Webエンジニアになるには

Webエンジニアになるまでの道のり

高校は情報処理系に進学

WebエンジニアはコンピュータやITを用いる職種のため、中学卒業は「情報処理科」や「IT科」などを設置している高校で学ぶと、若いうちからIT業界のエンジニアとしての基礎を固めやすいでしょう。

また、情報処理科のような理系の科では、同時にWebエンジニアとして働く上で必要不可欠となる「論理的思考力」や「数的思考力」も身に付けやすいメリットがあります。

さらに最近は、「Webクリエイター科」や「Webメディア科」などの名称を掲げる、よりWeb分野に特化した科を設置する高校も登場しております。

そのようなWeb分野に特化した科では、PCや専用ソフトを用いた実習授業も多く、より深くインターネットやWebに関する知識を学べるでしょう。

大学や専門学校でWebについて学ぶ

高校卒業後は、大学や専門学校に進学し、「情報学部」「情報システム学部」「Webメディア学部」「デジタルコミュニケーション学部」など、ITやWebについて学べる学部に進学すると将来役立つ知識や技術を身に付けやすいです。

さらに専門学校では、「Webデザイン科」「Webエンジニアコース」「Webクリエイターコース」など、職種単位まで細分化したコースを設置している学校も珍しくはありません。

また最近は、Webプログラミングなどをスキル単位で個別に教える民間の「ITスクール」も増えてきていますので、大学で理論的な部分を追及し、プログラミングなどの実務的なスキルは別途ITスクールで学ぶという方法もとれます。

大学や専門学校卒業後は、Web系サービスを運営する「事業会社」や、Webサイトなどの制作を受託する「制作会社」などに新卒で就職するのがポピュラーな進路となります。

決まった進路というのはない

前述した道のりは、あくまでポピュラーな進路であり、必ずしもその進路を歩まなければならない訳ではありません。

IT業界のエンジニアは全般的に人手不足であり、未経験者を積極的に採用する動きも目立ちますので、たとえば高校卒業後、「未経験可」のWeb制作会社にそのまま就職することも不可能ではありません。

他にも、独学でWebプログラミングを習得し、まったく別の職業から転職を図る人もいます。

Webエンジニアは特定の学位や資格などが必須となる職業でもないため、必ずしも大学や専門学校で基礎を固めなければならない訳ではなく、なるためにはさまざまなルートが用意されています。

資格は必要か?

Webエンジニアは、医師弁護士などのように「資格」が必須となる職業ではありません。

まったく何の資格も所持していなくとも、Webエンジニアとして就職することは可能であり、資格がないからといってWebの制作現場で仕事が制限されるようなことも基本的にありません。

とはいえ資格が無意味な訳ではなく、資格を取得することで次のようなメリットが生じてきます。

<Webエンジニアが資格を取得することのメリット>
・Webエンジニアの仕事に対して、「意欲」や「熱意」があることを対外的に示せる
・Webエンジニアの仕事に対して、「基礎的な知識」があることを対外的に示せる
・資格の勉強を通して、新技術や新スキルを身に付けられる
・就職後に現場での仕事にすんなりと入りやすい
・「資格手当」などがあれば、プラスαの収入に繋がる
・難易な資格の場合は、取得すると給料査定や出世に影響することもある
など

特にまったくの未経験からWebエンジニアを目指す場合は、資格の勉強を通じてWebプログラミングなどの基礎スキルを身に付けておくだけでも、配属後、現場での仕事の覚えも早くなり、スムーズな成長が期待できます。

また、採用面接においても、資格が決定的な武器となるわけではないものの、資格所持者はそれだけ意欲のある人物と見られるのは当然でありますので、評価は少なからず高まるでしょう。

取得しておくとよい資格の種類

Webエンジニアを目指す上で、おすすめの資格として次のようなものが挙げられます。

<Webエンジニアが取得しておくとよいおすすめの資格>
■情報処理技術者試験(国家資格)
・ITパスポート試験(IP)・・・難易度:★★☆☆☆
・基本情報処理技術者試験(FE)・・・難易度:★★★☆☆
・応用情報技術者試験(AP)・・・難易度:★★★★☆

■Webプログラミング系の資格(民間資格)
・HTML5プロフェッショナル認定資格・・・難易度:★★☆☆☆
・Java(TM)プログラミング能力認定試験・・・難易度:★★☆☆☆
・Ruby技術者認定試験・・・難易度:★★☆☆☆
・PHP技術者認定試験・・・難易度:★★☆☆☆
・Webクリエイター能力認定試験・・・難易度:★★☆☆☆
※1級、2級、3級のように難易度レベルが設定されている資格は、最も低い級の難易度として記載

情報処理技術者試験

「情報処理技術者試験」は、情報処理推進機構(IPA)が運営する国家試験となり、SI業界Web業界問わず、IT系のエンジニアすべてにおいて重宝する資格となります。

有名な「基本情報処理技術者試験(FE)」は、コンピュータの基礎に始まり、サーバーやデータベースの運用方法などまで、ITについて幅広い知見を深められます。

web業界で働くWebエンジニアやWebプログラマーの人から、SI業界で働くシステムエンジニアインフラエンジニアの人まで、仕事でITやコンピュータを扱うエンジニアであれば誰であっても役立つ資格となります。

