総務の1日のスケジュール・生活スタイル

総務の業務スケジュール

総務の仕事内容は非常に幅広く、日によってやることはバラバラです。

業務スケジュールについても決まったものはとくになく、朝から夕方まで、臨機応変にさまざまな仕事をこなしていくことになります。

ただ、総務はほかの部署から頼まれる仕事や、ほかの部署に協力を仰ぐタイプの仕事が大半を占めます。

1日の過ごし方としては、黙々とデスクワークに励むというよりは、会議や打ち合わせなど、コミュニケーションを取りながら進めていくことのほうがかなり多いでしょう。

また、総務というと、社員を対象にした「内向きの仕事」というイメージが強いかもしれませんが、外注業者と交渉することもあり、営業職ほどではないにせよ、外訪する頻度も決して少なくはありません。

季節によっては他部署からの依頼が殺到することもありますので、さまざまなタスクを同時並行で片づけていく手際の良さや、スケジュールを組み立てる「段取り力」が重要になる職種といえます。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

メーカーで働く総務の1日

9:00 出勤
パソコンを立ち上げてメールをチェックし、他部署からの問い合わせに対応します。
9:15 郵便物整理
会社宛に届いた郵便物を部署ごとに仕分けし、配布します。
10:00 備品点検・発注
電球や管球、文房具の在庫状況をチェックし、業者に発注します。
11:00 福利厚生手続き
会社が提携しているホテルへの利用申請を行います。
12:00 昼食休憩
同僚と社員食堂へ行き、昼食を取ります。
13:00 外部業者打ち合わせ
イベント会社とともに、株主総会会場の下見を行います。
15:00 名刺作成・発注
営業部門からの依頼に基づいて、名刺を追加発注します。
16:00 内部打ち合わせ
経理部から四半期決算を受け取り、経営状況について確認します。
17:00 デスクワーク
広報部の人員増に伴い、オフィスレイアウトの変更図面を考えます。
18:00 退勤
仕事が一区切りついたところで帰宅します。

総務の勤務時間・残業時間

総務の勤務時間は、メーカーや商社、金融など、業種によって多少異なりますが、いずれも8:00~17:00や9:00~18:00など、日勤の時間帯に設定されています。

ただし、病院や福祉関係などの24時間勤務の仕事では、シフト制となり、夜勤が入るケースも一部あります。

また、総務、人事、労務などの本部系職種については、フレックスタイム制が導入されていたり、育児に伴う時短勤務が認められている職場も多く、勤務時間の融通が利きやすいという特徴があります。

正社員以外にも、契約社員やパートでの雇用もあり、家庭の事情などに合わせて弾力的に働くことが可能です。

残業時間については、組織によってまちまちであり、一概にいえません。

月の残業時間が20時間程度のところもあれば、その倍の40時間を超えるところもあります。

官公庁などの役所関係における総務は「花形」のポジションであり、かなり忙しくなりやすいようです。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

総務に休日出勤はある?

総務の休日は、民間企業も役所などの公的機関も、おおむね土日祝日を休みとする完全週休2日制となっています。

休日出勤することはあまりありませんが、繁忙期となる4月前後だけは例外です。

年度末~年度初めにかけては、新卒入社や異動といった組織改編が重なる時期であり、イベントも集中します。

総務の仕事量はかなり膨大になりますので、平日だけで仕事をまかないきれず、土日に出社して片づけないといけないこともあります。

とくに、組織自体が小規模で、総務が経理や人事、庶務、労務なども兼ねている場合は、非常に忙しくなりやすい傾向にあります。