気象予報士試験の難易度、合格率

気象予報士試験について

気象予報士試験の難易度は?

お天気キャスターのように予報されたものを伝える分には資格は必要ではありませんが、天気を予報する業務を行うためには、気象予報士の資格が必要です。

気象予報士になるには

気象予報士の資格試験は一般的に難関であるといわれています。

たとえば、2018年1月に実施された第49回試験では2,788人が受験しましたが、合格者は162人のみです。

合格率は受験者数に対して例年5%前後であり、試験制度の導入から20年近く経過した現在でも、国家資格であるにも関わらず資格取得者数は10,000人以下と少数です。

専門知識が問われるだけでなく、実技試験もある難易度の高い試験であり、かなりの勉強量が必要です。

ここでは気象予報士試験資格の合格ラインや統計データを詳しくご紹介しましょう。

気象予報士資格試験の合格ライン

気象予報士資格試験は選択式問題の学科試験と記述式問題の実技試験があり、学科試験で合格点を獲得した場合のみ、実技試験の採点が行われます。

試験合格の可否は学科試験・実技試験の両方の点数の合計が基準となります。

気象予報士資格試験は法律で年1回以上設けることが決まっており、毎年8月と1月に2回行われるのが通例となっています。

8月の試験の方が受験者数が若干多い傾向にありますが、気象予報士資格試験は相対評価でなく、あくまでも個々の点数で合否を決める絶対評価です。

受験者数が多いからといって合格率が下がることはほとんどありません。その点は心配する必要はないでしょう。

気象予報士試験の受験者数

気象予報士試験の受験者数は、減少の傾向にあり、2018年1月に行われた49回試験の受験者数は、2,788人となりました。
気象予報士試験受験者数_29

気象予報士試験の合格率

気象予報士試験の合格率は、4%台を推移しており難易度が高い試験といえますが、第49回試験の合格率は過去10年間で最高の5.8%となっています。
気象予報士試験合格率_29

平成30年度 気象予報士試験の概要

試験日 年2回、8月と1月に実施。
第50回:平成29年8月26日(日)
第51回:平成30年1月27日(日)
試験地 北海道・宮城県・東京都・大阪府・福岡県・沖縄県
受験資格 受験資格の制限はありません。
試験内容

試験内容

・試験は学科試験と実技試験があります。
・学科試験は,予報業務に関する一般知識と予報業務に関する専門知識があり,原則として5つの選択肢から1つを選択する多肢選択式によるものとします。
・実技試験は,文章や図表で解答する記述式です。

試験の一部免除について

・学科一般・専門のいずれか,または両方に合格された方については,申請により合格発表日から一年以内に行われる当該学科試験が免除されます。
・また、気象業務に関する業務経歴又は資格を有する方については,申請により学科試験の一部又は全部が免除になります。

試験科目

学科試験の科目

1.予報業務に関する一般知識
・大気の構造
・大気の熱力学
・降水過程
・大気における放射
・大気の力学
・気象現象
・気候の変動
・気象業務法その他の気象業務に関する法規
2.予報業務に関する専門知識
・観測の成果の利用
・数値予報
・短期予報・中期予報
・長期予報
・局地予報
・短時間予報
・気象災害
・予想の精度の評価
・気象の予想の応用

実技試験の科目

1.気象概況及びその変動の把握
2.局地的な気象の予報
3.台風等緊急時における対応

合格率 5.8%(第49回)
合格発表 第50回:平成30年10月 5日(金)
第51回:平成31年3月 8日(金)
受験料 11,400円
詳細情報 財団法人 気象業務支援センター