プログラマーの就職先の企業の種類・活躍の場
目次
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プログラマーの就職先や活躍の場はさまざま
「プログラマーといえば就職先はIT企業」と考えている人は多いのではないでしょうか。
しかし、IT業界といっても、さまざまなジャンルの企業があります。
加えて、プログラマーといっても、IT企業だけが就職先とは限りません。
どのようなシステム開発に携わりたいかにより就職先は大きく変わるため、選ぶ際にはIT業界にこだわらずに企業を探していくとよいでしょう。
ここでは、プログラマーの就職先や活躍の仕方にはどのようなものがあるか、7つに分けて解説していきます。
SI企業(SIer/エスアイアー)
SI(システムインテグレーター)企業では、さまざまなシステム開発を行っています。
主な業務は、お客さまとなる企業や官公庁などが抱えているビジネスの課題や、求める要件に応じて、オーダーメイドのシステムをつくる「受託開発」となります。
SI企業が関わるシステムは、規模が大きくなるものが多いです。
そのため、社内には多数のプログラマーが在籍しており、さらに「協力会社」と呼ばれる他社の開発系企業もプロジェクトに参加します。
また、システム開発といっても、それが指す範囲は広く、以下のような多様な特徴があります。
- システムにはWebや業務システム、スマートフォンアプリなどがあり、企業ごとに得意・不得意の分野がある
- 開発によく使うプログラミング言語やフレームワークの違い
- パブリッククラウドの活用や対応状況(Amazon Web Services、Google Cloud Platform、Microsoft Azureなど)
このため、システム開発を行う企業への就職を目指す場合は、事前に企業の事業内容や得意分野を確認した上で応募することが重要です。
自社サービスを提供する企業
プログラマーが働く職場のなかには、以下のように「自社サービス」を開発・運営する企業もあります。
- Webサービスを提供する企業
- パッケージベンダー
これらの企業での仕事は、1社ごとのお客さまのニーズに沿う形で開発が進められる「受託開発」とは異なります。
受託開発では、お客さまの要望を細かくかなえることが重要なポイントですが、自社サービスに携わるプログラマーは、自社内でサービスの目的やコンセプトを一から企画し、それを技術者として実装していくことが重視されます。
このような企業で働くプログラマーは、以下の視点を持って動くことが求められます。
- 法令との関連(法令遵守に関する内容は最優先)
- そのサービスを要望するユーザーの数(多いほど優先度が高い)
- 修正のしやすさ(修正が軽微であるほど、要望を実現しやすい)
- 他の機能への影響(他の機能への影響が軽微であれば、要望を実現しやすい)
3.Webやスマートフォンアプリを開発する企業
Web開発の需要は増加しており、新たなWebサービスも続々と生まれています。
Web開発は、いまやシステム開発の主流であるため求人も多く、プログラマーにとって人気の就職先のひとつです。
Web開発は大きく分けて、2つの分野に分かれます。
- パソコンなど、ブラウザを使ったシステム
- スマートフォンアプリの開発
Webの開発においては技術の進化が速いIT業界のなかでも、とくに変化が著しいことが特徴です。
たとえば新しい言語や開発方法が続々と現れているため、変化についていくためには日々の学習が欠かせません。
一方でオープンソースを用いた開発が可能なことから、個人でもおおいに活躍できることは魅力のひとつです。
一例としてAndroidアプリを自作して公開したり、Webサイトを立ち上げるなどが挙げられます。
4.家電や自動車などのメーカー
プログラマーの就職先はIT企業に限りません。
たとえば、家電メーカーや自動車メーカーなどの製造業の企業でも、プログラマーが活躍しているところがあります。
多くの家電や自動車、産業機械など、メーカーの製品にはソフトウェアのプログラムが書かれた基板が組み込まれています。
これによってさまざまな機能が実現できるため、プログラマーにとっては、やりがいのある仕事といえるでしょう。
加えて、最近の製品は「インターネットへの接続」も重視されるポイントのひとつになっているため、プログラマーに求められる役割は大きくなっています。
5.ゲームの開発会社
ゲームの開発会社も、プログラマーの主な就職先のひとつです。
とくに昨今はスマートフォンアプリやソーシャルゲームが注目されており、プログラマーの需要も高くなっています。
また、2010年代後半からは「eスポーツ」という分野も出てきており、注目されています。