情報処理技術者試験にはいくつもの種類がありますが、Webエンジニア向けの試験としては次のようなものが挙げられます。

<Webエンジニア向けの情報処理技術者試験>
・ITパスポート試験(IP) スキルレベル1
・基本情報処理技術者試験(FE) スキルレベル2
・応用情報技術者試験(AP) スキルレベル3
など

スキルレベル1~最大4でレベル分けされており、レベルの高い資格ほど難易度・評価ともに高まります。

この中でも「基本情報処理技術者試験(FE)」は、コンピュータの基礎原理に始まり、ITを用いた経営やビジネス、さらにはWebエンジニアとしては養っておきたいプログラミング系の知識も備えられますので、これからWebエンジニアを目指す人にはおすすめでしょう。

Webプログラミング系の資格

Webエンジニアにとってプログラミング言語の知識やスキルは必要不可欠であるため、「Webプログラミング系の資格」を取得しておくと将来の糧となってくれます。

Webプログラミング言語には、「Java」や「Ruby」などにはさまざまな種類がありますが、未経験者の場合はどれか一つの資格勉強をするだけでも、プログラミングというものに対しての理解を大きく深められるでしょう。

<WebエンジニアにおすすめのWebプログラミング系の資格>
・HTML5プロフェッショナル認定資格
・Java(TM)プログラミング能力認定試験
・Ruby技術者認定試験
・PHP技術者認定試験
・Webクリエイター能力認定試験
など

たとえば、将来Javaを用いてアプリケーションを開発するエンジニアになりたければ「Java(TM)プログラミング能力認定試験」がおすすめであり、Rudy系でいきたいのであれば「Ruby技術者認定試験」といった選び方となってきます。

このようなWebプログラミング系の資格は、資格勉強を通じてプログラミングの基礎を身に付けられますので、特に未経験者の場合はどれか一つでも受験しておくと、プログラミングへの理解を大きく高められるでしょう。

基本情報処理技術者試験

「基本情報処理技術者試験」は、情報処理推進機構(IPA)が運営する国家試験「情報処理技術者試験」の中でスキルレベル2に分類される試験であり、通称「FE」とも呼ばれます。

コンピュータ科学基礎・コンピュータシステム・ネットワーク技術・データベース技術・セキュリティ・システム開発運用・IT化と経営など、さまざまな分野が出題され、ITについて幅広く学べます。

一般的には、SI業界のシステムエンジニアやインフラエンジニアが取得することの多い資格となります。

とはいえWeb業界に属するWebエンジニアであっても「IT」を扱っていることには変わりなく、サーバーの操作やデータベースの管理などに携わることもありますので、国家資格でもあるこの資格を所持していると、実務やキャリアアップに役に立つことも多いでしょう。

また、午後試験はプログラミング言語を用いた試験となり、プログラミングする上での考え方や論理的思考力を養えます。

「基本」と名前が付いているものの決して簡単な試験というわけではなく、IT業界外の人間が受験するとなると、少なくとも半年程度の勉強期間を要することがあります。

なお、下位資格に「ITパスポート試験」、上位資格に「応用情報技術者試験」が存在し、基本情報処理技術者試験が難しく感じる人の場合は、まずは下位のITパスポート試験の方からチャレンジしてみるのもよいでしょう。

参考:情報処理推進機構 基本情報処理技術者試験

難易度:★★★☆☆

HTML5プロフェッショナル認定資格

「HTML5プロフェッショナル認定資格」は、特定非営利活動法人エルピーアイジャパン(LPI-Japan)が運営する民間資格となります。

「HTML5」、「CSS3」、「JavaScript」など最新のマークアップに関する知識やスキルを、公平な立場で認定する資格試験となり、「Level.1」と「Level.2」の2つのレベルが用意されています。

この資格試験を通じて、Webの世界を形作るHTML(HyperText Markup Language)の理解を深められるとともに、同じくWeb業界ではよく用いることになるCSSやJavaScriptの知識も学べます。

Webページが技術的にどのような仕組みになっているかも見えてくるため、Webエンジニアはもちろん、WebデザイナーやWebマーケッターなど、Web業界で働く人間であれば誰であっても役立つ資格といえるでしょう。

なお、アイティメディアが行う調査「@IT スキル調査 2015.09」にて「今後取得したい資格」の項目でNo.1に輝いた実績もあり、多くのITエンジニアやWebエンジニアから注目されている試験ともいえます。

参考:HTML5プロフェッショナル認定試験」公式サイト

難易度:★★☆☆☆(Level.1の場合)

Java(TM)プログラミング能力認定試験

「Java(TM)プログラミング能力認定試験」とは、サーティファイ情報処理能力認定委員会が主催する民間資格となります。

人気のプログラム言語である「Java」に関する認定試験となり、試験では、Javaの基礎知識や、オブジェクト指向に基づくアプレットやアプリケーションプログラムを作成できる能力が問われます。

これからJavaを学び始める入門者を対象とした「3級」から、中級者用の「2級」、プロのエンジニアやプログラマー向けの「1級」まで、3つの級が用意されています。

Javaは世界的に普及している言語であり、企業向けの大規模なシステムから、Webアプリケーション、スマホゲームの開発までさまざまな場所で用いられており、Java案件は求人の数としても多いです。

Javaはそのように需要の大きい言語であるため、資格勉強を通じて理解を深めておくと、将来仕事の幅も広げられることも多いでしょう。

また、Javaはプログラミングの入門としても利用しやすい言語でもあるため、これからWebエンジニアやWebプログラマーを目指すエンジニアの卵の人にもおすすめです。

