小説のジャンル

大きく4つのジャンルに分かれる

小説とは文学であり、文学とはさまざまなジャンルというものがあります。

1.純文学
2.大衆文学
3.推理
4.官能

大きく分けても四つに分けることができます。

ただし、純文学と大衆文学の定義というものは特別になく、文学的な作品であれば純文学、一般的なエンターテイメントであれば大衆文学と大きく括られているだけです。

例えば、カフカ賞を受賞した村上春樹は間違いなく日本の小説界を牽引する存在ですが、彼の作品が純文学なのか大衆文学なのかは議論の余地があります。このように、小説のジャンルというのは人それぞれ見解の相違を携えているものでもあり、明確な答えというものは存在しません。

推理小説のルール

しかし、推理小説は別物で、こちらは明確な定義が存在しており、また推理小説の書き方にもルールというものが存在します。

推理小説の定義=書き方の定義

1.最低一人は死ななければならない。※他殺か自殺かは問わない
2.ストーリーの展開で恋愛が出てくるのは問題ないが、恋愛が主軸になってしまってはいけない
3.主人公は明確に表さなければならない
4.語り手が一人称の場合は、それが主人公である必要がある
5.主人公を死なせてはいけない=主人公が不在となってしまう
6.主人公が犯人となってはいけない=主人公が不在となってしまう

推理小説を書くにあたってはこのようなルールが原則あります。

しかし、上記ルールはあくまでも原則であり、作品の内容によってはルールの範囲を超えることも可能です。

このルールを最初に壊したのが有名な推理作家のアガサクリスティーです。彼女は作品の中で語り手である主人公を犯人にしました。当時はこれによって評論家から批判を受けたものです。

官能小説の定義

また、官能小説というのは一般の方々から見ると、ただの卑猥な小説、と考えてしまいがちですが、官能小説には一定の定義があります。「官能小説とは、愛を求めた究極の形である。」と言われています。

このように、小説にはさまざまなジャンルがあり、推理小説や官能小説のように一定のルールに基づいた上での執筆を求められることもあります。自分がどんなジャンルを書きたいのか、それをまず確認しましょう。