専門商社社員に向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介
調整力とコミュニケーション能力がある人
サプライヤー、顧客、勤務先企業すべての要望を最大限に実現し、妥協点を探らなければいけない際は全員に頭を下げる覚悟で交渉するのが商社マンです。
取引品目や取引先が固定されがちな専門商社では、関係者がお互いに信頼を築いた上でビジネスをしていることが多く、全方向と円滑にコミュニケーションをとれる能力は必須です。
20代で正社員への就職・転職
高収入をモチベーションにできる人
商社社員の仕事はハードなことで知られていますが、激務の対価として年収が高いのが特徴です。やりがいはもちろんですが、高収入に魅力を感じ、それを糧として仕事に励める人に向いている仕事でしょう。
もちろん仕事がそれほど忙しくない専門商社もありますが、その場合は年収が低めに抑えられている傾向があります。
体育会系の環境に慣れている
体力と気力が求められる商社マンの仕事は、学生時代に体育会系の環境で鍛えられた人に向いていると言えます。
社内の上下関係が厳しいかどうかは社風によりますが、取引先との関係においては、相手を立てる態度が重要です。この点でも体育会系の環境での経験が活かせるでしょう。
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特定の分野に強い興味がある人
専門商社では、特定商品のスペシャリストになることが期待されていますから、ある専門知識を極めることに力を注いで、それを楽しいと思える人に向いているでしょう。
総合商社では様々な商品を扱っており、入社時に希望の商品分野に配属されるとは限りません。また、輸出入部門ではなく投資や開発などの別部門に配属される可能性も多いにあります。
総合商社では、一度配属された分野・部門からの異動が稀で、希望とは異なる業務に長期間従事しなければいけない可能性があるのです。
そのため、興味のある分野が決まっている人であれば、総合商社よりも興味のある分野に特化した専門商社での勤務したほうが、やりたい仕事をできるでしょう。