参考:サーティファイ Java(TM)プログラミング能力認定試験

難易度:★★☆☆☆(3級の場合)

Webエンジニアになるまでのルート

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Webエンジニアになるための学校と学費(大学・専門学校・スクール)

Webエンジニアになるための学校の種類

学校の種類

Webエンジニアになるための学校の種類は、大きく以下3種類に分けられます。

1.大学(国立大学、私立大学、短期大学)
2.専門学校(高等専門学校を含む)
3.スクール(ITスクール、プログラミングスクール)

一般的には、将来Webエンジニアを目指す学生の場合、高校卒業後は大学や専門学校に進学し、情報系学部やIT・Web系の学部で専門知識を学び、卒業後は新卒としてWeb関連の事業会社や制作会社に就職するパターンが多いです。

学校に通う必要性

Webエンジニアとして活躍するには、HTMLやCSS、JavaScriptなどのWebプログラミング系のスキルに始まり、サーバーやデータベースの知識、さらにはWebビジネスやWebマーケティングの知識など、幅広いスキルや知識が求められます。

大学や専門学校、ITスクールなどの教育機関に通うことで、それらの基礎を学生のうちから養えます。

ただし、誤解しやすい点となりますが、Webエンジニアとして就職する上で必ずしもそれらのスキルや知識が必要となる訳ではありません。

企業によってはまったくITの専門的な知識がない人であってもWebエンジニアとして採用している会社もあり、入社後の研修や実務を通じて、未経験からWebエンジニアとしてスキルアップしていくことも可能です。

そのため、学校に必ずしも通わないといけない訳ではなく、高校卒業後にそのままWebエンジニアとして就職する人、文学部や法学部などまったく関係のない学部からWebエンジニアとして就職し現在活躍している人もいます。

学歴について

Web業界はまだまだ若い業界でもあるため、採用時に学歴や出身学部などを厳しく制限する企業というのは、全体的に少ない傾向です。

特に小規模なWebベンチャー企業などであれば、「学歴不問」、「経験不問」、「年齢不問」など、緩い条件で採用していることも珍しくはありません。

ただし、一部上場の大手Web企業や人気の有名Web企業などであれば、新卒採用時に「4年制大学卒以上」もしくは「専門学校卒以上」の学歴が必要となることもあります。

将来そのような大手の企業への就職を狙うのであれば、大学や専門学校に進んでおくに越したことはないでしょう。

Webエンジニアになるための大学

大学の特徴

大学では、コンピュータやインターネットを形作る理論や、Webを用いたメディアビジネスの手法、メディアコンテンツの表現方法など、専攻する学部によってさまざまな分野の知識を学べます。

また、大学の授業の特徴としては、「学問」としてアカデミックに追及する傾向があり、より深い視点でWebについて考えていくことになります。

さらに総合大学であれば、文学部や経済学部など他学部の授業に参加することも可能であり、IT・Web分野に限らず、幅広い分野の教養を深めることもできます。

大学のメリット・デメリット

大学のメリットは、「学歴で有利になりやすい」ことが挙げられます。

前述もしたように、大手Web企業や人気の有名Web企業に就職するには、4年制大学卒以上の学歴が必要となることがあり、中には高卒や専門学校卒ではエントリーさえできないような企業もあります。

そのため、大手企業を志望する場合は、大学に通い4年制大学卒の学歴を得ることの意味は大きくなります。

対して、大学のデメリットは、「4年分の学費と時間を使う」ということが挙げられます。

大学は4年制が基本となるため、学費も4年分となり高額であり、また若く貴重な4年間分の時間も学業に充てることになります。

Webエンジニアは2年制の専門学校を卒業してなることもできますし、もっといえば高校卒業後にそのまま就職することも不可能ではありません。

考え方によっては、Webエンジニアになるために大学に通うことは人生の遠回りになってしまうこともありますので、自分の価値観や人生設計と照らし合わせながら考慮することも大切でしょう。

大学の学費

大学の学費は、国立大学の場合は4年間で約250万円、私立大学の場合は4年間で約400万円~550万円が目安となってきます。

また上京をして一人暮らしをする場合は、別途、家賃・食費・水道光熱費・通信費などの「生活費」が年間100万円程度は掛かってきますので、4年間分の生活費も頭に入れておく必要があります。

その他、難関大学を目指す場合は、予備校費や家庭教師費なども考えておく必要があります。

同時に、学費の支払いが困難な人に向けた「就学金制度」が、4年制大学では多数用意されています。

有利な学部・学科

Webエンジニアを目指す上で、大学の次のような学部・学科に進むと、Web開発に関連する知識が学べることが多く、就職活動においても好感されることがあります。

<Webエンジニアになる上で有利な学部・学科(大学)>
・情報学部
・IT学部
・インターネット・Web学部
・メディア学部
・マスメディア学部
・デジタルコミュニケーション学部
・理工学部
・総合情報学科
・情報システム学科
・映像・音響メディア学科
・デジタルデザイン学科
など
※学部、学科名は大学により若干異なる場合もあります。

「情報学部」や「IT学部」に進み、システム設計やプログラミングなどの専門的技術を学ぶのがエンジニアとしてはポピュラーではあります。

とはいえ、たとえば「メディア学部」や「マスメディア学部」に進み、メディアの運営やメディアビジネスに重点を充てた教育を受け、広い視野を持つWebエンジニアを目指すというのも一つの在り方でしょう。

