保育士試験は独学で合格できる?

保育士を独学で目指す人はいる?

保育士は独学で合格することも可能

保育士になる方法として代表的なものは、保育士養成課程のある学校(大学・短大・専門学校)で所定のカリキュラムを修了し、卒業して保育士資格を取る方法です。

しかし、保育士養成学校以外の学校を出ている人であっても、「保育士試験」を受験すれば、保育士資格を取得して、保育士として働けるチャンスが得られます。

保育士試験は年に2回行われており、受験資格を満たしていれば、特別な学校やスクールで試験対策をしていなくても受験することが可能です。

実際、これまでには独学で保育士試験を受け、合格している人もいます。

保育士試験の独学の方法は?

独学の方法としては、市販されている対策本を使うほか、通信講座やインターネットを利用することもよいでしょう。

独学で合格できた人の勉強期間は、長くても半年程度というケースが多いようです。

なお、保育士試験は1次試験で筆記、2次試験で実技が行われ、筆記試験では8科目(2019年現在)のすべてに合格することで、ようやく実技試験を受けられます。

また、筆記も実技も100点満点中60点が合格ラインとなります。

筆記試験については、テキストを読み込み、過去問や予想問題集を繰り返し解いていくことが重要です。

実技試験は、音楽表現・造形表現・言語表現の3科目から、2科目を選んで受験します。

なお、保育士試験の全体としての合格率は例年2割程度と、決して高いわけではありません。

独学の場合、ある程度期間を決めて集中して対策することが、合格への近道といえそうです。

保育士試験の独学のメリット

保育士試験を独学で受験するメリットは、試験対策の学校・スクールに通うための時間やお金を抑えられることです。

書籍や通信講座を利用する場合でも、数千円か数万円以内におさめることができ、学校へ通うよりはずっと安く合格が目指せます。

また、決められた時間に通学しなくてはならない学校とは異なり、自分のペースで勉強を進められることも、独学のメリットです。

頻繁に家を空けるのが難しい人や、仕事をしながら試験対策をしたい人などは、独学で合格を目指すケースも多いようです。

保育士試験の独学のデメリット

独学の難しさは、とくに実技試験の対策で感じる人が多いでしょう。

筆記試験であれば、参考書・テキスト・過去問題集がたくさん出ているため、それらを利用して自分で繰り返し勉強をすれば、合格ラインに近づくことは可能でしょう。

一方、実技は明確な答えが用意されているわけではありませんし、自分の技術が合格基準を満たしているのかどうか、どうしてもわかりにくい部分があります。

しかし、効果的な実技の対策方法もあります。

たとえば、音楽表現や言語表現であれば、インターネット上に投稿されている保育士試験対策のための無料の動画を見ながら、練習していくとよいでしょう。

お手本と比べて自分の技術がどうなのかをよりわかりやすく判断するには、自分で動画を撮って、後から見返してみることも効果的です。

また、造形表現では事前に試験当日にも使う色鉛筆を用意しておき、過去に出題された問題を繰り返し練習しておくとよいでしょう。

実技は、とにかく何度も練習をして、自信をつけておくことが合格に近づくポイントとなります。