救急救命士の志望動機

救急救命士の志望動機のポイント

どのような職業に就く場合でもそうですが、救急救命士の面接でも、必ず志望動機を聞かれます。

志望動機を答える際に最も大切なことは、「自分は人命を助けたいという純粋な気持ちがあって、ここに来た」という熱意を伝えることです。

当たり前のようですが、どのような内容の志望動機であれ、その思いがきちんと面接官に伝われば問題ありません。

なお、医療業界のなかでも救急救命士はやや特殊な存在で、おもに消防署に勤務し、医療機関までスピーディーに搬送することを役目とします。

治療や蘇生を目的とする「医師」や「看護師」と救急救命士の決定的な違いはそこにあるため、もし「なぜ、救急救命士がいいのか?」と聞かれた際にきちんと答えられるよう、救急救命士の仕事内容や役目に対する自分なりの意見を持つことも必要でしょう。

こんな人はNG!

面接の志望動機で低評価を受ける人のパターンをいくつか挙げてみましょう。

医療業界(地方公務員)は安定職だから…

「救急救命士は地方公務員で安定職だから」といった気持ちは、多くの救急救命士が少なからず持っていることかもしれません。

しかし、面接の場であえて話す必要はありません。

給料、待遇、安定といった点よりも、仕事に対する熱意を示す内容を表したほうがよいでしょう。

体力に自信があるから…

「小中高と野球をしてきました。自分の体力を活かせる職業をと思い、志望しました」といった内容を考える人もいるようです。

たしかに、救急救命士は体力がないと続けられないとよくいわれますが、体力が必要な仕事は救急救命士以外にも、運送業、建設業などたくさんあります。救急救命士を希望する直接の動機にはならないでしょう。

面接官は、重体の傷病者の前で落ち着いて対処し、素直に人命を助けたいという気持ちで働けるかどうか、ということを判断したいと考えています。

「消防官」としては体力もアピール要素の一つにはなりますが、体力に加えて救急救命士に対する思いをアピールすることが大切です。

自分にできることを見つけたくて…

「高校卒業後、フリーターを続けていましたが、まだ自分にも可能性があると思い、一から挑戦する気持ちで出願しました」

一見切実さが感じられて好印象のように見えますが、上記と同じく、救急救命士でなければならない理由にはなっておらず、どうしても腑に落ちない感じがします。

やはり「救急救命士になって苦しんでいる人を助けたい」という気持ちを伝えることが一番大切でしょう。