経営学部で学ぶこと、学科、志望理由、就職先(読了時間:3分16秒)

経営学部の理念

経営学とは、経営、すなわち組織の運営にまつわるあらゆる領域について研究する学問です。

企業をはじめ、自治体やNPOなどあらゆる組織を研究対象とし、その理念や戦略、経営資源などに着目しながら、組織を効率的かつ効果的に運営するための理論の構築を目的とした学びを実践します。

経営学部では、経営のプロフェッショナルとして求められる会計・金融・戦略の理論を学び、価値観が多様化し、急速に変化する現代社会において、経営学に関する専門知識を生かしながらリーダーシップを発揮する人材の育成を目指します。

経営学部で学ぶこと

経営学部の専門科目は、経営組織や経営戦略、経営情報、財務・会計・マーケティングといった分野の科目で構成されています。

1年次は、学部の必修科目となる経営学や経済学などの科目と、社会人として生きていくうえでの基礎となる一般教養や語学などを学び、2年次以降に専門的な内容の科目が増えていきます。

応用力を身につけるために、演習など実践的な科目も置かれています。

なお、経営学部は「文系」に分類されますが、経営分析をする際には、数学や統計学など数理科学的な手法を用いる場面も多くあります。

また、分析の方法論として、社会学や心理学などの考え方も用いていくため、学際的な要素が強いことが特徴のひとつです。

経営学部のおもな学科と概要

経営学科

経営学の幅広い知識と実践力を備え、マネジメントのプロフェッショナルとして活躍する人材を育成します。

マーケティング学科

企業と社会が直面するマーケティング課題に対して、自ら問いを立て、問題解決への筋道をつけ、意思決定できる自助力ある人材の育成を目的としています。

会計学科

簿記論や財務会計論を中心に、ビジネスの現場で不可欠となる経営情報の理解・作成ができる能力を身につけ、会計を武器にグローバルに活躍できる人材を育成します。

公共経営学科

行政などの公的組織やNPO、協業組合など、幅広い公共サービス分野のマネジメントについて学び、それらの場で社会貢献ができる人材を育成します。

市場戦略学科

市場戦略に関わる課題を発見し、企業において主体的かつ具体的に市場戦略上の問題解決が図れる人材を育成します。

経営学部を選択する人のおもな志望理由

経営学部を選択する人の志望理由は、さまざまなものがあります。

簿記や会計の知識を身につけたいという人から、マーケティングの仕事に就きたいという人、ゆくゆくは起業を目指しており、そのために必要なスキルを身につけるためにこの学部へ進学している人もいます。

経営学部では、経営に即したことを専門的に学んでいけることから、全体としては経営戦略やマーケティングなど、ビジネスの世界に興味を持っている人が多いようです。

経営学部の雰囲気、男女比

経営学部の男女比は、男性が7割、女性が3割程度となっている大学が多く、比較的男性の割合が高めといえるでしょう。

しかし、最近ではビジネスの現場でも女性の活躍が目立っていることを見ると、女性だからといって経営学部で学んだことが将来生かせないというわけではありません。

経営学部を置く大学は多くあり、大学によって雰囲気はだいぶ異なります。

都心にあるキャンパスに通う場合は、他学部との交流も多く、都会的で華やかな人も多いですが、郊外や地方のキャンパスの場合は自然に囲まれた穏やかな雰囲気が強くなります。

勉強をしながらも、サークル活動やアルバイト、企業でのインターンなどに打ち込む学生もたくさんおり、学生生活を満喫している人が多いようです。

経営学部の出身者で多い業界、その学部出身者の就職の状況

経営学部の出身者の多くは、経営学という実学の専門知識を生かすために、民間企業への就職を果たしています。

メーカー、金融、IT、不動産、建設、サービスなど、業界の選択肢は多岐にわたり、グローバルな活躍が期待される企業を目指す人も増えています。

銀行などの金融業界に就職する人の割合が若干多めとなっているようです。

また、公務員試験を突破し、公務員として役所などに勤める人もいます。

そのほか、研究者を志したり、MBA取得や公認会計士税理士などの資格取得を目標とし、大学院に進学して経営学をより突き詰めていくことも進路のひとつとなります。

世間的には文系の学部に分類されながら、経営分析などを通して理系的なものの見方も培っていけることが強みとなり、難関大学を中心に、文系学部の中での就職率は比較的高めとなっているようです。