市議会議員の仕事内容

市議会議員(市議)の役割は、市民の声を市政に反映させること。そのために具体的にどのような仕事をするのか、主な内容について、議会会期中と会期外(閉会中)に分けて紹介しましょう。

議会会期中の仕事

議会には、通常、3月、6月、9月、12月の年4回開催される定例会と、必要に応じて招集される臨時会があります。

市議は、議会に出席して市長やほかの市議が提出した議案の審議や議決を行ったり、ときには自らが議案を提出したり、行政が正しく行われているかをチェックし、疑問点や問題点などがあれば厳しく追及したりします。

議会の会期は、議会初日に決めます。定例会と臨時会を合わせた各市議会の1年間当たりの平均会期日数は、約87日ということです。

議会会期外(閉会中)の仕事

議会が閉会されたら、市議は集会や個人新聞、ブログやツイッターなどを通じ、どういう問題についてどう対応することになったかという議会の結果を市民に報告したり、発信したりします。

さらに、次の議会に向けた準備に取り掛かります。中身の濃い議論をして、適切に議決するために行政や市民生活の状況についてじっくり調査するのです。

タウンミーティングなどを開いて市民の声を集めたり、町内会や商店街などからの要望を聞いたり、市役所に足を運んで行政についての説明を受けたりします。

ときには、他の都市で行われた政策の成功事例を学ぶために、視察に出かけます。

また、こうした議会に向けた準備の中で、自らの市政についての考えや政策を市民に訴えるのも閉会中の重要な仕事です。

若手市議に求められる役割や仕事

市議の役割や仕事の中で、とくに若手市議に求められているのは、政治に無関心といわれる若い世代の声を集め、市政に反映させること。

最近では、同世代の友人や仲間の力を借りながら、若い世代がよく利用するカフェで、定期的にタウンミーティングを開き、そこで集めた意見や要望を議会に持ち込んでいる若手市議もいるようです。

20代、30代こそ生活への不満や悩みは多いはず。彼らと感覚や発想が近い若い市議だからこそ、若者と市政との架け橋になれる可能性は高いでしょう。