ベビーシッターになるには? 資格は必要? 【2020年最新情報】

この記事では、ベビーシッターになるにはどのような方法があるのか、具体的に解説します。

実はベビーシッターになるには、資格は必要ありません。

しかし、保護者がベビーシッターを依頼する際には、保育士看護師などの国家資格、認定ベビーシッター資格などを持っているかを重視するので、持っていると有利な資格はあります。

ベビーシッターになるために必要な情報を網羅しているので、参考にしてください。

ベビーシッターになるには

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この章では、ベビーシッターになるには何から始めればよいのか、具体的に解説します。

ベビーシッターに特別な資格は必要ない

ベビーシッターになるには、国家資格が必要な保育士と異なり特に資格は必要ありません。

しかし、保護者から依頼がなければ成り立たない職業なので、大事な子供を預けられる信頼を獲得できなければなりません。

そこで、以下のような資格があるとベビーシッターとして働くうえで活かすことができます。

ベビーシッターで活かせる資格

  • ・保育士・幼稚園教諭など教育系資格
  • ・看護師・助産師など医療系資格
  • ・認定ベビーシッター資格など民間資格

大事な子どもを預かる、ということは責任重大です。

子どもに関する専門知識がある保育士や、急な熱や怪我などにも対処できる看護師に依頼が集まるのは当然と言えるでしょう。

ベビーシッターの民間資格も広く知られており、資格を持っておくと保護者からの信頼を得やすくなります。

ベビーシッターの民間資格については、詳しくは後述します。

ベビーシッターの仕事の探し方と面接試験

ベビーシッターは、正社員としての募集は多くありません。

大半はアルバイト・パートや契約社員として働いており、ベビーシッターサービスを派遣する会社に応募することがベビーシッターとして働くための第一歩です。

ベビーシッターとして働く流れ

  • 1.ベビーシッターの求人情報を探して応募する
  • 2.書類(履歴書等)を提出する
  • 3.説明会に参加し、面接を受ける
  • 4.合格後、研修を受ける(1日から一週間程度)
  • 5.スタッフとして登録され、仕事をスタート

スタッフ登録された後は、希望条件に合う仕事を会社から紹介してもらい、依頼者の家庭に向かいます。

民間の保育所や企業内託児所に就職し、正社員あるいは契約社員として働く人もいます。

ベビーシッターの派遣会社の探し方と応募方法の例は以下の通りです。

ベビーシッター派遣会社の探し方・応募方法

  • ・求人誌から探して応募
  • ・求人サイトからの応募
  • ・ハローワーク
  • ・ベビーシッター派遣会社へ電話などで直接問い合わせ

働く女性が増えている都市部ではベビーシッターのニーズが高まり、仕事が比較的豊富にありますが、地方でベビーシッターを募集しているところはあまり多くないようです。

ベビーシッターの派遣会社の登録会で行われる面接試験では、以下のような質問をされます。

ベビーシッターの面接で確認されること

  • 資格の有無:なくても良いが保育士・幼稚園教諭、看護師などの資格があると有利
  • 子育て、集団保育経験:経験のある人の方が有利。努力や熱意次第では、経験がない人も採用される
  • 喫煙の有無:タバコを吸わないことは重要視される
  • ペットの有無:アレルギーへの配慮。ペットを飼っている家庭からの依頼が増えることも

面接に合格した後は、仕事をスタートする前に各会社が用意している研修を受けるのが一般的です。

研修では、依頼者のご家庭に向かうときの心構えや態度、注意点などを学び、研修期間は1日から一週間程度のところが多いようです。

これらの内容をきちんと理解できたらベビーシッターとして登録され、仕事を始めることができます。

ベビーシッターの仕事の場は幅広い

ベビーシッターは、お客さまのニーズに応じて、さまざまな場所で働きます。

依頼者の自宅を訪れて子どもの面倒を見るだけでなく、ベビーシッターの自宅で子どもを預かるケースもあります。

さらに、民間の託児所や家庭保育園、企業内の託児施設、デパート・ホテル・イベント会場等でも活躍しています。

ベビーシッターに資格は必要?

すでに何度か述べている通り、ベビーシッターに必須の資格はありません。

しかし、実際にベビーシッターとして働くには有利になる資格があり、大きく分けて2種類です。

ベビーシッターとして働くのに役立つ資格

  • ・保育士・看護師などのベビーシッター専門ではない国家資格
  • ・認定ベビーシッター資格などベビーシッターに特化した民間資格

国家資格は専門の学校に通う必要があり、時間も費用もかかりますが、民間資格は通信教育や独学でも取得可能です。

ベビーシッターは保育士・看護師資格が活かせる

ベビーシッターは、保育士や幼稚園教諭とは異なり、特定の専門学校や大学等を出ていなくても、ベビーシッターと名乗り、仕事をすることは可能です。

しかし、いざ仕事として保育に関わっていくのは、そう簡単なことでもありません。

保育士の資格や幼稚園教諭の免許状を取得していたり、子どもの急な体調変化があった場合に備えて、看護師の国家資格を持つ人も優遇されることがあります。

ベビーシッターの民間資格とは

ベビーシッターの民間資格

  • 認定ベビーシッター:全国保育サービス協会が認定。広く認知されており、受験資格には実務経験・研修会修了が必須
  • ベビーシッター資格:日本能力開発推進協会(JADP)が認定。教育カリキュラム修了、試験合格で取得可能
  • ベビーシッター技能認定:医療教育財団が認定。特別な受験資格なしで筆記試験のみ。

