Webエンジニアへの転職・未経験採用はある?

Webエンジニアへの転職状況は?

未経験からの転職も珍しくはない

近年、スマホが爆発的に普及しインターネット利用人口もさらに増加したため、WebサイトやWebサービスの需要も増え、Web業界はさらなる成長をとげようとしています。

その一方でエンジニアの数は不足気味であり、業界全体でエンジニアを奪い合う動きも出始めてきています。

そうした中、経験者だけでなく未経験者を採用しようとする企業も増えてきていますので、他業界・他業種から、まったくの未経験でWebエンジニアに転職をすることも決して珍しくはない状況です。

Web業界は柔軟性やスピード感も求められる業界であるため、「若さ」にもニーズがあり、Webエンジニアを目指す20代前半程度の若者であれば、年齢だけで引く手数多な状況ともいえます。

ニーズは2極化

転職求人は、「経験者向け」と「未経験者向け」で2極化しています。

「経験者向け」の転職求人は、技術者としての即戦力が求められ、「Web業界での就業経験〇年以上」、「〇〇プログラミング言語での開発経験〇年以上」、「マネジメント経験〇年以上」など、応募するにあたり、具体的なスキルが必須となることが多いです。

求められるスキルの高い求人ほど、給料水準は高くなり、ベテランエンジニア向けの求人であれば、入社の段階で年収500万円を越えるものもあります。

対して「未経験者向け」の転職求人の場合は、文字通り経験やスキルというのは問われず、プログラミング言語などに一切触れていない人であっても、一から育成しようとする会社さえあります。

ただし、その分給料水準は低く、また将来の育成を考慮し20代前半~20代後半程度の年齢を採用対象にしているケースが多くなります。

他業界からの転職状況、出身業界

Webエンジニアに転職する人の出身業界はさまざまですが、割合として多いのは、同じIT業界内の「SI業界」です。

もともとはSI業界で非Web系のSEやプログラマーをしていた人たちが、Webの新天地で、新たなエンジニア人生を送るケースが多い傾向です。

とはいえ、元販売員、元ドライバー職、元介護職、元ホテルマンなど、その他にもさまざまな経歴をもつ人がWebエンジニアとして働いています。

Webエンジニアは技術職ではあるものの、仕事を通じてゼロからスキルを身に付けていくことも可能な職業であるため、意欲さえあれば、出身業界というのはあまり大きな問題にはならないでしょう。

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Webエンジニアへの転職の志望動機で多いものは?

未経験からWebエンジニアへ転職する人の場合、志望動機についてもさまざまではありますが、一般的に多いものとしては次のような動機が挙げられます。

<未経験の転職者の志望動機として多いもの>
・もともとWeb関連の技術に関心があり、本職にしたいと考えた
・前職の仕事でWeb関連の技術に関心をもつきっかけがあった
・Web市場やWebエンジニアに将来性を感じた
・専門的な職種で働きたい、「手に職」となるスキルを身に付けたい
・現在低収入な仕事であるため、給料アップを図りたい
・Web業界の風土や文化、開発体制、扱う技術などに関心をもった(この動機は、とくにSI業界のエンジニアから転身する人に多め)
など

このように転職者の志望動機は色々なものがありますが、志望者の多くは、大小差はあれど「Webが好き」「Webに関心がある」という気持ちを根底に持っていることが多いようです。

「興味」や「関心」というのはエンジニアとして成長する上で意外にも重要な部分となりますので、Webに対してまったく興味を持たず、表面的な憧れやイメ―ジ、給料などだけに惹かれてこの仕事に転職するのは少々注意が必要といえるでしょう。

Webエンジニアの志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?

