品質管理に向いている人・適性・必要なスキル

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品質管理に向いている性格・適性

ものごとを突き詰めていくのが好きな人

品質管理は、「どうして不良品が発生するのか」「どうすれば作業手順を効率化できるか」「品質を維持したままコストダウンを図るにはどうすればいいか」など、あらゆる課題を考え続ける仕事です。

さまざまな可能性を探るために、常に頭をフル回転させて試行錯誤することが求められます。

こうした仕事に向いているのは、論理的に思考することが得意で、ものごとを突き詰めて考えるのが好きなタイプの人です。

日常生活においても、何気ないことや常識と考えられていることのひとつひとつに疑問をもち、解決しないと気が済まないという人は、品質管理としての適性があるでしょう。

こうした性格適性は、「知的好奇心」や「探求心」という言葉に置き換えてみるとわかりやすいかもしれません。

観察力のある人

品質管理として活躍するためには、日頃から製造現場をすみずみまでよく観察し、ほんの些細な変化や異常、違和感などに敏感に気づけるかどうかが重要になります。

観察眼が鋭く、ほかの人なら見過ごしてしまうような細かいところまでよく気がづくという人は、品質管理に向いています。

学校やクラブ活動などの集団生活において、自分のことばかり気にしてしまうのではなく、周囲の人のことまで見えているという視野の広い人は、品質管理としての適性が高いでしょう。

とくに大勢の人が働く製造現場を円滑にまわすためには、スタッフひとりひとりに気配りできるかがポイントとなるので、観察力は非常に大切です。

数字に強い人

品質管理には、何千、何万という完成品のデータを取るなど、統計学的な手法も必要になります。

大量のデータを集める際にも、集めたデータを分析する際にも、「その数字が何を意味しているのか」を正確に理解することが求められます。

算数や数学、物理などが得意で、数字に強いタイプの人は品質管理向きといえるでしょう。

あまり数字に強くない、抽象的な概念が苦手という人については、学生時代のうちにしっかりと理系科目を勉強しておいたほうがよいかもしれません。

品質管理部門で働くには

品質管理に必要なスキル・能力

仮説思考

仮説思考とは、起こっている結果から逆算して原因を想像し、「これはこういうことではないか」と、あり得そうな「説」を立てて検証してみるという発想方法です。

品質管理として働くうえでは、この仮説思考が非常に重要となります。

仮説思考に慣れ親しんでいれば、何らかのトラブルが発生した際もスピーディに原因を究明し、対策を講じることができるでしょう。

こうした思考プロセスは実験や研究などでよく用いられるため、「数字に強い」ことと同じように、文系よりも理系出身者が得意とするところです。

精神的タフさ

昨今はSNSが普及している影響もあって、企業の不祥事があっという間に拡散する時代となっています。

ある消費者が食品に異物が混入していた画像をツイッターにアップしたことで、それが世間を大きく騒がせたこともありました。

品質管理担当者は、「告発を受ける側」として、常に責任を負わなければならない立場にあります。

企業の看板を背負うに足るだけの、精神的なタフさが求められる職種といえるでしょう。

品質管理に向いていないのはどんな人?

大雑把な人

品質管理は、工場内においてデータを集めるなど、長時間にわたって根気の求められる作業をこなさなければならない職種です。

単純作業は集中力を維持するのも大変ですが、データには絶対の「正確性」が必要になりますので、丁寧に、忍耐強く作業しなければなりません。

いくら頭の回転が速かったり、アイディア力があったとしても、性格的に大雑把で、細かい作業が苦手という人は、品質管理に向いていません。

真面目で責任感の強い人でないと、品質管理として活躍することは難しいでしょう。

口下手な人

品質管理は、製品の品質を高めるために、「ああしてください」「こうしてください」と製造現場で働くスタッフに教育するポジションにあります。

ときには大勢のスタッフを一堂に集めて、研修の講師として教壇に立つこともあります。

口下手な人や、人前で話すのが苦手という人は、あまり品質管理には向きません。

うまくこちらの真意が伝わらないと、指示を受ける側としても困惑してしまいますし、「なんでそんな指図されないといけないんだ」というふうに、余計な反感を抱かれることにもなりかねません。