ベビーシッターの代表的な民間資格は上記の3つです。

「認定ベビーシッター」は最も一般的に知られている資格で、受験資格を得るには実務経験が必要なのでハードルが少し高めです。

「認定ベビーシッター資格」を取得していると、ベビーシッターとしての就職先を探すときに有利になったり、お客さまからの信頼も集めやすくなります。

「ベビーシッター資格」「ベビーシッター技能認定」はどちらも在宅で資格取得が可能です。

ベビーシッターに資格や免許は必要? 認定ベビーシッター試験とは?

ベビーシッターの資格は取得しておくべき?

ベビーシッターに関する資格は必ずしも必要ではありませんが、本格的に仕事として請け負うのであれば必要な知識を身に着けるためにも取得しておいた方が良いでしょう。

ベビーシッターは、仕事としては未経験でも子育て経験や、集団保育の経験がある人が優遇されることが多いです。

近年はベビーシッターの需要が高まっているため、経験がなくても採用されることも増えていますが、「子どもの世話をする」というのは、決して簡単なことではありません。

ベビーシッターとして働いてみたいけれど不安もあるという人は、民間のベビーシッター養成講座を受けて基礎的なことを学んだり、ボランティアや短期アルバイトとして保育の現場を経験してみたりすると、安心して仕事を始められるかもしれません。

ベビーシッターの仕事内容

ベビーシッターになるには、仕事内容を正しく理解しておくことも大切です。

この章では、ベビーシッターの具体的な仕事内容について紹介します。

ベビーシッターのメインは子供の世話

ベビーシッターの主な仕事は「子どもの面倒をみること」ですが、内容はさまざまです。

ベビーシッターの仕事

  • ・子どもの遊び相手をする
  • ・食事、トイレ、お風呂などの世話
  • ・保育園などの送り迎え
  • ・勉強や習い事などの面倒を見る

特に食事についてはアレルギーの有無をしっかり確認して、責任をもって子どもを預かる必要があります。

家事手伝いも仕事の一部になることも

ベビーシッターを依頼する親には色々な理由があります。

【ベビーシッターを依頼する理由の例】

  • ・親の仕事の都合がつかないとき
  • ・子どもの兄弟が病気になってしまった時
  • ・育児疲れ解消のための休暇が欲しい時

共働き家庭・核家族の家庭が増える中、「育児のサポートをしてほしい」という需要は増えています。

そこで、ベビーシッターには子どもの世話以外にも、掃除や洗濯、食事の準備など家事の手伝いも仕事として求められることがあります。

依頼主の希望に合わせた対応が必要です。

ベビーシッターの将来性は?

共働きの家庭が増えている中で、保育園や幼稚園不足による待機児童の問題はまだ解決されいません。

したがって、子どもを安心して預けることができるベビーシッターの需要は増大しています。

また、幼児教育熱が高まり、「子どもに合った教育を受けさせたい」と考える保護者も増えています。

ベビーシッターはオプション資格で特色を出せると有利

ベビーシッターの需要の中には「1対1で子どもと向き合って世話をしてほしい」という場合もあります。

中には、勉強や楽器、英語、プログラミングなどの教育を兼ねてベビーシッターを雇いたいという人もいます。

「育児経験がある」というだけでなく、教育に関する専門知識や英語力や楽器演奏など特殊技能を持ったベビーシッターは、これからさらに需要が伸びていくものと考えられます。

ベビーシッターになるための学校の種類

医師には医師免許、教員には教員免許といったようにベビーシッターになるために必須の資格はありません。

したがってどのような学校からでもベビーシッターを目指すことが可能です。

ベビーシッターを目指す人は乳幼児の保育に関心を持ち、その分野での活躍を目指すことから、保育士の資格を取得するための大学・短大・専門学校などで学ぶのが一般的です。

その他、幼稚園教諭、小学校教諭、看護師、助産師といった資格を取得できる学校を卒業した人も業界では有資格者として活躍しています。

ベビーシッターになるためにはどんな学校に行けばいい?(大学・専門学校)

ベビーシッターに向いている人

まず「子どもが好き」であることが大切です。

しかし、ただ「かわいい」と思うだけでなく、「大事な子どもを守る」という責任感を持てる人であることが求められます。

また、仕事ではさまざまな個性を持つ子どもの面倒を見ることになるため、明るく、やさしく、親しみが持てるタイプの人が望ましいでしょう。

ベビーシッターに向いている人・適性・必要なスキル

ベビーシッターになるには年齢制限はある?