未経験・社会人からWebエンジニアになるには

未経験向けの求人に応募する

未経験の社会人からWebエンジニアになる上での手っ取り早いルートとしては、就職サイトで、「未経験OK」や「異業種歓迎」などを掲げた求人を探し、応募することです。

そのような未経験向けの求人であれば、文字通りまったくの未経験でも応募は可能であり、面接に合格して晴れて入社が決まれば、その時点でWebエンジニアとしてのスタートが切ることができます。

とくに「第2新卒」に該当するような20代前半の若い人であれば、未経験でも採用されやすいため、ITスクールに通ってスキルを蓄えるなどせずとも、まずは行動をし、面接を受けてしまった方が、効率がよいこともあります。

基礎スキルを身に付ける

まったくの未経験者よりも、ある程度基礎スキルを身に付けている未経験者の方が、転職ではやはり有利になりやすいです。

たとえ趣味やアマチュアレベルであっても、プログラミング言語を用いて自作アプリケーションが作れるだけで大きく評価してくれる会社もあるようです

そこで、社会人として今の仕事で働きながら、帰宅後や休日にWebプログラミングなどのスキルを学習し、基礎を身に付けてから転職というのも一つの戦略となってきます。

社会人が基礎スキルを身に付ける方法としては、次のようなものが挙げられます。

<社会人がWebエンジニアの基礎スキルを身に付ける方法>
・ITスクールで学ぶ
・専門学校(夜間)で学ぶ
・独学で学習する
など

「ITスクール」に通えば、概ね数か月程度でWebプログラミングの一通りの流れを学ぶことができ、中には就職先を斡旋してくれるスクールさえあります。

他にも、意欲がある人であれば、インターネット上のフリー学習コンテンツなどを利用し、独学で基礎を習得することも不可能ではありません。

最近は学習サービスも充実してきていますので、特に20代後半や30代以降でWebエンジニアを目指す場合は、年齢のハンデを補うためにも、使える手段は使い、ある程度のスキルは身に付けておいた方が確実でしょう。

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未経験・社会人への転職に必要な資格・有利な資格

資格の必要性

前提として、Webエンジニアになる上で、必ず必要となる「資格」というのはありません。

まったく何の資格も所持していなくとも、Webエンジニアとして採用されることもあります。

とはいえ、資格というのは「熱意」や「意欲」の表れとなりますので、所持していると面接時などにおける対外的な評価はやはり高まりやすいです。

また資格勉強を通じて、実務にも生かせる知識やスキルを学べるというメリットもあり、特に基礎スキルがゼロのまったくの未経験者であれば、資格勉強をすることでの伸びしろも大きくなります。

おすすめの資格

これからWebエンジニアを目指す社会人には、次のような資格が特におすすめです。

<Webエンジニアを目指す社会人向けの資格>
■国家資格
・基本情報処理技術者試験(FE)

■Webプログラミング系の資格
・HTML5プロフェッショナル認定資格
・Java(TM)プログラミング能力認定試験
・Ruby技術者認定試験
・PHP技術者認定試験
など

まず、「基本情報処理技術者試験」は、コンピュータの基礎理論に始まり、ITを使ったビジネス手法まで、ITというものを幅広く学べる国家試験です。

午後試験ではプログラミングについても学べるため、これからITやプログラミングに一から触れる人にとっては、エンジニアとしての知識のベースとして大きな支えとなってくれるでしょう。

続いて、「Webプログラミング系の資格」については、資格勉強を通じて「言語」の基礎スキルが学べますので、どれか1つでも挑戦しておくと将来の糧となってくれるでしょう。

Rubyのプログラミングに挑戦したいのであれば、「Ruby技術者認定試験」、PHP系を得意とするエンジニアを目指すのであれば「PHP技術者認定試験」といったように、自分の身に付けたい言語の試験を選ぶのがおすすめです。

Webエンジニアを目指す人におすすめの資格はある?

Webエンジニアへの転職に役立つ職務経験は?

次のような職務経験やスキルについては、たとえ他業界・他業種で身に付けたものであっても、Webエンジニアへ転職後プラスに生かしやすいです。

<Webエンジニアの転職で役立つ職務経験>
・基本的なビジネスマナー
・顧客折衝の経験
・プロジェクトやチームを組んで仕事を進めた経験
・チームや部下のマネジメント経験、リーダー経験
・論理的思考に基づき仕事を進めた経験
マーケティングやビジネス関連の知識
・PCの操作スキル(タイピング能力、メールやドキュメントの作成スキル、wordやExcelなどオフィスソフトの操作スキル など)
など

いまIT業界では、特にマネジメントやリーダーを任せられる人材が不足しており、周りを纏め上げ引っ張っていける人が求められています。

これまで他業界であってもリーダー経験がある人であれば、将来的にWeb開発現場のチームリーダーやプロジェクトリーダーを任された際に、その経験を存分に生かすことができるでしょう。

Webエンジニアへの転職面接で気をつけるべきことは?

