国家公務員の1日の流れとスケジュール

国家公務員の業務スケジュール

職場によってさまざまな働き方がある

国家公務員にもいろいろな仕事がありますが、中央省庁等で働く国家公務員の勤務時間は、一般的に1日あたり7時間45分、1週間あたり38時間45分となっています。

基本的には8時半から9時半頃が始業時間なので、その時間に間に合うように出勤し、メールチェックや新聞を読んで情報収集などを行います。

日勤の仕事だけではなく、たとえば刑務所や税関など職員が交替制で勤務するところでは、日によって宿直(夜勤)が入ることもあります。

また、最近では時差通勤や早出遅出勤務、フレックスタイム制などが導入されるケースも増えており、職員の事情に応じた柔軟な働き方がしやすくなっているのも特徴です。

国家公務員は激務?

国家公務員というと、常に激務というイメージを持つ人もいるようです。

たしかに国の未来を左右する責任ある仕事に携わるのは事実ですが、「働き方改革」への取り組みが進んでいる現在では、その旗振り役である国家公務員の残業時間を削減する動きが大きくなっています。

各省庁とも残業時間を減らす努力を求められており、メリハリをつけて働くことが重要視されています。

国会期間中など、どうしても残業時間が増えがちなときもありますが、落ちいている時期には早く帰ってプライベートの時間を確保することも可能です。

ただし、実際の忙しさや職場環境は配属先によってもだいぶ変わってくるようです。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す(PR)

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

農林水産省で働く若手国家公務員の1日

8:20 登庁・メールチェック
始業時間の10分から30分前くらいに勤務先に到着します。

1日にスタートはパソコンを立ち上げ、メールチェックから。

9:00 プロジェクトミーティング
担当プロジェクトについて、10名ほどのメンバーと意見交換・進捗状況の共有を行います。
10:30 デスクワーク
先ほどのミーティングで決まった事柄に関してまとめの資料を作成します。
12:00 昼休憩
同期と一緒に外へ出てランチへ。

業務が立て込んでいるときは仕事をしながらコンビニのおにぎりなどを食べることも。

13:00 想定問答作成
新たな政策改革に関する記者からの質問に備えた想定問答を作成します。
14:00 資料案作成
政策改革の全体像を対外的に示す資料案を作ります。
16:00 上司に同行
上司と一緒に関連機関との打ち合わせへ外出します。

議事録をとり、わからないことは後ほど調べるためにメモしておきます。

17:30 デスクワーク
メール対応や上司に当日の業務報告を行います。
19:30 退庁
業務が落ち着いている時期は、できるだけ残業をしないように心がけています。

国家公務員の勤務時間・休日・残業