整体師は副業・在宅でも働ける?

整体師になるにあたって、副業や在宅で活躍できるのかが気になる人も多いでしょう。

本記事では、副業・在宅の整体師のメリット・デメリットなどを紹介します。

整体師の副業・在宅での働き方・仕事内容

アルバイト・パートとして働く

本業を持ちながら、空いた時間で整体師の仕事をしたいと考えた場合、整体院のアルバイト・パートを目指すのもひとつの方法です。

ただし、多くの整体院では専属で働ける整体師を求める傾向が強く、求人が多いのは整体院よりも、コリをほぐしたりリラクゼーションを目的としたりしたサロンがメインです。

時給は900円から1,000円程度で、アルバイトであれば勤務できる日数や時間に制限があっても柔軟に対応してくれる場合が多いので、副業としては安定して収入が得られると考えていいでしょう。

チェーン店での勤務には弊害も

チェーン店での勤務による弊害
  • 整体学校などで学んだ知識・技術よりもその企業の研修内容が優先される
  • 得意とする症状を持つお客さまに積極的に関わることはできない

パート・アルバイトを募集しているサロンは多くの場合チェーン店です。

チェーン店では、施術内容を全店で統一するために全てのスタッフが研修を経て同じ手技で施術することが義務づけられています。

したがって、整体学校などで学んだことを生かせないケースも出てくるでしょう。

また、前述のようにリラクゼーション目的がメインのため、自身の得意とする症状を持つ客に携わることができないことを覚悟しておきましょう。

チェーン店でアルバイトやパートをすることで、副業でも収入は比較的安定しているといえますが、自身の理想を曲げる必要も生じてくる可能性があることを視野に入れておく必要があります。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す(PR)

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

副業・在宅の整体師として働くには?

出張整体

アルバイト・パートとして働くほかに、出張整体という働き方もあります。

これは、店舗を持たずに整体師が患者の自宅に出向いて施術を行うもので、高齢者など自ら店に足を運ぶことが難しい人などからの需要があります。

店舗のための費用がかからず、出張費として施術の際にプラス料金を得られるため、固定客を獲得すれば安定した収入を得ることも可能です。

自宅で整体を行う

整体師をしている人の中には、自宅の一室を整体院として使っている人もいます。

施術のための空間を作るにはそれなりにコストはかかりますが、店舗を持つよりは敷居が低く、また店舗への通勤や出張する移動時間を考えることなく働くことができます

副業の整体師のメリット・デメリット

副業の整体師のメリット

整体は特別な設備が必要ないため、施術ができるベッドやマットがあれば、場所を取らずにどこでも開業することができます

また、利用者さえ集められれば時間も問わずに働くことができるので、ちょっとした空き時間や週末など、自分のスケジュールに合わせた働き方ができるのもメリットといえます。

副業の整体師のデメリット

デメリットとしては、未経験であればまずは勉強から始める必要があることが挙げられます。

実力がものをいう職業ですから、集客できるようになるまでは時間がかかるでしょう。

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

副業の整体師の給料・年収

副業の整体師の場合、施術をした人数や時間によって収入が決まります。

そのため、月に数千円から数万円という人が多いようですが、なかには本業を超える収入を得ている整体師もいるようです。

目安としては施術1回あたり3,000円程度が相場ですが、メニューや料金を自分で決めることができるため、自分の施術法や客層に合ったものを考えて工夫することで収入アップも期待できます。

副業としての整体師のまとめ

副業として整体師を選ぶ場合、時給や勤務日数がある程度決まっているパート・アルバイトとして整体院で働くのが最も安定した働き方といえるでしょう。

ただし、チェーン店では全店で施術の質をそろえるために研修をするケースが多く、事前に学んだ知識を生かせないこともあります。

パート・アルバイトのほかには出張整体や自宅での施術などの働き方があります。ベッドやマットさえあれば施術ができるため、どこでも開業できるのがこの働き方のメリットです。

収入は人によりけりですが、メニューや料金設定を工夫すれば高収入を狙うこともできるでしょう。