Webエンジニアの年収はいくら? 給料についてくわしく解説

Webエンジニアの平均年収・給料の統計データ

Webエンジニアは、インターネットの普及と共に需要が急速に拡大している職業です。

収入は一般的なサラリーマンの平均年収よりもやや高い水準にあり、急成長したWeb系企業などであれば、若手でも高額な収入が得られることもあるようです。

また、Web業界は全体的に考え方が柔軟な業界でもあり、ユニークな給料制度や福利厚生を用意している企業も多く見られます。

Webエンジニアの平均年収・月収・ボーナス

求人サービス各社の統計データ

職業・出典 平均年収 年収詳細
Webエンジニア
(Indeed)
517万円 時給:1,947円
月給:31.9万円
Webエンジニア
(求人ボックス)
504万円 月給: 42万円
初任給: 22万円
全体の給与幅 :474〜542万円万円
派遣社員:平均時給1, 902円
アルバイト・パート:平均時給1,101円
マークアップエンジニア・フロントエンドエンジニア
(マイナビエージェント)
385万円 20代の給料:313万円
30代の給料:457万円
Webサービスエンジニア
(DODA)
429万円 生涯賃金: 2億2,724万円
20代:372 万円
30代: 485 万円
40代: 568 万円
50代~: 596 万円
エンジニア/プログラマ(インターネット関連企業)
(経済産業省調査)
592.2万円

これら各社の統計データから、Webエンジニアの平均年収は400万円~500万円程度が目安となってくることがうかがえます。

なおWeb業界は全体的に働く人の年齢層が若く、社員の平均年齢が20代のWeb系企業も少なくはありません。

Webエンジニアの平均年収を見る上では、そのような平均年齢の低さも考慮しておく必要もあるでしょう。

Webエンジニアの手取りの平均月収・年収・ボーナス

仮に20代で月収25万円(額面金額)のWebエンジニアを例とします。

一定規模のあるWeb系企業であれば、月収の他に、夏期と冬期の年2回のボーナス(月収の約2倍相当額)が支給されるのが一般的です。

その場合のトータルの年収額は、月収25万円×12カ月+ボーナス50万円×2回=年収400万円といった内訳になってきます。

なお、各種社会保険料や所得税などを差し引いた「手取り額」は、地域や家族構成などにもよりますが、月収25万円の場合、手取り20万円~21万円がおおよその目安となってきます。

Webエンジニアの初任給はどれくらい?

Webエンジニアの初任給は、大学卒で新卒採用された場合であれば、約22万円~23万円となることが多いようです。

ただしあくまで目安であり、Web業界は実にさまざまなタイプの会社があり、考え方も柔軟な業界であるため、初任給においても会社によって水準や方針が大きく変わってきます。

たとえば収益力のあるWebサービスを持つWeb系企業や、急成長したWebベンチャーなどでは、新卒の初任給を25万円、30万円と高額に設定しているケースもあります。

また新卒入社者にも「年俸制」を採用する企業も珍しくはなく、業績好調な会社であれば、初年度から年俸400万円近くを支払う会社もあるようです。

Webエンジニアの福利厚生の特徴は?

東証一部上場を果たしているような大手のWeb系企業であれば、確定拠出年金、各種社会保険、従業員持株会、家賃補助、退職金制度など豊富な福利厚生が用意されていることが多いです。

その一方で、まだ設立されたばかりのWebベンチャーや、従業員数名程度の小規模なWeb制作会社もWeb業界にはたくさん存在します。

そのようなベンチャー系の会社は福利厚生が十分に整っていないことも多く、「給料はよくても家賃補助が貰えない」、「退職金がゼロ」といった会社もあるようです。

また、常住マッサージ師による無料マッサージが受けられる「コロプラ」、退職しても最大6年間以内であれば復職が可能である「サイボウズ」など、ユニークな福利厚生制度を用意する会社もWeb業界には多いようです。

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Webエンジニアの給料・年収の特徴

Web系職種での給料ランク

Webエンジニアの給料水準は、同業界の「Webデザイナー」や「Web編集者ライター」などと同等、もしくは若干上といった位置付けのようです。

また、「Webプロデューサー」や「Webディレクター」といった上位職の給料と比較すると、やや低くなってきます。

ただしあくまで目安であり、会社の環境や本人の実力次第で、給料ランクが逆転することもあるようです。

能力によって給料は変わる

Webエンジニアは技術力が武器となる職業であり、高度なプログラミングが行えたり、フロントエンドからバックエンドまですべてを担当できるような人材というのは給料も高くなりやすいです。

