通関士の給与・年収

通関士の給料と待遇

通関士の収入は、一般の会社員とあまり違いはありません。

すでに物流・貿易関係の企業に就職している場合には、通関士の資格を取得していると5,000円~15,000円の資格手当が出ることがあり、その分給与に上乗せされます。

通関士の給与は、採用された会社の給与体系次第です。

通関業全体の平均初任給は17〜19万円ほどですが、若干の資格手当が上乗せされると考えると、初任給は20万円前後となるでしょう。

高給ではありませんが、一般的な給与水準といえます。

通関業務につけるかどうかは、経験を重視する場合もあれば、通関士の資格を重視する場合もあります。

この辺りは、就職・採用の際にきちんと確認しておきたい部分です。

給与同様、待遇も企業次第となります。

女性の方は、育児をしながらできるかどうか気になるところでしょう。

勤務時間も、会社によって異なりますが、通関士の仕事は残業も多くなりがちですので、出産育児の場合には、休暇を取得している方が多いようです。

平均年収と上昇パターン

通関士の平均年収(ボーナス年2回含む)は、年齢や雇用体系にもよりますが、一般社員で400万円~450万円程です。

通常の会社員よりも通関士手当てがでる分、やや高くなっています。

年収は、会社員同様、年齢を重ねると上昇していきます。一番ピーク時が50代前半で、700万円~900万円ほどです。海外勤務など、より特別な仕事をする場合は、年収1200万円ほどもらえる人もいます。

年収の上昇は、ひとつには年功序列増えていく部分があります。加えて、経験や実績を考慮して、通関専門管理職としての手当てによって、上昇していきます。

労働時間

勤務先によって忙しさが異なります。貨物の多いところでは、書類の作成などに時間がかかり、

残業が日常化していたり、通関を間に合わせるために、休日出勤をしなければならないときもあります。

通関士資格取得のメリット

通関士試験に合格した場合、通関業に就職して通関士として働くルートと、資格取得の経歴を生かしてその他の会社で働くルートの2つがあります。

通関士としての仕事をする場合、独立・開業をすることはできません。

通関士試験は、通関業を目指す人だけが受験するわけではありません。銀行・商社なども、通関士試験で要求される、貿易知識を重宝しているため、それらの企業の従業員が受験することもあります。

資格を取得することによって、資格手当が数千〜数万円追加されることもありますし、昇進・異動に役立つ場合もあります。