なお、Webエンジニアの採用では、「理系学部出身者のみ」、「Web系学部出身者のみ」といったように、学部・学科で明確に制限されることはあまりなく、よくも悪くも、出身学部が就職を大きく左右する要素にはなりにくいです。

Webエンジニアになるための専門学校

専門学校の特徴

専門学校の場合は、大学のように学問としてアカデミックに追及するというよりも、実際の制作現場で使うような実戦的な知識やスキルを養う授業が多い傾向です。

PCやサーバーを使いながらWebサイト構築してみたり、「Illustrator」や、「Photoshop」を用いてデザイン実習したり、「Java」や「PHP」の言語を用いてWebアプリケーション作りにチャレンジするなど、より具体的で実践的なスキルを身に付けやすい環境です。

また専門学校は、大学のように自分でカリキュラムを組むのではなく、中学や高校のように学校側が定めたカリキュラムや授業日程に従い学んでいく学校が多いです。

専門学校のメリット・デメリット

専門学校のメリットは、「実践的なスキルを磨ける」ことが挙げられます。

Webエンジニアは技術職となりますので、プログラミング言語のスキルや、データベースの操作運用スキルなど、一般的にはあまり触れないような専門的な技術スキルが必要となります。

専門学校では、そのような技術スキルの基礎を、実習などを通じて学んでいけますので、仕事のイメージも固めやすく、就職後、Web開発現場に配属された際にも、即戦力として活躍しやすいメリットがあります。

また、「HTML5プロフェッショナル認定資格」や「Webクリエイター能力認定試験」など、各種Web系資格試験の取得支援講座も豊富に用意されていますので、在学中に資格を取得しやすい環境である点も魅力的です。

対して、専門学校に通うデメリットは、「学歴として弱い」ということが挙げられます。

一般的に専門学校卒の学歴は、高卒よりは上に見られますが、4年制大学卒と比べると下に見られることが多く、就職の採用面接で4年制大学卒のライバルがいた場合は、学歴的に不利になってしまうこともあり得ます。

また、専門学校卒の社員の場合、4年制大学卒の社員に比べ、初任給のベース額を1~2万円程度低く設定している会社もあるため、給料的なデメリットも存在します。

専門学校の学費

専門学校のWeb系のコースは、2年制が多い傾向ですが、中には3年制や4年制としている学校もあります。

学費の目安は、初年度の1年目は約120万円、2年目は約100万円で、総額約220万円が平均的な学費となってきます。

なお、夜間コースの場合は、昼間コースの1/2程度の学費となるのが基本です。

有利な学科・コース

専門学校の場合は、次のような学科・コースがWebエンジニア向きであり、エンジニアとしての基礎を固められ、就職活動などでも好感されやすくなります。

<Webエンジニアになる上で有利な学科・コース(専門学校)>
・情報処理科
・IT学科
・コンピュータ学科
・情報システム科
・メディア情報学科
・Webデザイン科
・Webメディア科
・Webエンジニアコース
・Webクリエイターコース
・ITエンジニアコース
・グラフィック・広告コース
など
※学科、コース名は学校によって若干異なる場合もあります。

最近は、「Webエンジニアコース」や「Webクリエイターコース」など、職種単位まで細分化したコースも登場してきています。

なお、専門学校の場合、同じような名称の学科でも、学校によってカリキュラムの内容や習得できるスキルなどがガラリと変わることもありますので、どのような授業が行われるかを入学前によく確認しておくことをおすすめします。

夜間コースはある?

夜間コースを用意している専門学校も、全国にいくつか存在します。

東京であれば、「HAL東京 情報処理学科(夜間コース)」「日本電子専門学校 情報処理科(夜間部)」などが例として挙げられます。

夜間コースの場合は、平日19時以降に授業を開催している学校も多く、社会人や学生のWスクールとして活用することもできます。

なお学費に関しては、夜間コースの方が昼間コースよりも安くなるのが基本であり、多くの専門学校では昼間コースの約1/2程度の学費に設定されています。

Webエンジニアになるためのスクール

スクールの特徴

最近は、「Webエンジニア養成スクール」「Webプログラマー向けプログラミングスクール」など、民間のITスクールが続々と登場していきています。

スクールは専門学校と同じように実習形式の授業形式となり、即戦力となるスキルを身に付けやすい環境です。

「Webアプリケーションコース」「PHPコース」「Javaコース」「Rubyコース」など、習得したいスキル毎に細かくコースが分けられているのも特徴的であり、自分の必要としているスキルのみを個別に選んで学べます。

スクールのメリット・デメリット

スクールのメリットは、「気軽に学べる」ということが挙げられます。

スクールの場合、大学や専門学校のように入学試験のようなものは基本的にはなく、誰であっても気軽に入学できます。

また、あくまで民間企業のサービスですので、授業を休んでもとやかくはいわれず、辞めるのも自由です。

それこそオンラインの通信講座であれば、自宅から隙間時間で学ぶことも可能です。

学費的にも大学や専門学校に比べ一回り安いため、金銭的に余裕がない人であっても学びやすいのもうれしい部分です。

対して、スクールのデリットは、「学歴にならない」ということが挙げられます。

スクールは大学や専門学校のように公的に認められた教育機関ではないため、卒業しても「学歴」にはならず、得られるのはそこで学んだスキルのみです。

そのため、すでに学歴のある社会人やWスクールの学生向けです。

一方で、高校卒業後に大学や専門学校には進まず、その代わりにスクールを選ぶというのは、現在の学歴社会の日本においては、あまり現実的でない部分もあります。

スクールの学費

スクールの学費は、受講期間や講座の内容にもよりますが、おおよその目安としては1ヶ月の講座で10万円~15万円程度が相場となってきます。

修了までの期間は、最短で1ヶ月程度、長い場合は数か月~半年程度かかることもあります。

なお、最近は「就職斡旋型」のスクールも増えてきており、スクールで学習したのちにWebエンジニアとして就職できれば、就職先の企業側からスクールにお金が入り、本人の学費は「無料」となるうれしい仕組みのスクールも存在します。

Webエンジニアの学校選びのポイントは?

