結婚・出産してもフードコーディネーターとして働ける?

育児や家庭での経験も生かせる仕事

フードコーディネーターは、女性の活躍が目立つ職業です。

もちろん男性も多く活躍していますが、フードコーディネーターはもともとフリーランスで働く人が多く、「手に職をつけて働ける」という魅力が、女性の積極的な活躍を促しているように思われます。

また、子育てや家庭生活での経験が生かせるという点も、女性の活躍を後押ししているようです。

たとえば「自宅で家族のために食事を作り、子どもや夫が喜んでくれるのがうれしい」といった気持ちは、フードコーディネーターが仕事として「クライアントや世の中の人々を幸せにする喜び」にも通じるところがあります。

より具体的な例を挙げるとすれば、もし料理教室で講師を勤めることになった場合、主婦の生徒さんと多く接することになるでしょう。

そういったとき、結婚や子育てを経験していれば生徒さんと同じ目線に立つことができ、大きな強みになるといえます。「相手の気持ちがわかる」ことによって、より適切な提案やアドバイスがしやすくなるのです。

食は私たちが生きるうえで欠かせないものですし、食ビジネスがなくなることも考えられません。

食に敏感な女性ならではの感性が求められる機会も多く、「やりたい!」という情熱さえ持ち続けていれば、結婚や出産後にもキャリアを重ねることが可能です。

子育てが落ち着いてからフードコーディネーターになるために勉強をスタートする人もいるようです。

また、企業や組織に所属して働いた経験があるならば、さまざまな人と接して身につけたコミュニケーション能力も大いに生かすことができるでしょう。

自分の生き方、そして普段から関心のあることを仕事に役立てられるフードコーディネーター。

「自分の手でチャンスを掴みたい」「生涯にわたって続けられる仕事を求めたい」などと考える女性にとって、大変魅力的な仕事に感じられるのではないでしょうか。

家庭と仕事を両立するうえでの悩みは?

フリーランスになれば、仕事のやり方をコントロールしやすい代わりに、基本的に「自分の代わりはいない」という状態になります。

そのため、体調を崩して現場に行けないということがないようにしなくてはなりませんし、もし子どもが急な体調不良になったときも、仕事に穴を空けないように気を配らなくてはなりません。

また、案件によっては仕事が夜遅くまでかかってしまったり、朝早くに現場へ行くことを求められることもあります。

自分で請け負う仕事を選べるのもフリーで働く魅力ですが、メディアや飲食店の仕事を担当する場合は不規則な勤務になりやすいところもあるため、家庭と両立しようと考えると、仕事の幅が限られてくるかもしれません。