1分でわかる「仲居」

仕事内容
旅館を訪れた客を一番に迎え、見送ります。

その後、荷物を預かり、大浴場や食堂、売店など館内の案内を行いながら部屋に案内します。

部屋に着いたらお茶を入れ、設備の使用方法や非常時の避難経路を伝えます。

朝夕の配膳時に、各料理の説明をし、飲み物の注文をとります。

その際、料理に関する質問を受けることも。

食事が終った後は迅速な下膳を行い、会場を次の食事ができる状態に整えます。

また、周辺の観光案内は一通りできる存在です。

加えて、タクシーの手配やバスの時刻表案内、店の予約といったサービスを行う場合もあります。

旅館によっては売店の店員や館内の清掃、送迎を行うこともあります。
なるには
学歴、資格は不要です。

ノウハウは実際に現場で働き始めてから身体で覚えることになります。

ただし、競合した場合に不利になることもあるため、進学は前向きに検討すべきでしょう。

募集がある旅館に問い合わせ、採用面接を経て直接雇用されることを目指します。

一方で最近では深刻な人材難を打破すべく、派遣会社経由で仲居を雇うところも増えてきているのでそういったところに登録するのも一つの手段です。

余裕があれば「接客サービスマナー検定」や「サービス接遇検定」をとっておくと採用面接での強みにすることができます。
給料
仲居の平均月収は20万円前後。

年収では300万円弱になります。

賞与は良いところで1ヶ月分程度。

他業種に比べてやや低めと考えておきましょう。

また、旅館によっても大きく差があり、景観の悪い旅館などは平均を下ることもあります。

それを補う制度して、賄いや寮費を提供してくれる旅館も多いのがこの業界の特徴です。

住む場所と食べるものに困らなければ、給料が少なくても生活していくことが可能になります。

また派遣社員として仲居になった場合、時給で換算されるため、正社員よりも手取りが良くなる場合があります。
将来性
有名観光地においても働き手の不足が大きな課題になっています。

現在仲居として活躍している人の中には、旅館との直接雇用ではなく、派遣会社経由で勤務している人も少なくありません。

訪日外国人が依然として増加し続けている状況下において、観光業は国内の貴重な産業の一つです。

サービスの質を維持するために人件費は削減できないため、仲居の需要が下がっていく可能性は当面考えなくてよいでしょう。

子育てや介護などとの兼ね合いで現場を離れざるを得なかった女性をターゲットとした就職説明会の開催に積極的な旅館も増えてきています。