社会保険労務士の給与・年収

魅力は安定した収入

社会保険労務士は、数ある国家資格のなかでも「難関」といわれる資格のひとつであり、その専門性の高さから、安定した収入が得られやすいことで知られています。

平成30年の厚生労働省の統計では、社会保険労務士の平均年収は、およそ500万円です。平均月収はおよそ36万円で、年間のボーナスが68万円ほどになります。

ただし年度によってバラつきがあり、さらにこの仕事は他の資格と併せて資格を取得している人や、一般企業や法律関連事務所などさまざまな組織で働いている人がいるため、一概に平均年収は算出できないところもあります。

独立開業して自分の社会保険労務士事務所を開いている人のなかには、年収1000万円以上を稼いでいる人もいるといわれます。

コンサルティング業界に進出してよい顧客を獲得したり、テレビ出演や書籍の出版などで名の売れた社会保険労務士になったりすることで、より高い報酬を手にする人もいます。

一方で、顧客が獲得できない事務所であれば、年収200万円を下回ることもありえます。とくに開業したばかりの事務所は世間的な信頼を得ることが難しく、最初の2~3年の収入はとても低くなる可能性があります。

サラリーマンのまま資格手当を

社会保険労務士のなかには、大手企業の総務部や人事部で働きながら社会保険労務士の資格を取得し、資格保持者として「資格手当」を取得している人もいます。

こうした人たちの場合、企業の給料にプラスして月々の手当がもらえるため、通常よりもさらに高い収入を手にすることができるのが魅力です。

また、資格を取得していることが早期の昇進につながることもあります。

こういった働き方も、社会保険労務士の資格を活用するための有効な選択肢だといえます。

社会保険労務士の平均年収統計

社会保険労務士の平均年収_2018

厚生労働省の令和元年度賃金構造基本統計調査によると社会保険労務士の平均年収は44.7歳で486万円となっています。

・平均年齢:44.7歳
・勤続年数:13.4年
・労働時間:170時間/月
・超過労働:11時間/月
・月額給与:334,900円
・年間賞与:841,400円
・平均年収:4,860,200円

出所:厚生労働省「令和元年度 賃金構造基本統計調査」
※平均年収は、きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額にて計算。
※本統計はサンプル数が少ないため、必ずしも実態を反映しているとは限りません。

令和元年 社会保険労務士の年収(規模別)

社会保険労務士の年収は、10人〜99人の事業所に勤める社会保険労務士の年収は496万円、100〜999人規模は397万円、1,000人以上規模は631万円、10人以上の平均年収は486万円となっています。

社会保険労務士の年収(規模別)_r1

令和元年 社会保険労務士の年収(年齢別・男女別)

サンプルが少ないため、一部のデータしか出ていません。

男性の平均年収は515万円、女性の平均年収は434万円となっています。

社会保険労務士の年収(年齢別)_r1

※本統計は、調査の母数が少ないため、必ずしも実態を反映していない可能性があります。