スポーツ選手の通訳になるには

スポーツの場面で求められる通訳

メジャーリーグや、ヨーロッパをはじめとする有名サッカークラブなど、日本人アスリートが世界を舞台に活躍する姿が一般的なものとなりました。

そのようななか、プロスポーツの試合会場や国際トーナメントなど、海外とのチームやクラブと対戦する際に求められる通訳の仕事に就くことを目指している人も増えているようです。

日本のクラブチームに所属する外国人選手であれば、海外から来日して監督や選手としてプレイするにあたっても、日本語はほとんどできない人が多いため、逐次通訳が必要となります。

また、日本人が海外のチームに所属するときにも、たいていの場合、通訳のサポートが必要になるでしょう。

スポーツ選手の通訳は需要が大きな仕事です。

スポーツ選手の通訳になる方法

スポーツ選手の通訳になるためには、通訳としての幅広い経験が求められます。

いきなりスポーツ分野での通訳をすることはまれで、たいていの人は企業通訳やフリーランスでの通訳活動をしたのち、それぞれのスポーツ団体に就職してスポーツ選手の通訳になっているようです。

また、通訳派遣会社に登録する際、スポーツ分野を得意分野として登録しておくこともおすすめです。

直接スポーツ選手の通訳にアサインされることは大変稀なケースでしょうが、スポーツ関連のイベントや会議などの仕事を回してもらえる可能性があります。

スポーツに関連した仕事実績を積んでいくことで、自分の中での語彙量や知識・スキルが上がっていきますし、いざステップアップを目指す際の武器にもなります。

また、オリンピックなどの大規模な大会では、プロの通訳者の他に、通訳ボランティアの募集があることもあります。

ボランティアですから報酬は出ませんが、スポーツ関連通訳の経験・実績として、このような機会を活用するのもおすすめです。

スポーツ選手の通訳に求められる資質

スポーツの通訳として働く場合、英語以外の外国語能力が求められる場合があります。

たとえば、サッカーの世界であれば、世界の強豪チームには英語だけなく、フランス語やスペイン語、ポルトガル語といった言語を話す人も多くいます。

したがって、各選手の話す言語を理解できる通訳が求められるというわけです。

もちろん、言葉だけでなく競技のルールについても詳しくなければなりません。監督が求める戦略、戦術を正確に理解し、選手に伝えることが必要です。

また、スポーツ選手に関わる通訳では、通訳業務そのもののほかに日常生活のお世話といったマネージャー的な業務も行うケースがほとんどです。

そのため、選手の母国の歴史や文化、行動様式についても深い理解が必要です。

語学の勉強をするのが好きなだけでなく、外国の文化、慣習などについて幅広く興味を持てる人に向いている仕事です。