アートディレクターのやりがい、魅力

デザイナー時代より待遇がいい

ほとんどのアートディレクターは、グラフィックデザイナーとして経験を積んだ人がステップアップしてその職に就いています。

グラフィックデザイナーといえば、時間が不規則になりがちな広告業界の中でもっともハードワークであることが問題視されている職種。

一日中パソコンの前に座ってもくもくと作業し続けることも少なくありません。

締切り前は徹夜作業になったり、休日出勤をせざるを得ないケースも多々あります。

その点、アートディレクターは自分が手を動かすよりも、全体のクリエイティブをまとめたり、企画・提案を行うことが仕事です。

「全員の作業が終わるまで見届ける」という過剰な責任感を持たない限り、グラフィックデザイナー時代と比べて労働時間は減り、身体的負担も軽くなるでしょう。

また、アートディレクターはグラフィックデザイナー全体をまとめる管理職としての役割も大きいため、給与も高い傾向にあります。

業界の中では比較的業務負担が低く、高給を稼げる職種であるといえそうです。

制作物を手にした時の感動

メディアデザインの中心に立ち、自分のアイディアやセンスを大勢のクリエイターと共に制作物に表現するアートディレクターという仕事。

その媒体は新聞・雑誌の広告から街頭や電車内のポスター、DMやチラシなどの印刷物、Webサイトに至るまで多岐にわたっています。

いずれの場合も世の中のより多くの人が目にし、心を動かされること、すなわち商品を購入したり行動を起こしたりすることを目的に作られているのです。

また、制作進行にあたってはなかなかプレゼンが通らなかったり、クライアントから厳しいダメ出しをくらったり、スタッフ同士が対立することや修正を果てしなく繰り返すこともしばしば。

そんな苦労を乗り越えチームが一丸となって作り上げた制作物を手にしたり、街中で目にしたりする瞬間はとても感慨深いものです。

さらに宣伝した商品の売上げが伸びたり、集客につながったなどの成果が上がった時には、この上なくやりがいを感じられることでしょう。