どのようなエンジニアになりたいかで選ぶ

Webエンジニアは広い意味をもつ職業であり、その在り方はさまざまです。

たとえば、プログラミングを得意とする技術スペシャリストなWebエンジニアを目指したいのであれば、専門学校やスクールなどで、早いうちからWebプログラミングの実務的なスキルを学び伸ばしていくのも一つの道でしょう。

一方で、大学でメディア学やWebビジネス学を追及し、マーケティングやビジネスに精通したWebエンジニアを目指すという道もあります。

その他にも、将来的にWebエンジニアの仕事にも絡んでくるといわれている「AI」や「ビックデータ」などの先端IT分野を、大学で専攻するというのも間違いではないでしょう。

Webエンジニアは、特定の学校や特定の学部を出ていないとなれない職業というわけではく、また将来的にさまざまな分野のスキルが求められる職業でもあるため、進学する学校の選択肢は豊富です。

自由度が高い分、どれが正解であるかは明確化できない部分もありますので、まずは「自分がどのようなエンジニアになりたいか」、「何を学び追及したいか」を明確化することが、自分に合った学校を探す上で重要になってくるでしょう。

就職率や就職先をチェック

「就職率」から、その学校の教育の質を垣間見られます。

就職率の高い学校というのは、それだけ教育の水準や講師の質が高く、実習設備などの環境面も充実しているケースが多いです。

また、就職率の高い学校であれば、同級生たちの就職に対する意欲なども変わってきますので、周りと切磋琢磨しながらスキルを伸ばしやすいでしょう。

「卒業生の就職先」も、チェックポイントとなります。

大手Web系企業や人気Web系企業などへの就職実績が高い学校であれば、それに見合う教育体制が整っていることが期待でき、もしくは学校と企業の間で特別なパイプがある可能性もうかがえます。

また、Web業界には「事業会社」や「制作会社」などいくつか会社のタイプがありますが、自分が将来志望しているタイプの会社へ就職している先輩がどの程度いるかも、よく確認しておきたいところです。

Webエンジニアに向いている人

Webエンジニアに向いている人の性格的特徴としては、次のようなものが挙げられます。

<Webエンジニアに向いている人の性格>
・技術が好きで、自主的に学べる人
・コミュニケーションが嫌いではない
・プログラミングの適性、プログラミングが嫌いではない
など

とくに一つ目の「技術が好きで、自主的に学べる人」は重要です。

Webエンジニアは、常に扱う技術を頭に巡らせ、最新の技術も貪欲に学んでいく必要がありますので、Web関連のテクノロジーに知的好奇心をもち、仕事として嫌々ではなく自ら進んで知識を学んでいける人がこの仕事に向いているといえるでしょう。

Webエンジニアに向いている人・適性・必要なスキル

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Webエンジニアのキャリアプラン・キャリアパス

一人前になるまでのキャリアパス

Webエンジニアは身に付けるべき経験やスキルが無数にあり、一人前になるまでには長い時間を要します。

まずは、入社後数か月間は導入研修となることが多く、HTML、CSS、JavaScriptなどWebエンジニアとしての基礎を学ぶ日々が続きます。

研修が終わってようやく現場に配属となっても、そこからまた学びの日々が続き、配属から1年程度は先輩社員のOJTを受けながら少しずつ仕事を理解していきます。

2年目に入ると、ようやくプログラミングなどを自分ひとりで行えるようになっていき、3年目4年目になると、チームのサブリーダーを任されたり、設計などの難易な仕事を担当する機会も増えていきます。

どの程度で一人前になれるかは、職場環境や本人の実力によっても変わってきますが、いずれにしても1ヶ月や2カ月程度でモノにできる仕事ではなく、基礎を固めながら段階的にステップアップしていく必要があります。

一人前になった後に必要な努力

Web関連のテクノロジーやツールの進化のスピードはとても早く、今まで使っていたWeb言語の需要がなくなってしまったり、数年単位で開発ツールがガラリと変わってしまうこともあります。

Webエンジニアとして第一線で活躍していく上では、一人前となった後も、既存のスキルに甘んじず、新しい技術にアンテナを張り、貪欲にスキルをアップデートしていく必要があります。

また、プロジェクトマネジメントやマーケティングなど、技術面以外の経験を積むことも大事であり、幅広い経験をもつWebエンジニアとなれれば、将来「Webディレクター」や「Webプロデューサー」などの上位職にキャリアアップできることもあります。