ゲームは以下の事項を同時に実現する必要があるため、能力のあるプログラマーは高いスキルを発揮できる就職先といえるでしょう。
- 操作に対してスピーディーに反応すること
- 機器(ハードウェア)やネットワークの能力を最大限に生かした設計
- 課金が可能なゲームの場合は、正確に処理されること
ゲームの開発会社にはベンチャー企業も多く、勤務先の選択肢が多いことも特徴です。
実力があれば、年齢はあまり関係なく、早くから責任ある立場を任されやすいことも魅力といえるでしょう。
6.顧客先への常駐型で働く
プログラマーを求める企業のなかには自社で開発を行わず、他の企業に常駐して働くかたちメインとする場合もあります。
この場合は他社の開発案件に「協力会社」という立場で参加し、システム開発に協力することが主な業務となります。
この業態は、IT業界において「SES」(システムエンジニアリングサービス)とも呼ばれます。
多くのプログラマーはプロジェクトを渡り歩くことになるため、さまざまな業種や言語を使ったシステム開発を経験できることはメリットです。
一方で、以下のデメリットもあることには注意が必要です。
- 上流工程は常駐先の社員が携わることが多いため、SES企業の従業員にはなかなかチャンスが来ない
- いわゆる「下請け」の立場であるため、給料が少なくなりやすい
- プロジェクトごとに求められるスキルが大きく変わる場合もあり、一貫性のあるスキルアップをしにくい
- 常駐先の業績が悪化すると、契約を打ち切られるリスクがある
SES企業の仕事は需要にあわせて決まる側面もあるため、「特定の分野をじっくり究めたい」という人には不向きといえるでしょう。
7.フリーランスとして独立
第一線のプログラマーと同様、またはそれを上回る実力を習得したのなら、フリーランスとして独立する方法もあります。
フリーランスのプログラマーとして企業と契約することができれば、会社に勤める人以上に自由な働き方で、能力を発揮できる可能性もあります。
また、自分自身で売れるアプリやサービスを開発・運営できれば、大きな収入を得ることも夢ではありません。
一方、フリーランスには雇用保険や社会保険といった保障がないため、仕事がなくなるととたんに収入が途絶え、日々の生活にも苦労するリスクがあります。
フリーランスは実力がある人にとっては大きなリターンを得られる働き方ですが、一方で上記のリスクがあることにも留意が必要です。
プログラマーを目指すならプログラミングスクールも検討
IT業界やプログラマーを目指すなら プログラミングスクールでスキルを高める ことも考えてみるとよいでしょう。
ITエンジニアの人材不足は慢性的で、今後も職に困ることは少ないといわれています。
また、ITエンジニアは他職種と比較しても給与は高い傾向にあり、テレワークの比率も高くなっています。
未経験採用をしている企業もありますが、 スクールでスキルを身につけておくと、就職・転職で有利になる 可能性もありますし、採用後もスムーズに仕事をはじめることができます。
ここではキャリア支援サポートもあるプログラミングスクールを2つ紹介します。
SAMURAI ENGENEER
公式サイト:
SAMURAI ENGINEER
1.専属マンツーマンレッスンで最速最短でプログラミングを習得できる
2.スキルに合わせた完全オーダーメイドカリキュラムで学習効率アップ
3.採用時にアピールできる、完全オリジナル作品を開発できる
4.キャリアアドバイザーによる未経験からの転職支援サポートを受けられる
さらに、SAMURAI ENGINEERの人材紹介サービスを利用して転職成功した場合に、 受講料が無料になるコース も用意されています。
さまざまなコースがあるので、一度無料説明会で自身に合ったコースがあるか聞いてみるとよいでしょう。
tech boost
公式サイト:
tech_boost
1.プロのカウンセラーが目標に応じた最適なプランを提案してくれる
2.現役エンジニアのメンターが学習を細かくサポート
3.運営会社がエンジニアに特化したキャリアサービスを展開しているので、エンジニア転職に強い
4.オンラインイベントなどで仲間ができる
渋谷のみとなりますが、通学プランも用意されています。
無料説明会では、プログラミングを学ぶメリットや受講イメージなどを詳しく教えてもらえます。
より柔軟にスキルをしっかりと学びたいなら「SAMURAI ENGINEER」、細かいサポートや転職実績を重視するのなら「tech boost」がおすすめ です。
講師との相性やカリキュラムなど、実際に話をしないとわからないことも多いので、少しでも興味があれば無料説明会に参加してみましょう。
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