国税専門官のやりがい

国税専門官のやりがいとは

国税専門官は納税者と国庫を繋ぐ重要な仕事です。納税は国民の義務と法律で定められていますが、国税専門官を始めとする国税従事者はそうした制度を実際に運営する仕事であり、国の礎をサポートする要でもあります。

日本の税収は年間およそ40兆円にも上り、国税専門官がそのすべてに関わっているわけではありませんが、公共事業や社会保障などの国営サービスはそうした国家公務員の仕事なくしては成り立ちません。

納税者と実際に向き合う身近な現場の中で、そうした仕事のやりがいを感じることもあるでしょう。

需要のあるスキルで転職も可能

仕事のやりがいとは少し趣が異なるかもしれませんが、国税専門官は言わば税法や会計のスペシャリストですので、退職後に民間に転職しやすいのも大きな魅力の1つです。

具体的な転職先は圧倒的に税理士が多く、これは一定期間勤務した国税専門官は税理士試験の試験科目が一部免除になることが大きな理由の1つですが、国税に携わる上で培った専門知識や経験を駆使して、税理士事務所を旗揚げするパターンが多く見られます。

税理士は主に企業の会計コンサルタント業務を行うのが仕事で、つまりは「いかに企業にとって税の負担を減らすことができるか」を考え、提案することが主な業務内容です。

また、個人事業主向けの会計や税の仕組みを詳しく解説するための書籍を執筆するなど、最近では税理士の仕事がどんどんマルチになってきています。

税務署勤務で得た豊富な経験と知識を使って幅広く活躍する機会があるという意味では、やはり国税専門官は魅力的な職業と言えるでしょう。