また、Web業界では風土的にも、従来の年功序列ではなく成果主義や実力主義を採用している企業が多い傾向です。

昇給スピードが非常に速い会社もあるため、優秀なエンジニアであれば、若くして同年代を遥かに超える高給を得られることもあるようです。

残業代で収入アップも

Webエンジニアは、納期前やサービスリリース前などに、長時間残業が発生することもあります。

夜遅くまで残業となる日もありますが、その分「残業代」が支給されるため、収入の底上げができるメリットもあります。

ただし、「みなし残業制」で残業代が十分に支払われない会社などもありますので、雇用条件をよく確認しておくことも大切です。

Webエンジニアの勤務先別の給料・年収

事業会社に勤めるWebエンジニアの給料

「事業会社」というのは、「ヤフー」「LINE」「メルカリ」などのように、自社でWebサービスやECサイトなどを運営しているWeb系企業のことを指します。

事業会社は、ある程度の企業規模を持つ会社が多いため、比較的給料水準も良好であり、福利厚生などの待遇面にも恵まれてる傾向です。

制作会社に勤めるWebエンジニアの給料

「制作会社」というのは、クライアントとなる企業からWebサービスやWebサイトの制作を受注し、代行して制作する会社を指します。

制作会社には、全体的に設立年数が若く、会社規模としても小さめの企業が多いため、給料水準はやや低めの傾向が見られます。

なお制作会社の場合、クライアント相手の商売となるため残業が発生しやすく、その分残業代が収入に大きく加算されることもあるようです。

sler

sler(システムインテグレータ)系の企業でもWebエンジニアが募集されることがあります。

slerには、設立年数が古く、会社規模も大きい企業が多いため、給料水準は安定している傾向です。

またslerの場合、古くからの年功序列の制度を重んじている企業が目立ち、能力よりも勤続年数や年齢などが給料に影響することが多いようです。

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Webエンジニアが所属する代表的な企業の年収

会社名 平均年収 平均年齢
サイバーエージェント 681万円 32.6歳
GMOインターネット 597万円 35.3歳
LINE 770万円 34.5歳

出典:2019年現在(各社有価証券報告書より)

サイバーエージェントの平均年収

「サイバーエージェント」は、新卒者に対しても「年俸制」を採用しており、エンジニアコースの初年度の最低年俸は450万円~に設定されています。

また、高度な技術、実績、成果のある新卒者は「エキスパート認定」として扱われ、初年度の最低年俸は720万円~とさらに高額に設定されています。

GMOインターネットの平均年収

「GMOインターネット」は、新卒者の初任給を月給約26万円~に設定しています。

また同社はインターネット黎明期の1991年設立となるWeb業界では老舗に位置付けられる企業であるため、会社の地盤も安定しており、福利厚生などの制度も十分に整っているよです。

LINEの平均年収

「LINE」の平均年収は770万円となり、Web業界の中でもトップクラスの水準となります。

直近2021年の新卒採用では、初年度の年俸を528万円~(業務手当含む)と高額に設定しています。

また、高い成果を上げた社員などには別途インセンティブ報酬も与えられるようです。

Webエンジニアの正社員以外の給料・年収

派遣社員

派遣社員のWebエンジニアの給料は、時給2000円~3000円程度が平均的です。

月20日以上フルに働き、さらに残業代なども含めると、派遣社員で月収40万円を上回ることもあるようです。

アルバイト

アルバイトの場合は、時給1500円前後が目安となってきます。

会社規模や地域などにもよりますが、派遣社員よりもひと回り時給額が下がるのが一般的です。

フリーランス

フリーランスで業務委託した場合の収入は、月単価50万円~70万円となることが多いようです。

ただしフリーランスの場合は本人の実力によって収入は大きく変わります。

フロントエンドからバックエンドまで広く担当できる人や、マネジメントまでできる人などであれば月単価が100万円近くに及ぶこともあるようです。

Webエンジニアが収入を上げるためには?

Webエンジニアが収入を底上げするためには、給料水準の高い大手企業に転職することが一つの解決策となってきます。

とくに前述した「LINE」などのように、自社で強力なサービスやコンテンツを運営しているWeb系企業というのは、エンジニアに対しての報酬や待遇も良いケースが多いようですので、収入アップに繋げやすいでしょう。

転職や独立に対して比較的寛容的な業界であるため、数年程度在籍してスキルを磨いたら、他社へ転職というパターンが多めです。

また、Webエンジニアとしての技術力を地盤に、「Webプロデューサー」や「Webディレクター」といった給料水準のより高い職種にキャリアチェンジするというのも一つの方法です。

いずれにしても、それに見合うスキルや経験を磨く必要が出てくるでしょう。