総務部門で働くには

総務になるまでの道のり

総務になるためには、総務部や総務課のある企業の入社試験を受けて採用されることが必要です。

総務は、ありとあらゆる業界・組織において求められる職種ですので、就職先の選択肢は、民間企業から公的機関まで、非常に豊富にあるでしょう。

雇用形態もさまざまで、正社員として募集されるケースもあれば、契約社員などの非正規で求人がなされるケースもあります。

正社員の新卒採用についてみれば、一般的には「総合職」区分の採用にエントリーし、筆記試験や面接などを経て内定を得ると、総務部に配属される可能性があります。

ここで注意しておきたいのは、総務部を志望して入社したとしても、必ず希望が通るわけではないという点です。

総合職の場合、適性や能力などに応じて、営業や経理、広報、企画、人事など、さまざまな部署に配属される可能性があります。

ある程度の規模の大きな組織の場合、総務になるまでには少なくとも数年、あるいはもっとかかることもあり得ます。

総務の資格・難易度

総務と関係性の深い資格としては、「社労士(社会保険労務士)」という国家資格があります。

参考:社会保険労務士試験オフィシャルサイト

社会保険労務士の仕事

社労士は、労働保険や社会保険の専門家として、行政関係の事務手続きを行ったり、労働関係の相談に乗ったりするための資格です。

総務担当者に必須というわけではありませんが、社労士資格があれば業務に非常に役立つでしょう。

合格率は例年3%~7%程度しかなく、資格取得の難易度はかなり高めです。

およそ1000時間の勉強が必要とされており、数年単位の長期間の努力が求められます。

ほかにおすすめの資格としては、オフィス環境整備などの実務知識を学べる「ビジネスキャリア検定」や、記帳などの経理業務に役立つ「日商簿記検定」、施設管理に必要な「防災管理者」などが挙げられます。

総務になるための学校の種類

総務が含まれる総合職にエントリーするためには、一般的に4年制大学卒以上の学歴が求められます。

学部・学科についてはとくに指定はありませんが、労働基準法などの法律を扱う関係上、法学部は若干有利かもしれません。

広くビジネス全般について学びたいなら、商学部や経営学部に進学することもおすすめです。

また、中小企業のなかには、専門学校卒や短大卒も採用対象としている企業も見受けられます。

その場合は、ビジネス系や会計系、秘書系の専門学校に通って、実務に役立つスキルを磨いておくとよいでしょう。

なお、非正規雇用の場合は、学歴はあまり問われません。

総務に向いている人・配属されやすい人

総務に向いているのは、人からの頼まれごとに喜んで取り組むことのできる、親切心のある人です。

総務の仕事は地味で目立たないものばかりであり、なかには雑用に近い作業もあります。

また、営業職などとは異なって、それらの作業が直接企業の利益に貢献するわけでもありません。

それでも、ほかの社員をサポートすることに喜びを感じ、裏方としてサポートに徹することのできる人が、総務向きの人材といえます。

性格的に真面目で事務処理能力の高い人や、面倒見や人付き合いがよく、社内における顔が広い人は、総務部門に配属されやすいでしょう。

総務に向いている人・適性・必要なスキル

総務のキャリアプラン・キャリアパス

総務のキャリアとして多いのは、経理や人事、労務など、本業と直接関係のない「間接部門」をわたり歩くパターンです。

これらの部署は実務的にも総務との関連性が高く、総務としてつちかった知識やスキルをそのまま生かすことができます。

企業によっては、最初から総務が経理や人事を兼任しているケースもよくあり、いわゆる「総務畑」として、何十年も総務だけに選任する人もいます。

ある程度のキャリアを積んだ後は、人脈の広さや、組織全体を広く見渡すことのできる視野の広さなどを武器に、管理職に昇格する道も見えてくるでしょう。

総務への転職を検討するなら、転職エージェントに相談してみよう

未経験や中途で総務を目指す場合には、転職エージェントに登録しておくのもおすすめです。

総務の仕事に詳しい転職アドバイザーから話を聞くことができたり、総務の「非公開求人」の情報を得ることができます。

まだ転職するか迷っている、そもそも総務が自分に合っているか不安という段階でも、専門家のアドバイスを聞くことでキャリア選択の幅を広げることができます。

リクルートエージェントは、転職エージェントの中で最も求人数が多く、転職実績もNo.1となっているので、まず登録しておきたいエージェントです。

また、20代の方や第二新卒の方は「マイナビジョブ20's」に登録してみるとよいでしょう。

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