小説家に向いている人・適性・必要なスキル

小説家に向いている性格・適性

作品を最後まで書き上げることができる

小説家にとって一番重要なことは、「小説を最後まで書きあげられること」です。

どんな稚拙な文章でも、ありがちな物語でも、小説を最後まで書きあげて、物語を終わらせることが大切です。

特に長編小説の場合、途中で放棄してしまったり、続きが思いつかなくて諦めてしまったりしまいがちです。

原稿用紙数百枚という膨大な量を書くのは生半可な仕事ではありません。

これが出来る人は数少ないですし、それが出来る人が小説家として才能のある人といえるでしょう。

才能がないから無理だと逃げず、まずは書きはじめ、最後まで描き上げることが大切です。

本を読むのが好き

小説家になるためには、当たり前ですが、本を読むことが好きな人でなければ難しいでしょう。

ただ漠然と読むだけではなく、どのような構成でどのような表現をしているのか、筆者は何を言いたいのかなどをしっかりと分析しながら読み進めるようにしましょう。

このように多くの本を読み、さらに読む力が付けば、自分の書く力にも還元されます。

小説家になるには

小説家に必要なスキル・能力

小説を書きたいという気持ち

小説家とはなろうとしてなるものではなく、結果的になっているものだ。といわれることがあります。

小説家になりたくて必死に日々小説を書き、あらゆる文学賞に応募している方も多いでしょうが、小説を書きたい、文章で何かを表現したい・伝えたいと思う時点で、小説家としての素質が十分にあるといえます。

この気持ちを継続して持ち続けることができれば、きっと小説家としてデビューすることができるでしょう。

コミュニケーション能力

小説家というと、一人で黙々と仕事をするイメージがありますが、作品を作るためには多くの人とのかかわりが重要です。

出版社の担当と二人三脚で作品を作るためには、自己主張するだけでなくお互いが歩み寄ることが大切ですし、仮に納期が間に合わなければ、担当だけでなく出版社と自分に関連するあらゆる人に迷惑がかかります。

小説家として作品をつくり発表するためには、コミュニケーション能力も欠かすことができません。

小説家に向いていないのはどんな人?

文章を書くのが下手だけど、小説家になりたいと思っている人も多いでしょう。

文章が下手か上手いかなどは読み手によって異なりますし、逆を言えば文章が上手いからいい小説が書けるわけでは決してありません。

世界的に人気のある小説家が、評論家や大御所の小説家の間では決して評価は高くないことはよくありますし、逆にほかの人には絶対に書くことができないその小説家独特の表現を「文章を書くのがうまい」と評価する人もいます。

文学賞の選考委員も、決して文章が上手い小説を求めてはおらず、むしろ文章は荒いけれどそれ以上に胸を湧かせる何かを持っている作品、これから良い作品を書きそうな小説家を選びます。

文章を書くのが下手だからと言って小説家になれないわけではありませんが、日本語としての表現が間違っている場合は厳しく評価されますので、基本的な国語表現をはじめ原稿用紙の使い方や作品の投稿の仕方はしっかりと学んでおく必要があります。