保育士の給料以外の手当
給料以外の手当
給料は基本給の他にもいろいろな手当てが合算されて支払われます。
保育園によって福利厚生に違いはありますので、給料にも違いが出てきます。一般的な手当として以下のようなものがあります。
・通勤手当
・調整手当
・住宅手当
・扶養手当
職場によって手当がないところもありますので、就職の際には給料以外でもこうした手当を確認しておいた方がよいでしょう。
特殊業務手当
特殊業務という手当が保育園にはあります。保育園によって名称は違ってくると思いますが、この特殊業務は、行事に対する手当になります。保育園ならではといえる手当ですよ。
保育園では毎月必ず何らかの行事があります。なのでこの特殊手当は毎月支給されています。
他に、管理職になる保育士には管理職手当が付きます。ベテランの先生・主任などの管理職も行っている人が対象になります。
ボーナス
また誰もが楽しみにしている給料としてボーナスがあります。
7月・12月に毎月の給料とは別にボーナスをもらえます。一般的には、夏のボーナスよりも冬のボーナスのほうが金額が高いことが多く、保育士はその日を楽しみにしています。
保育士のボーナスは一般企業と比べて、年によっての変化があまりありません。それは入所している子どもが激減するということはあまりなく、業績は安定しているためです。
1年目ではあまり期待はできませんが、2年目以降は夏のボーナスで毎月の給料の倍、冬のボーナスで毎月の給料の2.5倍ほどの金額をもらえるところが多いようです。
もちろん保育園によってこれより下の場合もあったり、上の場合もあったりします。
支払わなければいけないもの
支給の反対で、自分が支払わないといけないお金もあります。
たとえば、
・健康保険
・厚生年金
・雇用保険
・所得税
・共済会費
・給食代
・その他雑費
があります。
給食代は子どもと同じ給食を食べるので同じようにお金を払います。大体月に4,000円から5,000円くらいではないでしょうか。
その他雑費というのは、子どもに読み聞かせするための絵本代やエプロンや折り紙など、保育に必要なものを購入したときの費用です。
個人で購入すれば給料から引かれることはありませんが、個人で購入するよりも、保育園を通して購入したほうが安く買うことができます。団体割などもあるので利用する人は結構います。
このように基本給以外にもいろいろな手当があります。保育園によって違いがありますので、事前に調べておきましょう。