通信会社社員に向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介

通信会社に向いている性格・適性

世の中のトレンドに敏感な人

ブロードバンド、WiFi、5G、IoT(Internet of Things)など、通信関連の技術はどんどんと新しいものが生み出されています。

通信媒体としても、いまや小型コンピュータともいえるスマートフォンを誰もが持ち歩く時代となり、消費者のニーズも刻一刻と変わっていきます。

通信会社は、そのような最先端のテクノロジーを扱い提供していく立場となるため、世の中のトレンドに敏感な人が向いているでしょう。

最新のIT技術やデバイスなどに興味関心があったり、技術本を読んでトレンドを調べたり、新製品を買って試したりする人は、この業界に合っています。

変化する状況を楽しめる人、柔軟な発想ができる人

通信業界は、「変化」のスピードがはやい業界です。

次々と新しい通信技術が登場してくるため、それに応じたサービスも考えていかなければなりません。

通信会社同士の競争も激しく、企業間のM&A(合併、買収)なども多いため、わずか数年で企業の体制そのものが変わったり、ビジネスプランが一変することもあります。

そのような変化していく状況を楽しめるタイプの人が向いています。

ビジネスを行う上でも、従来の考え方が通用せず、まったく新しい切り口の発想が必要となるシーンも多い業界のため、柔軟に考えられるタイプの人が適しているでしょう。

主体的に取り組める人、バイタリティに溢れる人

通信業界では、指示待ちの人間はあまり好まれません。

上司や先輩に何もいわれなくとも率先してものごとに取り組める人が向いています。

やる気のある社員には、若手でもさまざまなことにチャレンジさせてくれる体質の会社も多いため、バイタリティに溢れる人であれば成長しやすい環境でもあります。

また通信業界では、個人プレイではなくチームを組んで仕事を進める職種が多めです。

そのため、周囲に自分から声をかけ働きかけられる人、周囲を巻き込んで引っ張っていけるようなタイプの人も向いているでしょう。

成果主義、実力主義の環境が好きな人

通信業界には、勤続年数や年齢よりも、成果や結果を重視する「成果主義」を採用する会社が目立ちます。

成果さえあげれば給料が増えていく会社や、若くして管理職やリーダーポジションにつける会社もあります。

成長意欲が高く、自らを切磋琢磨し、結果で評価して欲しいというタイプの人はこの業界にとくに向いています。

数字やデータでものごとを見れる人

通信というのは、すべてがシステムで構築されているビジネスです。

そのため、数字やデータなどでものごとを客観的にみることができ、「論理的思考」ができるタイプの人が向いています。

柔軟な発想、アイデア、行動力も必要な業界ではありますが、数字やデータの裏付けをなしに考える人、感性や感情だけにたよって行動するような人は、やりづらさを感じることも多いでしょう。

これは、技術系職種はもちろん、営業や企画職、マーケーティング系の職種においてもいえることです。

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通信会社に向いていないのはどんな人?

通信会社に向いていないのは、「通信に関心のない人」です。

通信会社には、営業職、技術職、カスタマーサポート、携帯ショップの販売員などさまざまな職種が用意されていますが、いずれも共通するのは「通信」をサービスとして扱っているということです。

そのため「通信技術には実はあまり関心がない」、「華やかそうだから入社した」といった人は、いずれ働きづらさを感じることになります。

「通信技術や通信デバイスが好き、もっと詳しくなりたい」、「通信を用いて世の中にこんなことを提供したい」など、通信というものに対して何かしらの興味、情熱、想いがある人であれば、活躍しやすい業界といえます。