生命保険会社社員は土日休み? 勤務時間や残業についても解説

生命保険会社では、さまざまな「保険商品」を作り、個人や法人のお客さまへの販売を行っています。

営業職が多く活躍しており、時期によっては非常に忙しく働く人も少なくありませんが、平常時は完全週休2日制で休みをとれる企業が多いです。

この記事では、生命保険会社社員の休みや、勤務時間・残業時間などについて紹介します。

生命保険会社社員の休日

生命保険会社の休日は「土日祝休み」が基本です。

加えて、年末年始休暇、夏季休暇、リフレッシュ休暇などの一般的な休暇制度も多くの企業で用意されています。

大手生命保険会社であれば、産前産後休暇、配偶者出産休暇、育児休業制度、看護休暇、介護休業制度など、育児や介護に関する各種休暇制度も整っているケースが多いでしょう。

生命保険業界はたくさんの女性が活躍している業界であるため、女性が安心して働き続けられるよう休暇制度を充実させる傾向が各社でみられます。

とはいえ、仕事の進捗状況や担当するお客さまの都合によっては、男女関係なく休日出勤で対応しなければならない場面もあります。

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生命保険会社社員の勤務時間

生命保険会社の勤務時間については、会社勤務の場合は9:00~18:00くらいに設定している企業が多く、1日の労働時間は8時間程度が一般的です。

ただし、日本各地や海外に営業所・支社を持つ大手生命保険会社であれば、それぞれの支社によって勤務時間は異なる場合があります。

勤務地だけでなく職種によっても勤務時間は異なり、メインの業務が内勤なのか外回りなのかによっても帰宅できる時間には違いがあるでしょう。

とくに営業職はお客さまの都合にあわせて商談を進めていかなくてはならないため、夜遅い時間に出向く場合や、休日出勤が必要な場面も少なくありません。

なお、保険外交員の場合は、特定の時間を労働したものとみなす「事業場外みなし労働時間制」を適用している企業が多くみられます。

生命保険会社社員の残業時間

近年は「働き方改革」に代表される時代の後押しもあり、一定の時刻になったら会社側が強制的に帰宅指令を出すなど、できるだけ残業時間を減らそうとする動きもみられます。

しかし、営業を担当する場合はお客さまの都合に合わせて業務を進めるため、早朝や夕方以降に商談に出向くケースもあり、時間外労働はどうしても多くなりやすいといえます。

営業職や基幹職(総合職)として働く場合、残業は比較的多いことが予想されるため、残業をなるべく避けたいのであれば事務職などでの入社を考えるほうがよいでしょう。

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生命保険会社社員は忙しい? 激務?

一般的に、生命保険会社は「忙しい業界」と言われています。

とくに生命保険業界が忙しくなるのは3月頃で、これは進学・就職などのタイミングで生命保険への加入を考えるお客さまが増えるためです。

繁忙期は連日お客さま対応に追われ、帰宅が終電近くになってしまうことも珍しくありません。

また、11月は「生命保険月」とされており、生命保険各社とも普段よりも販売に力を入れるため、営業職のノルマも増え、業務量がかなり多くなる傾向があります。

普段の通常業務以外にも、支社で顧客向けのセミナーを開くために会場の設営をしたり、休日に仕事関係者を集めたゴルフコンペを開催したりする場合もあります。

若手社員はこうした場面では率先して動き回らなければならず、とくに入社したての頃はつらさを感じることも多いでしょう。

「生命保険会社の休日・勤務時間」まとめ

多くの生命保険会社では、基本的には土日祝日を休みとする完全週休2日制が採用されています。

勤務時間帯は日中が中心で規則正しく働けますが、担当業務によっては、顧客の都合によって夜遅い時間や、休みの日にも対応しなくてはならない場合があります。

年に何度かある繁忙期はとくに忙しくなり、残業時間がかなり増える可能性が高いです。