ツアーコンダクターの給料・年収

厳しい待遇の職場が多い

旅行業界の競争は厳しく、各社ともコスト削減の流れが続いています。ツアーコンダクターの待遇も厳しい状況にあり、正社員の採用を減らし、派遣社員を雇うケースが多く見られます。

派遣社員の場合、基本的に給料は「日当」という形で得ることになります。

日当は経験やスキル、年齢等によって異なりますが、国内添乗で7,000円〜12,000円、海外添乗で8,000円〜25,000円が相場となっているようです。

案件を多くこなせばこなすほど収入は増えるものの、いつでも安定して仕事が入るとは限りません。

また、海外で戦争や内紛が起きたり伝染病などが流行したりすれば、予定していたツアーが突然中止になってしまうこともあります。

こういったことから、派遣社員の収入は不安定になりがちです。正社員であっても給料はさほど恵まれておらず、年収にして300万円以下という人も珍しくありません。

ツアーコンダクターとして生計を立てていくのは決して簡単ではないといえそうです。

残業代が出ないことも

拘束時間が長くなりがちなことも、この仕事が「大変だ」「激務だ」といわれるゆえんです。ひとたびツアーに出れば、ツアーコンダクターは基本的にずっと仕事モードになります。

泊りがけのツアーの場合、たとえ夜中であってもツアー客から問い合わせなどがあれば対応しなければなりませんから、気を抜くことはできないのです。

また、日帰りの場合でも1日12時間以上の拘束となったり、早朝出勤をして帰宅は深夜ということも多くあります。

それでも、残業代のようなものは支給されないこともあるようです。

収入アップのためには

ツアーコンダクターは激務であること、また給与水準の低さなどから若手が多い世界だといわれますが、中には40歳を過ぎても現役で活躍するベテランもいます。

ツアーコンダクターの仕事以外に、カウンター業務やプランニング業務まで兼務できるようになると優遇され、収入の大幅なアップにつながることも期待できます。

この仕事は経験と知識が武器になります。たくさんのツアーに添乗し、特定の国や地域、言語に精通すれば、かなりの強みとなるでしょう。

新人時代は厳しい生活になることも覚悟しておく必要がありますが、地道にキャリアを重ねることで、大きく活躍することも不可能ではありません。