ツアーコンダクターの1日のスケジュール・生活スタイル
ツアーコンダクターの業務スケジュール
ツアーコンダクターの仕事は、さまざまなパッケージツアーや団体旅行に同行し、ツアー客のお世話をしたり、旅先での安全を確保することです。
ツアーによって勤務時間や行き先、また業務内容も変わってきますが、ここではいくつか例に挙げながら、ツアーコンダクターがどのような1日を過ごしているのか紹介します。
日帰りツアーに添乗する日の1日
宿泊を伴うツアーや海外ツアーに添乗する場合
海外ツアーに添乗する際も、基本的には国内ツアーと同様、事前に決められたスケジュール通りにツアー客をサポートしていきます。
飛行機に乗る際の搭乗手続きやホテルのチェックイン・チェックアウトなど、外国語を使って対応しなければならないことも多いため、ツアーコンダクターはそういったサポートも行います。
また、宿泊を伴うツアーですので、夜間の対応もあります。
参加者が大体寝入った後は、翌日の確認や調整などを行い、ツアーコンダクターも休みます。
ただし、夜間に何かトラブルがあった際には連絡がありますので、いつでも対応できるような心つもりをしておく必要があります。
海外ツアーには2泊程度のものもあれば、10泊以上という長いものもあります。
ツアー中はあまりゆっくり休めないことも多いですが、自分の体調管理をしっかりして、長丁場を乗り切る必要があります。
また、文化や習慣が違う国で滞在するのは楽しい反面、お客さまの不安も大きくなりがちです。
慣れない環境で体調不良を起こす人や、自由時間などに道に迷ってしまう人もいます。
事前に注意事項をしっかりと伝えたうえで、お客さまの様子にはしっかりと注意を払い、お客さまが安心して心から旅を楽しめるようにすることが大切です。
ツアーコンダクターの生活スタイル
ツアーコンダクターの1日のスケジュールは、ツアー添乗の有無やツアーの内容によって大きく異なります。
ツアーのない日には、オフィスに出社して担当するツアーに関連するデスクワークを行う日もあります。
週末や連休にはツアーも多く組まれますので、休みも不定期となることも多いです。
そのため、毎日決まった時間に決まったスケジュールで生活することは難しいでしょう。
状況に応じて臨機応変に対応できること、不規則な生活に耐えられることがツアーコンダクターには必要なのです。