プロジェクトマネージャーの年収はいくら? 給料についてくわしく解説
プロジェクトマネージャーの平均年収・月収
プロジェクトマネージャーの平均年収は、IT系のエンジニアの中でも特に高いほうに位置します。
平成27年の経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」によれば、プロジェクトマネージャーの平均年収は891.5万円です。
これは平均的な数字である600万円前後を大きく上回っています。
プロジェクトマネージャーやコンサルタントのような管理職を求める企業が増えており、そのために給与や待遇が向上しています。
プロジェクトマネージャーは正社員としての採用が多く、月収だけでなく賞与も安定していることや、必要とする企業に大手が多いことも好待遇の理由です。
給料が高いこともあって、プロジェクトマネージャーはIT技術者の中でも人気の高い職種となっています。
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プロジェクトマネージャーの職場別の給料・年収
プロジェクトマネージャーの平均的な年収は非常に高く、大手企業で大型プロジェクトを動かすようなプロジェクトマネージャーなら1000万円を超えることもあります。
逆に、規模の小さな企業の場合、数人で行うプロジェクトの管理が主な担当なら500万円前後ということもあります。
一般的に、システム関連企業よりもWeb系の企業では給料が安い傾向があり、同じ「プロジェクトマネージャー」の肩書きを持っていても年収が数百万円違うことも老いです。
プロジェクトマネージャーという名称だけでなく、職場の規模や案件規模、仕事内容などをよく確認しておかないと、思ったような待遇にならない場合もありますので注意しましょう。
プロジェクトマネージャーの雇用形態別の平均給料・年収
一般的にプロジェクトマネージャーは正社員で採用されます。
正社員のプロジェクトマネージャーであれば、700~1000万円ほどの年収になる場合が多いです。
ただし、「プロジェクトマネージャー候補」としての採用が多く、この時期は500~750万円ほどでの求人が行われています。
派遣社員として働く場合は、小規模な案件が多く、時給で2500~3500円ほどです。
そのため、他のエンジニア職と給与面で大きな差はありません。
フリーランスでプロジェクトマネジメントの仕事をする人の場合、実力や案件規模によって収入が大きく変動します。
フリーランス向けの案件紹介サイトなどの情報をもとに推測すると、ある程度定期的に仕事が入ってきた場合で、450~1000万円ほどになりそうです。
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プロジェクトマネージャーの待遇の特徴
プロジェクトマネージャーは、替えがなかなかきかないため、厚待遇で迎える企業が多くなっています。
プロジェクト上の問題がなければ定時で帰れる場合も多いですし、残業手当や職種手当がしっかりつく企業も多いです。
また、自分でスケジュールを組むことができる仕事なので、長期休暇などもタイミングをみて取得できます。
業務スケジュールを組みやすいようフレックスタイム制にしている企業も多く、仕事において権限や自由度が大きいのが特徴です。
一方で、関係者との打ち合わせや会議なども多く、あまり自由を感じられない職場もあります。
プロジェクトマネージャーの仕事量や裁量は会社によって大きく違うため、就職前に情報収集をしておくとよいでしょう。