ベビーシッターは、何歳からでも目指すことができます。

子育て経験が生かせるため、子育てが落ち着いた主婦がその経験を活かして仕事をすることも少なくありません。

ただし、資格がなく子育て経験のみの場合は、医療の進歩や考え方の違いにより誤った知識を身に付けていることもあるため、しっかりと保育について勉強しなおすことが必要です。

ベビーシッターは学生や高卒も目指せる?

ベビーシッターには学歴は必要ありませんが、学生のうちからベビーシッターの仕事をすることは難しいかもしれません。

この章では高卒や学生のうちからベビーシッターの仕事ができるのか、という点を解説します。

ベビーシッターは専門の学生であれば仕事ができることも

大学や短大、専門学校で保育士や幼稚園教諭の資格を取得できるコースを専攻している学生であれば受け入れている事業所もありますが全てではありません。

学生の間にベビーシッターの経験を積むのは場合によっては狭き門になることもありえることを心得ておきましょう。

自治体によっては子育てサポーターとして学生の登録を呼びかけているところもあります。

この場合、利用者が安心してシッティングを依頼できるように独自の研修を設け、修了者が登録されるという流れになっています。

ただし、学生不可としている自治体も多いのが実状です。

子育てサポーターへの登録を希望している人は自身の在住している自治体が学生を受け入れているかどうか調べる必要があるでしょう。

すぐにベビーシッターになりたいならフリーランス

ベビーシッターの肩書きを名乗るのに学歴や資格は不要であるため、学生であってもフリーランスで活動することは可能です。

ベビーシッターのマッチングサービスを閲覧してみると多くの学生が登録していることが分かるでしょう。

中には保育とは関係のない分野の学生も多数シッター登録しています。

学生ベビーシッターのメリット・デメリット

学生ベビーシッターのメリット・デメリット

  • ・メリット:歳の近い学生シッターは子どもと良好な関係を築きやすい
  • ・デメリット:経験の浅い学生に依頼することに抵抗感を持つ人がいる

利用者の立場で考えた場合、経験が浅い学生にベビーシッターとして依頼することは不安を持つ人がいます。

前述のような資格取得予定の学生であることは、保護者の安心につながります。

一方、学生ベビーシッターが成功する一例として、普段母親には言えないことをシッターにだけは話せるといったような信頼関係を構築できた場合が挙げられます。

時として敬遠されがちな男性シッターが重宝されることも珍しくありません。

まずはボランティアから

ベビーシッターの採用条件の筆頭は育児経験の有無です。

したがって学生の立場でベビーシッターを行おうとすることは非常に不利であるといわざるを得ません。

将来のための経験としてベビーシッターの経験をしておきたいのであれば、子育て支援施設や児童館などでボランティアとして子どもとの関わり方を学んでいく道も選択肢に入れるとよいでしょう。

ベビーシッターになるには女性じゃないとダメ?男性にもなれる?

ベビーシッターは女性が中心ですが、時には男性シッターが好まれることもあります。

この章では、ベビーシッター業界における男性・女性に期待されることの違いを解説します。

ベビーシッターは女性が中心

ベビーシッターを含む保育業界は、女性が圧倒的に多いのが大きな特徴です。

シッティングを行う事業所の中には男女比が9対1というところも珍しくなく、男性シッターが在籍していないというところもあるほどです。

また、男性保育士、男性幼稚園教諭の割合も全体の10%にも満たないのが現状です。

ただし、これまでの「保母」という呼称が「保育士」に変わったこともあり、男性の保育従事者は増加してきています。

育児は女性のものという昔からのイメージが根強いのも事実ですが、そもそも子育ては男女が協力して行うもので、男性にしかできない育児の方法もあり、男性の育児参加は今後もどんどん推奨されていくことは間違いありません。

ベビーシッターは男性に依頼したい、という人も

男性のベビーシッターをぜひ頼みたいと考える依頼者も多く存在します。

男性ベビーシッターに期待されていること

  • ・元気な男の子の面倒を見る
  • ・母親には見せない一面を男性シッターには見せられる
  • ・力仕事や機械のメンテナンスなどのオプション

体力面での強みがある男性シッターは子どもへのアプローチも非常にアクティブで、特にやんちゃざかりの男の子の保育の依頼を受けることが多くなるようです。

母親には見せない一面を男性シッターには見せられる、という側面があるのも人気の理由の一つです。

また男性ベビーシッターを頼むメリットとして、力仕事や機械のメンテナンスなどといった女性が苦手とする家事の代行もオプションとして頼むことができるということが挙げられます。

もちろんメインのシッティング業務に支障をきたさない範囲の軽いものになりますが、働く女性にとっては嬉しいポイントとなっています。

男性ベビーシッター人気が高まる反面、男性では信頼を置ききれないと考える依頼者が一定数いるのも事実で、事業所の中には無資格の男性シッターは登録不可とするところもあります。

まだ男性ベビーシッターは女性に比べると採用のハードルが高いことは覚悟しておかなくてはなりません。