整体師に向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介

どのような職業でもそうですが、整体師を志すにあたって気になるのは、自分が整体師に向いているのかということでしょう。

本記事では、整体師に向いている性格や必要なスキル、反対に向いていないのはどんな人かを紹介します。

整体師に向いている性格・適性

奉仕の精神を大切にする

整体師の仕事は、慢性的な体の不調や痛みに対して整体独自の手技で精神的にも肉体的にも癒すものです。

「整体師になって開業して儲けよう」「手に職をつけておくと将来安心だ」という考えも間違いではありませんが、それだけでは整体師の仕事は長続きしません。

「お客さま一人ひとりの症状に合わせた施術をしたい」「少しでも症状を軽くしたい」といった奉仕の精神をもった人が整体師に向いているといえるでしょう。

勉強熱心で向上心がある

整体院を訪れるお客さまの症状はひとりひとり違います。

病院に通ったもののなかなか改善せず、どうにかならないかと整体を頼って訪れるお客さまも少なくありません。

そうしたお客さまに信頼される整体師になるためには、常に健康に関する幅広い知識を勉強しておくことが大切です。

常に向上心・向学心をもち、お客さまのためによりよい施術がしたいと努力を続けられる人は整体師に向いています。

体力・精神力に自信がある

整体の施術は、非常に体力を使います。

ときには、整体師自体の身体が悲鳴をあげることもありますが、どんなときでもベストの施術をできる体力が求められます

また、1日に何人もの人と接し、親身になって体の不調についてカウンセリングし、日常生活におけるアドバイスまで行うので、精神力も必要とされる仕事です。

整体の効果を自ら実感する

自分自身が整体を受けて癒された経験から、整体師を目指すようになったという人も多いでしょう。

体を整えることで得られる効果について知識だけでなく、身をもって知っているということは整体師の適性としてとても大切なことです。

整体の効果を正しく知っていれば自信をもってお客さまに接することが可能です。

整体師になるには

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す(PR)

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

整体師に必要なスキル・能力

整体の知識と技術

整体師は国家資格ではないため、仕事をするうえで必ずしも資格が必要というわけではありません。

とはいえ、どんなにコミュニケーション能力が高くても、整体のスキルが低ければお客さまは離れていってしまうため、まずは何よりも技術を身につけることが求められます

整体師になってからも、研修や実務を通じて知識や技術を常に知識を習得することが大切です。

カウンセリング能力

整体の施術では、お客さまの状態をしっかりとカウンセリングすることが大切です。

お客さまとの会話を通じて、痛いところや身体の不調をしっかりと聞き出すことで、的確な施術をすることが可能です。

お客さまの訴えを十分に汲み取れなければ、クレームにつながることもあります。

コミュニケーション能力やカウンセリング能力を磨き、適切なカウンセリングができるようにしましょう。

経営に関する知識

整体師として働く人の中には、将来独立開業したいと考えている人も少なくありません。

独立開業するとなれば、整体師としての知識だけではなく、経営者として経営ノウハウやマーケティング・プロモーションなどの知識も必要です。

また、最近ではインターネットで集客することが主流となってきているため、顧客獲得のためにはウェブマーケティングの知識なども重要となるでしょう。

整体師に向いていないのはどんな人?

整体師は、一人前になってからも常に知識やスキルを勉強し続ける必要があります。

伝統的な施術方法を守ることは決して間違いではありませんが、いつまでも同じやり方で施術をしていては、新しい知識と施術法を持った整体師に競り勝つことは難しいでしょう。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

整体師の適性のまとめ

整体師に向いているのは、人と接することが好きで、奉仕の精神をもっている人です。

また、勉強熱心で向上心がある人、体力に自信がある人も向いているといえます。

整体の技術と知識はもちろん、お客さまの不調を正しく把握するためのカウンセリング能力、開業するのであれば経営に関する知識も求められます。

整体は次々に新しい施術方法がうまれているため、古いやり方に固執したり勉強を怠ったりする人には向かないでしょう。