通訳の種類、分類

通訳の手法は、大きく「同時通訳」「逐次通訳」「ウィスパリング」の3つに分けることができます。

これらの手法を身につけ、駆使することによって、通訳はさまざまな場で活躍することが可能です。

ここでは、通訳の活躍領域別に、その仕事内容を紹介していきます。

報道系での通訳

「CNN」といった海外の有名放送局のニュースを日本語に変えて同時通訳していく仕事です。

外国のニュースを同時通訳していくため、非常に高い水準のリスニング能力はもちろん、国際問題への高い知識や関心も不可欠です。

日頃から政治や経済、文化などの情報収集をする必要があります。

エンターテインメント系の通訳

日本に来日する有名ミュージシャンや映画俳優、セレブ、文化人などにインタビューをしたり、その場で逐次通訳を行います。

エンターテインメント分野の場合、俳優の過去の作品やアーティストの作品情報など、来日した著名人に関する知識を持っていることが重要となります。

話をうまく聞き出すために、礼儀正しさや親しみやすさといった要素も必要となります。

ビジネスシーンにおける通訳

企業で、外国製品の商品発表や会談、講演会などのビジネスシーンにおける通訳を行います。

海外との商談の際に通訳として同席することもあります。

政治の場における通訳

記者会見に同席したり、政治家と海外に同行して世界のVIPの通訳を担当するなどがおもな仕事内容です。

語学力に加えて、経済やビジネス、政治や国際情勢といった分野に長けていることが求められます。

裁判での通訳

近年、日本における外国人の犯罪が増加傾向にあるなかで、被告人が法廷に立った場合の通訳を担当します。

法の知識に長けていることが重要で、被告人や被疑者の言葉を逐次通訳するのはもちろん、裁判官や検察官の使う高度な専門用語なども、その場で日本語・外国語に通訳しなくてはなりません。

スポーツ分野での通訳

プロ野球やJリーグなどで活躍する外国人選手へのインタビュー通訳のほか、さまざまな競技における世界大会や、アスリートが来日した際に通訳を担当します。

国内ガイド通訳

日本に訪れた外国人に、通訳をしながら名所や文化説明など旅行におけるツアーガイドを旅行者の国の言葉で伝えていく仕事です。

この仕事に従事するためには、「通訳案内士」という国家資格が必要となります。

通訳案内士の仕事

通訳の仕事は、以上のものだけでなく、さらに細かく役割が分かれています。自分の得意な分野を見つけだし、そこから実力を伸ばしていくことが通訳として活躍していくうえでは大切です。