国税専門官のやりがい

国を支える重要な仕事ができる

国税専門官は納税者と国庫を繋ぐ重要な仕事です。

納税は国民の義務と法律で定められていますが、国税専門官をはじめとする国税従事者は、そうした制度を実際に運営する仕事であり、国の礎をサポートする要でもあります。

日本の税収は、2016年度には年間およそ56兆円にものぼっています。

国税専門官がそのすべてに関わっているわけではありませんが、公共事業や社会保障などの国の制度は、そうした国家公務員の仕事なくしては成り立ちません。

国税専門官は、納税者と実際に向き合う身近な現場で働くことで、自分の担っている仕事の責任の重さを実感することができるでしょう。

さまざまな人と出会える

国税専門官として働いていると、さまざまな納税者と直に接する機会が多くあります。

とくに若いうちは、自分よりも年齢が上で、日常生活では出会えない立場の人とも出会うことになるでしょう。

多様な業種の話を聞くことができ、見識が広がっていきます。

また、さまざまな人と対等な立場で話せるために勉強をしていくことで、自分自身をどんどん成長させることができます。

需要のあるスキルで転職も可能

国税専門官は、いわば税法や会計のスペシャリストです。

そのため、専門性を持つことで、退職後に民間に転職しやすいのも大きな魅力のひとつです。

具体的な転職先は圧倒的に「税理士」が多いです。

その大きな理由として、一定期間勤務した国税専門官は、税理士試験の試験科目が一部免除になることが挙げられます。

国税に携わるなかで培った専門知識や経験を駆使して、税理士事務所を旗揚げするパターンが多く見られます。

税理士はおもに企業の会計コンサルタント業務を行うのが仕事で、つまりは「いかに企業にとって税の負担を減らすことができるか」を考え、提案します。

また、個人事業主向けの会計や税の仕組みを詳しく解説するための書籍を執筆するなど、最近ではマルチに活躍する税理士も増えています。

税務署勤務で得た豊富な経験と知識を使って幅広く活躍する機会があるという点においても、国税専門官は魅力的な職業といえるでしょう。