その先のキャリアプラン

Webエンジニアは、多種多様なスキルを扱う職種である分、経験やスキルを積むことで、実にさまざまなキャリアを描けます。

キャリアプランの例として、次のようなものが挙げられます。

<Webエンジニアのキャリアプラン>
・引き続き技術スキルを高め、高度な開発スキルをもつスペシャリストなWebエンジニアを目指す
・「Webディレクター」、「Webプロデューサー」など、Web現場を取り纏める上位職にキャリアアップする
・Webエンジニアとしての経験をベースに、「Webデザイナー」、「Webマーケッター」など他のWeb系職種に転身する
・「サーバーエンジニア」、「ネットワークエンジニア」、「ITコンサルタント」など、関連するIT系職種に転身する
・「Web営業」や「Web企画」など、関連する文系職種に転身する
・独立し、「フリーランス」のWebエンジニアとして活動する
など

Web業界は、同業他社への転職やフリーランスへの移行などに比較的寛容的な業界でもあるため、Webエンジニアとしての経験を十分に積めば、業界内を自由自在に渡り歩くことも難しくはないでしょう。

また昨今は、Web業界以外の人であっても、Webプログラミングに関心を持つ人も多く、「ITスクール」や「プログラミングスクール」の数もどんどんと増えています。

そのような教育の場で、元Webエンジニアが教師やインストラクターを務めるという道も今後はより増えてくるでしょう。

Webエンジニアを目指せる年齢は?

「年齢不問」や「ミドル歓迎」などの求人も存在するため、年齢問わずWebエンジニアとして就職することは可能ではあります。

Webエンジニアの場合、業務も身体を使う肉体労働ではなくデスクワークが中心のため、身体的な年齢のハンデを受けにくく、歳を重ねても続けやすい利点があります。

ただし、Web関連の技術の進化のスピードはとても早く、最新の技術を常々吸収していかなくてはならないため、年齢を重ねても、若手エンジニアの頃のような成長意欲や知的好奇心を持ち続けなくてはならないという大変さもあります。

また、Web業界は平均年齢の若い業界でもあり、Webエンジニアは20代~30代が中心となっています。

特に20代前半の若手エンジニアは、年齢柄覚えも早く、小さい頃からインターネットに触れている世代であるため高い需要がありますが、一方で30代40代以上のエンジニアになってくると、それに見合ったスキルがないと活躍の場が狭まってくる恐れもあります。

加えて、設立の若いWeb系企業であれば、40代以上の社員がほとんどおらず、年長社員のロールモデルが確立されていない会社もありますので、ある程度歳を重ねてからWebエンジニアになる場合には、これらの事情を十分に理解しておく必要があるでしょう。

Webエンジニアは女性でもなれる?

Web系の方が女性は多い

前提として、Webエンジニアは男女関係なくなれる職業であり、実際に現場の第一線で活躍している女性エンジニアというのも世の中にたくさんいます。

IT業界全体でいえば、まだまだ男性中心の業界となっており、とくにシステムインテグレーションする「SI系」の企業においては、現場が男性エンジニアばかりというのも決して珍しくはありません。

その一方で、Webエンジニアが属する「Web系」の企業では、比較的女性エンジニアの割合が大きいとされています。

Webサービスにもいろいろなものがありますが、SNSやインターネットショッピングサイトなど、女性にとってもなじみ深いものも多いことから、女性エンジニアが前向きに働きやすい業種といえるかもしれません。

女性としての働きやすいか?

Webエンジニアは、プロジェクトの状況に応じて残業や休日出社などをしなければならないこともあり、家事や育児との両立が難しい部分もあります。

しかし、最近は女性の活躍を支援する社内制度や、結婚や出産後も仕事を無理なく続けられるためのしくみを整えている企業が増えています。

また、Web系の企業では若手も多く活躍しているため、柔軟な働き方ができる職場も少なくもなく、「フレックス出社」や「時短勤務」、「リモートワーク」など採用する企業も増えてきています。

Webエンジニアの雇用形態

雇用形態の種類

Webエンジニアには、主に次のような雇用形態が用意されています。

<Webエンジニアの雇用形態の種類>
1.正社員(もしくは契約社員)
2.派遣社員
3.パート、アルバイト
4.フリーランス(業務委託)
など

全体的には、「正社員」の割合がやや多く、とくに現役で大学や専門学校を卒業した学生の場合は、新卒採用で、正社員のエンジニアとして就職するケースが目立ちます。

とはいえ、Web業界は雇用形態に対しても柔軟に考える業界であり、派遣社員やパート、アルバイトを積極的に雇っている会社も多く、非正規雇用の働き方が決して珍しい訳ではありません。

中には、スキルがあるにもかかわらず、あえて派遣社員やリモートワークのパートなどで働く人もいます。

またWeb業界は、「正社員として定年まで働く」といったモデルケース自体が確立されていない会社も多く、正社員として就職しても、その後別の会社に転職したり、後述するフリーランスに移行するケースも目立ち、歩むキャリアもさまざまです。

「フリーランス」のエンジニアになる人も多い

政府の推進する働き方改革などの影響もあり、現在、「フリーランス」の人口が増えてきています。

一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会がまとめる「フリーランス白書2018」によれば、日本国内には現在1000万人ものフリーランスがいると述べられています。

Webエンジニアに関しても、技術スキルさえ身に付ければ比較的独立しやすい職業でもあるため、フリーランスとして活躍する人が目立ちます。

正社員として数年働き一定のスキルを身に付けた後に独立する人もいれば、中には独学でプログラミングスキルなどを身に付け、新卒や未経験からフリーランスになる人さえもいます。

