ベビーシッターのつらいこと・大変なこと・苦労

自分のペースでは働けない

ベビーシッターは、人間相手の仕事である以上、自分のペースでは働けません。

いつでも、依頼者となる保護者のニーズをきちんと把握して、その期待に応えるように動く必要があります。

依頼者の都合で仕事が急にキャンセルになることもあるほか、シッター中もさまざまな苦労があります。

子どもの個性は一人ひとり異なりますし、家庭によってしつけの状況も違いますから、あまり手のかからない子もいれば、なかなか言うことを聞いてくれず、こちらが困り果ててしまうような子もいます。

ベビーシッターは、おのおのの個性を見極めて根気よく相手をしなくてはなりません。

また、時には子どもの遊び相手になって、一緒に走り回ることもあります。

精神的にも肉体的にもタフでなくては、ベビーシッターは務まりません。

大切な子どもを預かる責任の重さ

ベビーシッターには、「依頼者の大事な子どもを預かる」というプレッシャーもあります。

子どもが遊ぶときはケガをしないように注意深く見守り続けると同時に、顔色や体調はどうか、食事量やトイレに普段と違いはないかということにも常に気を配りながら働く必要があります。

子どもが大好きという気持ちは大事ですが、それ以上に、子どもを守るという強い責任感がなければ、ベビーシッターをやっていくことはできません。

たとえアルバイトや派遣で働くとしても、プロフェッショナルとしての自覚が求められるため、責任感の強い人でなければ務まらないでしょう。

依頼者との相性

ベビーシッターは、基本的に自分一人で子どもの面倒をみます。

そのため、他のスタッフと協力して集団保育をする幼稚園や保育園での勤務に比べれば、人間関係で悩むことは少ないないといわれています。

しかし、ベビーシッターの場合、依頼者との相性がどうしても合わないという場合が出てきます。

ベビーシッターは、いつでも依頼者から信頼してもらえるように努力すべきですが、人と人が深く関わり合う仕事なだけに、どうしてもうまくいかないこともあるかもしれません。

そのような場合は、会社に相談し事情をきちんと説明すれば、代わりに別のシッターが案件を引き継ぐほか、依頼者のほうから会社に「シッターを変えてほしい」と要望が入る場合もあります。

依頼者と相性が合わないとどうしても落ち込んでしまいますが、誠実に仕事を続けていれば、必ず自分を認めてくれる依頼者も現れます。

気持ちを切り替えて、子どもと接するときは常に笑顔で頑張ることが大切です。

トラブルへの対処

ベビーシッターの多くは、依頼者であるお客さまの自宅に出向いて働きます。

仕事中はどのベビーシッターも細心の注意を払いますが、人と人が関わり合う仕事なだけに、トラブルを100%防ぐことは難しいと考えておくことも大事です。

ベビーシッターのトラブルとして多いのは、ものの紛失や破損、子どものけがなどです。

こうしたトラブルが起きてしまった際は、少しでも早い段階でしっかりと依頼者・会社の双方に伝え、誠実に対応することが必要です。