ウエディングプランナーの営業業務

お客さまを獲得するという役割

一般的なウエディングプランナーのイメージは「新郎新婦とともに、最高の式をつくり上げていく素敵な職業」というものでしょう。

それゆえに近年、ウエディングプランナーを志望する人は非常に多く、競争率の高い人気の職業となっています。

しかし、ウエディングプランナーの仕事は、式の計画を立てたり、式当日に現場を仕切って活躍するばかりではありません。

そもそもお客さま(新郎新婦)がいなければ、ウエディングプランナーの仕事が成り立たないことは皆さんも想像できますよね?

そのお客さまを獲得することも、ウエディングプランナーに課せられた役割なのです。

営業の重要性とは?

一生に一度となる結婚式。どのお客さまも「思い出に残る最高の式にしたい!」と考えて、たくさんの式場の中から最も自分の理想を叶えてくれそうなところを真剣に探します。

多数のライバル会社がそれぞれの式場の魅力をアピールする中、いかに自社の式場の魅力を伝え、自分のプランを選んでもらうかが勝負。

ただ一方的に話すだけではなく、相手の要望をしっかり汲み取って、相手の心に響くような表現で式場やプランの魅力を伝える力が、ウエディングプランナーには求められます。

営業成績はどうしても「受注件数」という数字に表れてしまうため、人によっては精神的な負担を感じてしまうこともあります。

ウエディングプランナーの能力として、営業力も加味されるわけですから「売り上げが取れるプランナー」と「売り上げが取れないプランナー」と社内で分けられてしまうこともあるようです。

勤務先によってはノルマに近いものがあり、なかなか売上がとれないとプレッシャーを感じるかもしれません。

こういった営業でお客さまを惹きつけることができたのちに、ようやく式に向けた打ち合わせがスタートしていきます。

ですが、営業があることを知らず、「新郎新婦のため、素敵な結婚式をプランニングして、ともに感動の涙を流したい」という気持ちだけで業界に飛び込んできた新入社員は、理想と現実のギャップに戸惑い、数ヵ月で退職してしまうようなケースもあります。

お客さまとの信頼関係を築こう

営業と聞くと「つらい」「苦しい」といったネガティブなイメージを抱くかもしれません。しかし、営業する相手は、いずれ自分のお客さまにかもしれないなる方ばかりです。

営業がどんなに大変でも、ウェディングプランナーを続けている方たちはこの現実を乗り越えています。その一番の理由はやはり、新郎新婦からもらう「ありがとう」という言葉だそうです。

決して安いとは言えない金額を支払ってもらう上に温かい言葉をかけてもらえる。この言葉が本当に支えになるそうです。

また、営業を通してお客さまと信頼関係を築けたり、日常生活ではまず知り合えない人ともたくさん出会うことができます。

こういった面にやりがいを見出し、ウエディングプランナーとしての力をメキメキと伸ばす人もいます。

ウエディングプランナーになりたいと思う人は、何よりもまず、華々しい結婚式のプランニングという面だけでなく、営業も仕事の一部なのだと理解したうえで、この仕事を目指すことが重要です。

全力で仕事に向き合っていれば、新郎新婦は必ず「ありがとう」と声をかけてくださいます。こういった言葉を励みに、ウエディングプランナーはまた明日も前向きに仕事に取り組んでいけるのです。

仕事体験談