編集者になるには

編集者になるためにはどうしたらいいのか。ここでは一般的な方法を紹介したいと思います。

編集者を目指すための道としては、以下の4つが考えられます。
1.出版社に就職する
2.編集プロダクションに就職する
3.アルバイトとして働く
4.フリーランスとして活動する

1.出版社に就職する

大手の出版社の採用倍率は、非常に高いものとなります。出版業界に熱意を持った多くの学生が集まりますが、有名大学の採用者が多いというのが現状です。

何か得意な分野を持っていると採用されやすくなります。たとえば、パソコンのホームページを自分で作っていたということであれば、パソコンの専門書を任せられるでしょう。

また、たとえば音楽系の書籍や雑誌を企画・制作する出版社の場合、音楽に対する深い知識がある人のほうが歓迎されやすいです。

出版社にもよりますが、何かしらの専門知識があり、それがレアなものであればあるほど出版社は重宝してくれるでしょう。

2.編集プロダクションに就職する

編集プロダクションとは出版社の下請けで、おもに出版社から指定された本を作り上げる会社です。

ここで有利なのは、出版社に就職するときと同じように専門分野の知識を持っていること。もしくは、出版社と太いパイプがあること。

また、たとえば編集プロダクションが地方のラーメン雑誌を発行しているとします。もし自分がその対象となる地方の出身で、しかもラーメン通であれば、編集プロダクションはその人を貴重な人材として考えます。

3.アルバイトとして働く

とくに編集プロダクションは日々激務なため、人材の入れ代わりが非常に激しいのが特徴です。また、出版社や他の大手の編集プロダクションからの引き抜きもよくあります。

こうした編集プロダクションでは、人材不足を補うためにアルバイトをよく募集しています。

また、大手出版社でも、就職前の大学生などを対象とするアルバイトを募集していることがあります。

アルバイトの仕事内容はまちまちですが、コピー取りや雑用的な仕事のほか、簡単な文章を任せてくれたりすることもあります。

ここで下積みをして、そこからフリーになる人や、他の出版社などに転職する人も大勢います。

この業界では、実務経験は正社員であろうとアルバイトであろうと強みになります。真剣に仕事をして実力をつければ、「そのまま社員にならないか?」と打診されるケースもあるようです。

4.フリーランスとして活動する

フリーランスの編集者はフリーライターと違って、すぐにはなれません。まずは経験を積んでからです。

流れとしては、出版社、もしくは編集プロダクションに入社し、そこで経験を積みます。そして退職してフリーランスとして活動するのが一般的です。

出版業界に入社すると、経験を積むことは当然のことながら、そこでさまざまな人と知り合い、コネ、パイプを作ることができます。

フリーランスになって最も厳しいのは仕事の案件を得ることです。そこでコネやパイプがなければ、一から営業をかけなければなりません。

また、業界は意外と狭い世界であるため、人脈を広げておけば、仕事をするうちに思わぬところで関係者とつながり、新しい仕事がもらえる可能性もあります。

このように、編集者になる方法はいくつかありますが、先も述べたように、専門分野を持っているか否かが鍵となります。

出版業売上高の推移

出版不況といわれる昨今ですが、経済産業省の統計によると、出版業売上高は上昇しています。ただし、2012年度より一部調査対象の追加が行われているため、過去のデータと不連続が生じている可能性があります。

2014年度の売上高は9821億5300万円となっています。盛り上がりを見せている電子出版ですが、全体の売上の割合はまだわずかです。

出版業売上高の推移_2014

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