整体師の1日のスケジュール・勤務時間や休日についても解説
整体師の業務スケジュール
整体師は活躍の場は多岐にわたります。
勤務先や働き方によって勤務時間や勤務内容もさまざまです。
ここでは、一般的な整体院に勤めた場合と、スポーツトレーナーとしても働く場合の1日の業務の流れを紹介します。
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整体院で勤務する整体師の1日
整体院は個人で開院しているケースが多く、営業時間はさまざまです。
開業している土地柄に合わせ、夜遅くまで営業している整体院もあれば、17時ごろには閉院する整体院もあり、勤務時間は勤務先によって異なります。
スポーツトレーナーとして働く整体師の1日
スポーツトレーナーとして働く整体師の場合、整体院でも並行して働く場合がほとんどです。
毎日選手のために練習場へ通う人もいれば、週に1回から3回程度という人までさまざまですが、一般的に大きな大会や試合が近づくと訪問回数が増え、施術も多くなります。
また整体師によっては、複数のチームを掛け持ちしていて、毎日のようにさまざまなチームに出向く人もいます。
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整体師の勤務時間・休日
勤務体系の種類
整体師が働く整体院は、おおむね9時ごろに開院し20時ごろ閉院することが多いようです。
勤務時間は勤務している整体院により違いますが、準備時間があるので、整体師の勤務時間はその前後30分から1時間を含みます。
しかし、開院から閉院まで長時間に渡って勤務するという整体院はほとんどなく、シフト制で実働8時間勤務が基本です。
なかには開院時間を9時から17時ごろまでとしていて、フルタイムのサラリーマンと同じように働く整体師もいます。
整体師の勤務時間
多くの整体師はシフト制で1日に8時間前後働いています。
大手の整体院の場合は労働時間がシフトできちんと決まっているため比較的働きやすいと感じられるでしょう。
反面、仕事帰りの社会人のニーズに応えて深夜まで営業していることがあり、帰宅が遅い時間となってしまうこともあります。
一方、個人経営の小さな整体院の場合は、受付終了間近や休診日であっても院長の一存で応じる場合があり、急な残業が発生する可能性もあることを覚悟しておきましょう。
整体師の休日
整体院の休診日は、週1回または無休としているところが多いようです。
整体院の休診日が整体師の休日になりますが、多くの整体院では休みはシフト制で、1ヶ月に6日から8日程度が一般的です。
整体師の残業
整体師は、残業はそれほど多くありません。
整体院の閉院ぎりぎりに受付をしたお客さまや急なお客さまに対応することはありますが、閉院時間が決まっているため、受付を早めに終了したり、予約の時点で人数をセーブしたりすることが多く、極端な残業が発生することはほとんどありません。
ただし、整体院によっては閉院後にスタッフのレベルアップや新しい知識を習得するための勉強会が開かれることがあります。
整体師は忙しい? 激務?
整体師が激務となることはほとんどありません。
基本的には1日に無理なく施術できる人数だけを相手にするようにしている整体院がほとんどです。
ただし多くの人を施術するため体力が必要になりますし、身体の不調を訴えるお客さまと接することで精神力も必要になる仕事です。
そのため、どうしてもきついと感じる人が多いようです。
また、勤務先によっては施術可能なぎりぎりの人数まで受け付けて1日中働きっぱなしという過酷なところもあるので、あらかじめ調べておく必要があるでしょう。
整体師の休日の過ごし方
整体院が休診の日は、基本的に整体師も休日です。
整体師の休日の過ごし方は人それぞれですが、向学心のある人は、整体の講習会やセミナーに参加して整体の技術を磨いたり、整体の検定試験や新たな整体の民間資格取得に向けて勉強したりしています。
これからの整体師は、一般的な整体だけではなく美容整体・スポーツ整体など専門性を持てるかどうかがポイントになってくるため、時間のあるときには自己研鑽に励むこと望ましいでしょう。
整体師の1日・生活のまとめ
整体師は、1日のほとんどを施術に費やす仕事です。
整体院のみで働く整体師であっても、スポーツトレーナーとして外へ出向く整体師であっても、それは同様です。
お客さまへの適切な施術のため、ミーティングや打ち合わせは欠かせません。
整体師は働く場所によって休日を取れる曜日はさまざまですが、シフト制で月に6日から8日の休みがあることが多いようです。
閉院時間が決まっているため、残業が発生する院は少ないものの、場所によっては院長の一存で閉院直前や休診日に施術を引き受けることもあるので事前の下調べが重要です。
休日は勉強したりセミナーに参加してスキルを磨く人が多いようです。