品質管理の仕事、業務内容

生産する商品の品質を管理する

品質管理は、おもに製造業において、生産する製品の品質を管理する仕事です。

製造業では、良いものを一度だけ作ればいいわけではなく、安定的に同じ品質のものを作り出し続けなくてはなりません。

そこで品質管理担当者は品質のエキスパートとして、品質の安定したものが製造できるように管理を行っていきます。

なお、ここでいう「管理」の具体的な内容は業種や会社によってもさまざまですが、一般には工場などの現場における生産工程やスケジュールの管理、生産計画の立案、部品や材料の受発注業務、製造スタッフの教育など、多岐にわたる仕事に携わります。

ときには顧客とのやりとりや外注先との交渉などにも携わり、納期やコストを守りながら、一定の品質を保つための管理業務に広く関わっていくのが特徴です。

働きやすい製造現場をつくる

品質管理はその仕事を通じて、生産現場のスタッフがより安全に働くことができ、効率的に生産できるような体制や環境づくりにも携わります。

「一定の品質を維持する」といった観点から、製造ラインの課題を見つけ出したり、改善点を考えていったりすることは、結果的に、スムーズな生産の実現につながっていきます。

日常的に製造スタッフや他部門との連携が必要になることも多い仕事ですが、品質管理担当は製造に関わるさまざまな人と協力して、より良い製造ラインを作り上げていきます。

品質保証」との違いは?

会社によっては、「品質管理」と「品質保証」という別の職種の人が働いていることがあります。

この場合、両者の役割は多少重なる部分もありますが、おもに品質管理が「顧客の要求を満たす製品を維持しながら作り、提供していくこと」を目的とするのに対し、品質保証は「生産計画を立て、計画に沿った生産を実施し、あらかじめ決めた品質のものを作り出すこと」に重きが置かれます。

また、品質保証では品質を通じた利益向上や、トラブル対応まで広く携わっていく特徴があります。

大きく見ると、品質保証の中に品質管理の仕事が含まれるといえ、品質に関わる部署としては「品質保証部」が置かれることは多いようです。