て「こう見せ方を変えればもっと売れるのに!」などと思いを巡らせてみるだけでもよいのです。

このように食に対して敏感になっていけば、フードコーディネーターとしての感覚は徐々に高まっていくでしょう。

食を通してみんなを喜ばせたい!という気持ちがある

たとえばレシピを紹介する場合、ただ材料と分量と手順を淡々と紹介していくだけなら、素人にもできてしまいます。

そうではなく、おいしく伝えるための表現方法を考えたり、食器やテーブルコーディネートにまでこだわったり、一般的に知られていない食材の裏話を交えてみたり…とさまざまな工夫を凝らしてこそ、みんなに「これ、食べてみたい!」と思わせることができるものです。

食の情報を伝えるフードコーディネーターは、いつでも「受け手」の心理を考えていかなければなりません。

そして、まだ世間に知られていないものを世の中に提案し、驚かせたり感動を与えたりすることが、この仕事のポイントにもなってきます。

世の中のニーズを自分で発掘しながら、「こうしたらみんなが喜ぶんじゃないかな?」と想像力と創造力を発揮できるような人こそ、フードコーディネーターにふさわしいといえるでしょう。