フリーランスのWebエンジニア向けのサービスも充実する中、今後この流れはさらに加速するともいわれています。

正社員のWebエンジニア

正社員の仕事内容

正社員の場合は、コーディングやテストに始まり、企画や設計など上流工程の仕事まで、経験年数に応じて、幅広い業務を経験できることが多いです。

また、規模の小さなベンチャー企業であれば、マーケティングやデザインなど、Webエンジニアの業務以外の部分を経験させてもらえることも珍しくはありません。

正社員で採用した社員は、将来的に会社を背負って立つ人材として育成されますので、ゆくゆくは開発現場をまとめるリーダー職や管理職などを任されることもあります。

正社員で働くメリット・デメリット

正社員のWebエンジニアとして働くメリット・デメリットを列挙します。

<正社員のメリット>
・毎月一定額の決まった給料が支払われる
・給料とは別に、賞与(ボーナス)が支払われる
・昇給制度で経験年数などによって給料が上がっていく
・基本的には定年まで雇用される
・健康保険、厚生年金、雇用保険などさまざまな「社会保険」に加入でき、家賃補助や扶養補助などの「福利厚生」も充実している
・責任ある業務も任されることが多く、濃い経験を積みやすい
・正社員の経験は「職歴」としても強く、キャリアアップの転職をする際にも役立つ
など

正社員の場合は、やはり給料面や待遇面の「安定性」が大きなメリットとなってきます。

ただし注意したいのは、Web業界はまだまだ若い業界のため、正社員への待遇が十分に整っていない会社も多く、また「定年まで一社で働く」という文化も薄い業界です。

そのため、他の業界から比べると正社員として働くメリットがやや弱い業界ともいえるでしょう。

<正社員のデメリット>
・責任ある業務を任される分、要求される能力は高くなる
・たくさんの仕事を任されハードワークとなりやすい
・派遣社員やパート・アルバイトのように、決まった時間に退社できないことが多い
・会社側から、資格の取得やスキルアップのための各種研修を求められることが多い
・将来リーダー職などに就くと、プログラミングなど技術的な現場仕事から遠ざかる恐れがある
・採用時のハードルが高め
など

正社員の場合は、会社側から求められる期待値が高く責任も大きくなること、またハードワークで残業なども発生しやすいことが大きなデメリットとなってきます。

正社員の給料

正社員のWebエンジニアの年収は、年齢や役職にもよりますが、賞与込みで約400万円~600万円がおおよその目安となってきます。

大手Web企業や、業績好調のWeb企業であれば、年収700万円、800万円を越えることもあるようです。

その他にも、正社員の場合は「退職金」や「ストップオプション制度」などで、将来プラスαの収入が得られることもあります。

派遣のWebエンジニア

派遣の仕事内容

派遣社員の仕事内容は、その人のスキルによって変わってきます。

未経験の人であれば、コーディングやテストなどの下流工程を担当することが多いですが、熟練のスキルを持ちながら派遣で働いているような人ですと、要件定義や設計など、正社員とほぼ変わらないレベルの高度な仕事を任されることもあります。

ただし、いずれにしても、その会社の正社員の下につき、正社員の指示を受けながら仕事を進めるのが基本です。

派遣で働くメリット・デメリット

派遣社員のWebエンジニアとして働くメリット・デメリットを列挙します。

<派遣社員のメリット>
・「時給単価」あたりでは、正社員以上の収入となることもある
・正社員と比べると求められる能力や仕事の責任は少ない
・毎日決まった時間で働きやすい、正社員に比べ残業が少ない
・一つの会社だけでなく、さまざまな会社での業務を経験できる
など

派遣社員の場合は、給料もそれなりによいこと、また基本的にはプロジェクト毎に職場を移っていく形となるため、さまざまな会社で開発経験を積みやすいという点もメリットとなってくるでしょう。

<派遣社員のデメリット>
・正社員のように賞与(ボーナス)は支払われないのが基本
・正社員と比べ福利厚生の面も充実していない
・定年までの雇用は保証されていない
・正社員と比べ濃い経験が積みにくい
・正社員と比べ職歴的には弱くなる
など

派遣社員の場合、正社員と比べると福利厚生などの恩恵が薄く、また上流工程の開発経験やリーダー経験など、エンジニアとしての濃い経験が積みにくいこともデメリットとなってきます。

派遣社員の給料

派遣社員の給料は、スキルによってだいぶ上下しますが、未経験者向けのものであれば、1500円~2000円程度、経験者向けの求人であれば、東京都内ですと時給3000円を越える求人も存在します。

そのような経験者向けの高額求人であれば、フルタイムでひと月(20日程度)働くと、月収40~50万円ちかくに及ぶこともあります。

短期的に考えれば正社員よりも効率よく稼げることもあり、あえて正社員ではなく派遣社員として働くベテランのエンジニアもいるようです。

パート・アルバイトのWebエンジニア

パート・アルバイトの仕事内容

パート・アルバイトの求人は、経験がさほど問われないものが多く、仕事内容もコーディングやテストなどの下流工程がメインとなってきます。

基本的にはリーダーの指示を受けながら進めることになり、HTML, CSSが多少わかれば歓迎という求人も多く、初心者でも挑戦しやすい仕事内容となってきます。

ただし一部の会社では、アルバイトに高いスキルや幅広い業務を求める会社も存在します。

パート・アルバイトで働くメリット・デメリット

パート・アルバイトのWebエンジニアとして働くメリット・デメリットを列挙します。

<パート・アルバイトのメリット>
・採用のハードルが低い
・「シフト制」を採用する職場が多く、自分のライフスタイルに合せ働ける
・正社員や派遣社員に比べ、仕事の難易度が低め
・正社員や派遣社員に比べ、残業が少ない
・あくまで一時的雇用のため、比較的簡単に辞められる
など

