気象予報士の給料・年収

気象予報士の平均年収・給料

気象予報士は資格取得後、一般企業や民間気象会社、メディア関係などに就職しています。

また、自衛隊の気象予報官や気象庁職員などの国家公務員になるケースもあります。

年収・給与はその勤め先によって大きく変わりますが、一般的には国家資格を持った専門職であるからといって高給が望めるというわけではありません。

気象予報士の平均年収・月収・ボーナス

各社の平均年収をもとに算出すると、気象予報士の平均年収は450万円前後となると思われます。

ボーナスが年間でおよそ3ヶ月分と考えると、月額総支給額は30万円、ボーナスは年間90万円ほど支給されていると考えられます。

東京都で勤務する気象予報士で、独身の人の場合、交通費などを除外して考えると月の手取り額は27〜28万円ほどになると見込まれます。

現在、日本人全体の平均年収が約420万円と言われていることから考えると、国家資格を有している割には平均的であるといえるでしょう。

気象予報士の初任給はどれくらい?

新人気象予報士や民間企業に新卒で採用された場合、初任給の相場は18~22万円ほどで、公務員、民間どちらの場合も差はほぼありません。

またほかの企業と比べても大きな差はなく、初年度は年収300万円台となるでしょう。

公務員や正社員の場合は、年齢重ね経験をつむうちに400万円台、500万円台と徐々に年収がアップしていきます。

気象予報士の福利厚生の特徴は?

公務員となった場合も、民間企業に勤めた場合でも、各種社会保険、有給休暇、懐妊・育児休職制度、各種休職・休暇制度などがあります。

深夜や早朝勤務も多い職業のため、会社によっては手当てが支給されたり、交通費が多く支給されることもあります。

気象予報士の給料・年収の特徴

気象予報士は国家資格を取得し、資格登録をしなくては働くことができません。

合格率が数パーセントと言われるかなりの難関ですが、難関資格を取得しているからと言って給料が特別高いというわけではありません。

他の企業と比べてもさほど差が見られないことも多く、深夜早朝勤務や季節や気候によっては長時間の労働もあるため、気象に関することが本当に好きでなければ務まらないでしょう。

気象予報士が所属する代表的な企業の年収

会社名 平均年収 平均年齢
株式会社ウェザーニューズ 563万円 37.6歳
いであ株式会社 677万円 44.5歳
ALiNKインターネット 467万円 38.7歳

出典:2019年現在(各社有価証券報告書より)

株式会社ウェザーニューズの平均年収

株式会社ウェザーニューズの平均年収は563万円です。

世界最大の民間気象情報会社で、メディアだけでなく市場における気象情報提供を行っています。

いであ株式会社の平均年収

いであ株式会社の平均年収は677万円となっています。

総合建設コンサルタント会社ですが、気象情報を提供することを目的に「トウジョウ・ウェザー・サービス・センター」を創業し、予報業務許可事業者第一号として知られています。

ALiNKインターネットの平均年収

川崎汽船の平均年収は467万円となっています。

天気予報専門サイト「tenki.jp」を運営する企業で、近年上場したことから注目を集めています。

気象予報士の施設別の年収

一般企業・民間気象会社の場合

民間のシンクタンク、気象会社などの場合、気象予報士の年収や給料はその企業の規定に沿って決まります。

一般的な総合職の社員と変わらない会社も多いですが、なかには専門職の手当が付く会社も見られます。

平均的な年収は、ボーナス込みで500万円から600万円前後です。

ただし、気象予報士は24時間天候の変化を観測し続けなければならないこともありますので、残業手当や深夜手当、宿直手当などが付くケースもあります。

メディア関係の場合

テレビやラジオなどのメディアの天気予報コーナーに携わる仕事をする場合、契約の仕方によって収入は変わります。

一般的には年俸制で300万円から500万円となっていて、一年ごとに契約を更新します。

テレビ局の場合は番組の改編によって天気予報コーナーの内容や尺が大きく変わることがあるので、長期的な契約を結ばない傾向にあり、安定した雇用が見込みにくい職場ともいえます。

国家公務員の場合

気象庁職員は国家公務員のため、その給与は原則的に棒給表によって定められており、30代係長なら月額35万円前後、50代課長補佐なら月額40万円前後とされています。

なお、自衛隊の気象予報官として働く場合は、自衛官の俸給表によって定められ、階級に応じて収入は変わりますが、年収はおよそ300万〜500万ほどになるのが一般的です。

気象予報士が収入を上げるためには?

気象庁の職員になる

一般的には民間企業よりも公務員として気象庁で働く方が給料が良いといわれています。

気象庁職員となるのは狭き門のため、学生時代から集中して勉強しておくことが必要です。

メディアで人気を得る

メディア関係では気象予報士として出演することで人気に火がつくことがあります。

知名度が高くなると書籍の出版や講演会など別の場所での活躍の機会が増え、副収入が増えるので、結果的に高い収入が見込めることもあるようです。

プラスアルファのスキルを身に付ける

気象予報は年々進化し精度が増しているため、プラスアルファのスキルを持っているとより活躍の場が広がります。

IT分野で気象システムを開発したり、語学力を駆使して外資系企業で気象予報をしたりなど多彩な場で活躍できるとより給料アップが見込めます。