編集者にはどんな種類がある?

雑誌担当の編集者

雑誌には、コミック・スポーツ・ビジネス・音楽・旅行・ライフスタイル・ファッションなどさまざまなジャンルがあり、そのほかに、特定の業界や地域にだけ流通する専門誌もあります。

こうした雑誌はあらかじめ発行頻度が決められていて、それぞれ週刊・月刊・各月刊・年刊などさまざまです。

雑誌はほかの書籍と比べて締切までのスパンが短いため、一定の期間ですべての業務を終わらせなければならず、激務になりがちと言われています。

反面、自分の企画が通れば年間を通して採用されたり、自分の記事を多く掲載してもらえたりと、編集者としてのスキルを高めるためには絶好のチャンスだといえます。

文芸担当の編集者

小説を掲載する文芸誌には、おもに月刊、隔月、季刊誌があり、あらかじめ決められた企画やスケジュールに沿って作家に作品を連載してもらいます。

雑誌に掲載された作品を集めたり、作家の書き下ろしの作品を書籍として発行したりすることもあります。

文芸担当の編集者としての仕事は、作家から原稿をもらってくることにはじまります。

連載している作家がスランプや急病で書けなくなってしまったときは、ページ分の穴が空いてしまうため、絶対に避けなければなりません。

またどうしても不可能な場合には、他の小説家に穴を埋めるためのお願いをしなくてはならないため、作家との信頼関係はもちろん、高いコミュニケーション能力が必要とされます。

もちろん、原稿をもらうだけが編集者の仕事ではありません。

作家から取材や資料集めを依頼された場合は編集者が担当し、ときには同行して一緒に行ったりすることもあります。

そのほか、書籍化される際には作家と打ち合わせをして、原稿の書き直しをしたりデザインを検討したりとさまざまな仕事を担当します。

コミック担当の編集者

漫画を掲載するコミック担当の編集者の場合、作家から原稿をもらうだけでなく、「今後の展開をどのようにするか」について案を出すことがあるのが特徴です。

より多くの人に漫画を読んでもらうために、読者アンケートや他の漫画の傾向を考慮しながら、漫画家と一緒になって今後のストーリーや漫画の描き方を考えていきます。

また人気の作品はコミックス化するため、その際にはデザインや部数を考えますし、もし漫画がメディアミックス化することになれば、原作として版権や著作権など商品化に関わることも編集者が担う大切な仕事です。

書籍担当の編集者

書籍にはさまざまなジャンルがありますが、書籍担当の編集者の仕事は、書籍づくりに関するさまざまな業務をディレクションすることです。

具体的には、外部ライターやカメラマンに依頼をかけ打ち合わせをしたり、取材の依頼をしたり、撮影の手配をしたりし、書籍担当の編集者が直接記事を書くことはあまりありません。

そのほか、記事を書いたライターや撮影をしたカメラマンに報酬を払う作業、経費精算など金銭面に関わる仕事も編集者の仕事です。