パート・アルバイトは、その働き方の「自由さ」にメリットがあります。

「シフト制」を採用し、「1日数時間~」、「週3日程度」などの条件で求人を出している会社も多いため、学生、主婦、Wワークなどであっても隙間時間で働きやすいです。

<パート・アルバイトのデメリット>
・正社員や派遣社員に比べ、給料は安い
・正社員や派遣社員に比べ、濃い経験が積みにくい
・パート・アルバイトは基本的に職歴にはならない
・あくまで一時的雇用のため、会社の経営が傾いたりすると、真っ先に解雇ことがある
など

パート・アルバイトの場合は、給料も安く、キャリアとして武器となる経験も積みにくいため、これを本業にしていくのはあまり現実的ではありません。

そのため、学生などまったくの初心者の下積みの場として、もしくはWワークでの副業などに利用する人が多いようです。

パート・アルバイトの給料

パート・アルバイトの給料は、未経験者向けの求人ですと、東京都内では時給1500円前後のものが多い傾向です。

専門職となるため、コンビニなどの一般的なアルバイトと比べると、やや時給水準は高めです。

なお、経験者向けの求人であれば、時給2000円を越えるものも見られます。

フリーランスのWebエンジニア

フリーランスの仕事内容

フリーランスの仕事内容は、クライアント企業と結ぶ業務委託の内容によって変わってきます。

「フロントエンド案件」「バックエンド案件」「Java案件」「Rudy案件」など、フリーランス向けの仕事にはさまざまな案件があります。

また、設計~運用までを一括して担当する案件もあれば、テストなど一部の工程のみ参加する案件もあり、中には在宅からのリモートで対応できるものもあります。

いずれにしても、本人のスキルが高いほど、担当できる案件の選択肢は広がり、仕事内容も高度になりやすいです。

フリーランスで働くメリット・デメリット

フリーランスのWebエンジニアとして働くメリット・デメリットを列挙します。

<フリーランスのメリット>
・実力次第では、会社員時代以上の収入が得られる
・一つの会社に縛られず、さまざまな会社の案件を経験できる
・自分の望むべきスキルを伸ばしやすい
・会社の人間関係や組織のしがらみから解放される
・自分の好きな時間、好きな場所で働ける ※ただし案件にもよる
など

フリーランスの場合は、よくも悪くも「会社」というしがらみや制限から解放されるのがメリットとなります。

収入面にも、会社員のように「給料は〇〇万円が上限」と定められている訳ではないため、実力次第では収入は青天井になります。

<フリーランスはデメリット>
・守ってくれる会社は存在しないため、仕事の責任はすべて自分が負う
・会社員ではないため、会社が用意する各種社会保険や福利厚生の恩恵を受けられない
・完全実力主義の世界となるため、スキルがないと収入が激減することがある
・病気やケガ、またクライアントの倒産など、予期せぬ要因で収入が激減することもある
・社会的信用は会社員より下になりやすく、銀行のローンなどが組めないこともある
など

フリーランスの場合は、このように「不安定」な要素が多いことが大きなデメリットといえ、いつ廃業してもおかしくないようなリスクと隣り合わせの環境で働く難しさもあります。

フリーランスの給料

フリーランスの給料は、担当する案件によってさまざまですが、目安としては1ヶ月あたり単価50万円~100万円の案件が目立ちます。

仮に1ヶ月100万円の案件を1年間担当できれば、単純計算で年収1200万円に達します。

ただし、そのような高額案件を担当するには、それ相応の高度な技術スキルも必要となります。

その逆に、スキルが乏しいエンジニアがフリーランスとなってしまうと、雑用のような案件しか担当できず、アルバイト以下の収入しか得られなくなる恐れもあります。

副業・在宅のWebエンジニア

Web業界は副業に寛容的

Web業界は、よく比較されるSI業界に比べると、副業に対しては寛容的な業界です。

自社のWebエンジニアが、業務時間外に他社で副業することを容認している企業も多く、同時に他社のWebエンジニア向けに副業求人を出す会社も少なくはありません。

少子高齢化などの影響から、政府としても「副業解禁」に向けた取り組みを進めているため、もともと副業との相性のよいWeb業界では、今後は副業化の流れがより進んでいく可能性が高いでしょう。

ただし、Web系企業の中にも、就業規則で副業を制限している会社もありますので、副業する際には、勤務する会社の考え方をよく理解しておく必要があります。

在宅ワーク、リモートワークについて

Webアプリケーションの開発では、「在宅ワーク」や「リモートワーク」を許可している案件も多いです。

とくに、パートやアルバイト、フリーランス向けの求人ですと在宅OKのものが多く、定期的な打ち合わせの際のみオフィスに出社、それ以外は自宅での作業が許されるルールとなっていることも珍しくはありません。

また、昨今は「クラウドソーシング」系のサービスを用いて、仕事の契約から打ち合せまでの一通りの流れを、オンライン上で完結できるようにもなってきています。

今後そのようなサービス環境がより整っていけば、在宅ワークの案件も今以上に増加していくでしょう。