内部監査の1日のスケジュール・生活スタイル

内部監査の業務スケジュール

内部監査は上場企業や大企業などが行う義務があるため、内部監査人として働く際は基本的にある程度規模の大きな会社が職場となります。

仕事内容は企業が定める規範や指針に沿って業務が行われているかの監査で、具体的には予備調査、監査計画、本調査、監査報告、改善提案、フォローアップなどの業務内容があります。

業務の効率化を推進するだけでなくし、不正・不祥事を未然に防ぎ、企業の信用を維持するという重要な役割をになっています。

販売業や製造業、サービス業など業界によって内部監査の内容は違いますが、業務改善や不正を防止するなど根本の役割は変わりません。

このように、業種が何であれ実務を担当するわけではないため監査は昼間に行うのが一般的です。

変則的な勤務になることはほぼなく規則正しい勤務スケジュールを組めますが、時期や会社、人によって1日の過ごし方は変わってくるでしょう。

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大手企業で働く内部監査の1日

ここではある大手企業の内部監査部門で働く人の1日を紹介していきます。

8:45 出社
メールをチェックし、当日のスケジュールとタスクを確認。
9:00 業務開始
朝ミーティング後、業務関連資料に目を通す。
9:30 監査マニュアル改変
監査をよりスムーズに進めるため、前回の監査を踏まえてマニュアルの改変を行う。
10:30 監査計画の立案
次回監査を実施する部門の監査計画を立案し、上司に確認を取る。

承認を得たので監査部門の責任者に計画を送付するとともに、電話でも簡単に説明する。

12:00 休憩
会社付近の食堂で昼食。
13:00 監査マニュアル改変
午前中に行っていたマニュアル改変の続きを行う。

全体効率化のために受け漏れがないよう、細かな部分にも気を配り作成する。

15:00 改善提案
以前行った監査で改善点が見つかったため、改善提案をまとめ担当者と打ち合わせ。

現実的に実施できる期間と見込まれる成果を共有する。

16:00 事務作業
この日に届いていた未返信のメールに返信を行い、明日の部門会議で使う資料をまとめる。
17:00 講習会参加
部門の若手メンバーと内部監査に関する外部講習会へ参加し知見を広める。
18:30 就業
講習会終了後は直帰扱いにして就業とし、同僚と食事に向かう。

内部監査の勤務時間・残業時間

9:00~18:00勤務といったように内部監査はごく一般的な時間帯で働きます。

もちろん企業によって違いますが、深夜勤務など不規則な勤務時間になることはありません。

内部監査として働く際は本社勤務が基本ですが、監査は各支店なども対象なので、他県に出張する機会もあります。

残業に関しても企業や部署の規模、業務範囲によって変わりますが、毎日夜中まで働くような激務になることはありません。

ただし、残業がゼロということは考えにくく、監査が近くなったり、監査後の報告書などを作成したりする時期は多少の残業は発生すると考えた方がよいでしょう。

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内部監査に休日出勤はある?

内部監査は休日は土日休みの週休2日がほとんどです。

祝日も休みのケースが多く、年末年始やゴールデンウイークなど一般的な連休も取得できます。

不規則な勤務形態ではないので、休みに関しても計画しやすいといえます。

休日出勤はほぼありませんが、決算期前後や報告書提出の期限が迫っていれば休日に対応することも考えられます。

しかし勤務先は上場企業や大手企業なので、振替休日の取得や、休日出勤手当など、法令に基づき制度が整えられています。

そもそも内部監査の部署が規定違反をしていると本末転倒なので、管理体制も整っています。