プロジェクトマネージャー試験の難易度・合格率

プロジェクトマネージャーとして採用されるまでの流れ

プロジェクトマネージャーになるためには、システム開発を担う企業に就職することがスタートです。

その後、エンジニアとして成長し、プロジェクトリーダーを任されるようになり、その後適性などを見た上でプロジェクトマネージャーに昇格します。

また、社内でなかなかキャリアアップが難しい場合、「プロジェクトマネージャ」などのプロジェクト管理に関する資格を取得し、転職する人も多いです。

すでに実績を積んでいる場合を除いては、「プロジェクトマネージャー候補」としての中途採用になりますが、資格があれば実力の証明になるため有利です。

さまざまなスキルが要求されるプロジェクトマネージャーになるためには、実績や資格が重要ですので可能なら取得しておくとよいでしょう。

プロジェクトマネージャーになるには? 必要な資格は?

「プロジェクトマネージャ」の受験資格

IPA(情報処理推進機構)が行っている「プロジェクトマネージャ」試験は、プロジェクト管理の国家資格です。

この資格がないとプロジェクトマネージャーになれないわけではありませんが、多くの人が取得を目指していますし、就職や転職で有利な資格です。

受験資格には特に制限はなく、年齢や国籍などを気にせず誰でも受験できます。

しかし、プロジェクトマネージャ試験はプロジェクトの責任者を想定した試験です。

業務未経験の人は、初級・中級の資格を取得してから受験するほうがよいでしょう。

プロジェクトマネージャ試験の合格難易度

プロジェクトマネージャ試験の合格難易度は非常に高いといえます。

IPAではさまざまな情報処理技術者試験を行っていますが、その中でもトップクラスの難易度です。

合格のためには、選択式問題や、記述式の問題で6割以上の正答が必要で、さらにあるテーマについて論述する問題でAランクの評価を得ることが必要です。

プロジェクトマネージャ試験は、IPAが定めているITスキル標準でいえばレベル4(その分野のプロフェッショナル)です。

実務経験をかなり積んだ人でも、数百時間の学習量が必要とされていますので、しっかり学習して臨む必要があります。

試験の開催は毎年1回だけなので、計画的に準備をしましょう。

プロジェクトマネージャの合格率

プロジェクトマネージャ試験の合格率は、平成31年実績で受験者の14.1%と非常に低く、例年15%を割り込んでいます。

ITに関して知識のある人が多数受験していてこの結果ですので、非常に難しい試験であることがわかります。

平成31年の試験では17588人が受験しており、同レベルの他の試験よりも受験者数が多く、人気のある試験となっています。

プロジェクトマネージャを養成するために受験を推奨している企業が多いことから、学習が不十分なまま受験に臨んでいる人も多いと思われますが、それでも難易度は相当高いと考えておきましょう。

得点率による絶対評価ですので、しっかりと準備しておけば合格することは十分に可能です。

令和2年度プロジェクトマネージャ試験の概要

IPAで実施される情報処理技術者試験は、春と秋に毎年行われていますが、試験によって春、秋のどちらかに実施されるものもあります。

プロジェクトマネージャ試験は、春に実施される試験ですので、受験を希望する人はスケジュールを確認して申し込みましょう。

以下に、令和2年度のプロジェクトマネージャ試験の概要を紹介します。

IPAの試験スケジュールは、年度によって日程が多少変わりますが、試験の案内や申し込みの時期はほぼ同じですので、受験や準備の参考にしてください。

試験実施日 令和2年4月19日(日)
受験手数料 5,700円
願書受付期間 令和2年1月9日(木)~2月6日(木)
案内所・願書配布期間 令和2年1月9日(木)~2月6日(木)

参考:IPA プロジェクトマネージャ試験(PM)