際どい質問でも回答できるようにしておく

未経験の転職の場合では、経験がない分、「やる気」や「熱意」をアピールすることは大切です。

しかし、「やる気があります」、「頑張ります」と果敢にアピールする志望者に対して、「それでは今Webエンジニアになるために何を頑張っていますか」などと、追加の質問が投げ掛けられることもあり、だまり込んでしまう人も少なくはありません。

その他にも、「なぜ前職を辞めてまで転職するのですか」、「前職では実現できないのですか」などが答えづらい質問が投げ掛けられることもあります。

そのような際どい質問やつっこみが入ることもありますので、まずは自分の発言内容をよく練ること、またそれに対してどのような返しがくるかも想定しておくことが大切になってきます。

Webエンジニアは「論理的思考」や「問題解決力」も問われる職業でありますので、際どい質問を論理的にスムーズに切り返せれば、逆に好評価となることもあるでしょう。

面接時の服装やみだしなみ

Web業界の場合、服装に関してはあまり制限はないため、私服で働く社員も多く、スーツで働いている社員の方がむしろ少ない傾向です。

面接時においても「服装自由」や「私服OK」としている会社も多く、私服の方が堅苦しさを減らせ、面接がよい方向に向かうケースもあるようです。

ただし、あまりにラフな格好ですと嫌気されることもありますので、私服で面接を受ける場合は、「オフィスカジュアル」は意識する必要があるでしょう。

また、髪型やひげなどにおいても最低限のマナーは守る必要があり、あくまで面接を受ける側の人間であることはよく意識しておくことが大切です。

Webエンジニアに転職可能な年齢は何歳くらいまで?

20代~30代前半のうちに転職しておきたい

一般的には、Webエンジニアへ未経験で転職するのは、できる限り20代、遅くても30代前半が目安となってきます。

Webエンジニアはどんどんと移り変わる新技術を学んでいく必要があるため、吸収の早い「若い」人材が好まれる傾向があり、特に20代前半であれば何の経験もなくとも喜んで採用されることもあります。

一方で20代後半、30代前半と年齢が高まってくると、たとえ未経験であってもある程度の基礎スキルを身に付けていないと、採用面接に落ちてしまうことも増えてくるでしょう。

またWeb業界は業界自体がまだ若い業界であるため、社内には20代~30代の社員しかおらず、40代以降のロールモデルが固まっていない会社も少なくはありません。

たとえ40代50代でWebエンジニアに無事転職できたとしても、そのような周りは若い世代ばかりの環境で働くということは覚悟しなければなりません。

年齢問わず働けるチャンスもある

とはいえ、「年齢不問」や「ミドル歓迎」などの求人もあるため、極論をいえば、何歳であってもWebエンジニアになれるチャンスは用意されています。

また、Webエンジニアの場合、使うのはあくまで頭脳であり、肉体労働ではないため、身体的な年齢のハンデは受けにくいです。

知的好奇心を絶やさず、エンジニアとして成長する意欲さえあれば、年齢関係なく働ける職業ともいえます。

未経験からWebエンジニアへ転職する際の志望動機

未経験者の転職者には、新卒学生と同じように「なぜWebエンジニアになりたいのか」の部分を重点的に面接で問われることが多いです。

ただし、新卒学生ではなく既卒者でありますので、これまでの社会人として過ごした中で、なぜWebエンジニアを志望するに至ったかを、あくまで「既卒者」としての立場、目線として伝える必要があります。

また、前述もしたように、マネジメント経験やリーダー経験など、他業界で得たスキルであっても、Webエンジニアに転職後に生かせるものもあります。

既卒者の場合は、前職の仕事とWebエンジニアの仕事との共通点を見つけ、生かせるスキルは積極的にアピールしていくことも大切になってきます。