検事になるためにはどんな大学・学部にいけばいい? 学歴は必要?

検事になるための学校の種類

検事になるための方法はいくつかありますが、代表的なものは、4年制大学の法学部を卒業したあとに法科大学院へ進み、検事や裁判官弁護士といった「法曹」になるための学識と能力を学ぶ道です。

法曹を目指す人が突破しなくてはならない「司法試験」の受験資格は、法科大学院の卒業か、予備試験の合格者です。

そのため法科大学院への進学を希望しない場合は予備試験を受験する必要があります。

難関な試験のため完全な独学は難しく、予備試験対策をしている予備校や専門学校で学ぶのが一般的です。

検事になるには・どんな資格が必要?

検事になるための大学

検事になるために通うべき大学はとくになく、重要なのは「法科大学院」に通って卒業することです。

しかし、法科大学院での学びは専門的な内容になるため、検事を目指すのであれば法学部のある大学を選ぶのが一般的でしょう。

とくに東京大学、早稲田大学、京都大学、慶応義塾大学、中央大学といった大学は、法学で有名です。

毎年100名以上の司法試験合格者を輩出しており、実績とノウハウが豊富といってよいでしょう。

なかでも中央大学は有名で、現役の法曹が講師として登壇したり、司法試験のサポートも充実しているため、多くの法曹希望学生が集います。

学費の目安は、国公立大学の法学部の場合は4年間で約240万円、私立大学の場合は4年間で430万円程度です。

加えてその後の法科大学院にも学費が必要で、国公立大学は学費だけで年間約80万円、私立大学は年間140万円程度かかるのが一般的です。

予備試験を目指す専門学校や予備校に比べると通う年数が長いためしっかりと学べる一方、法科大学院を卒業すまでには7年程度かかり、時間的なデメリットがあります。

検事になるための専門学校

法科大学院経由で司法試験に挑まない場合、予備試験に合格し、司法試験の受験資格を得なければいけません。

予備試験対策コースを設置している専門学校に通うのもひとつの方法ですし、通信講座を受講し、予備試験対策を行う方法もあります。

専門学校の場合は年間約110万円、通信講座の場合は講座の種類によってさまざまですが数十万円から受講可能です。

専門学校や通信講座のメリットは短期間で司法試験合格を目指せる点ですが、予備試験の難易度は高く、例年合格率はわずか数パーセントとなっています。

予備試験突破を目指す場合、相当に高いハードルを越えるための努力を重ねなくてはなりません。

独学で検事になれる?

繰り返しになりますが、検事になるには第一関門である司法試験への合格を目指し、「法科大学院を卒業する」か「予備試験に合格する」必要があります。

予備試験の受験資格に学歴は関係ないため、独学でのチャレンジは可能です。

しかし、日本一難しい試験ともいわれる司法試験ですから、独学で合格するのは相当な努力が必要でしょう。

多くの人はなにかしらのサポート受けて、効率的な勉強に励んでいます。

予備校などで勉強することによって法律に対する理解度が深まり、司法試験合格後に待っている司法修習や二回試験、そして検事への任官後にも良い影響があるという声も聞かれます。

検事の学校選びのポイントは?

検事を目指す際に通う学校の選択肢はさまざまなものがあります。

4年制大学の法学部などに進学して法科大学院に進み、司法試験に挑む方法もあれば、専門学校などに通い予備試験に合格した上で司法試験に挑む方法、さらには通信講座を受講して予備試験に挑む方法などが挙げられます。

それぞれ、かかる年数も違いますし、学費の違いもあるため、どの方法を選ぶかは完全に個人の選択次第です。

加えて学校ごとの実績や合格率、サポート体制や刑法・刑事訴訟法の分野の著名な講師がいるなど、学校ごとの強みも変わってくるため、進学を希望する際はしっかりと調べて自分に合った学校を選んでください。