経理のやりがい・楽しさ・魅力
経理のやりがい・楽しさ
決算の達成感を一番に味わえる
経理は日次、月次、年次とやるべき業務が決まっているのが特徴です。
経理の仕事の中でも大きな仕事となるのが月次、年次の決算書の作成です。
決算業務では日々のデータの集計と資料作成を行うことになり、連日の残業が生じやすいなど苦労がありますが、社内でもっとも早く自社の決算内容を知ることができます。
さまざまな数値から、企業の成長や従業員の頑張りを読みとることができ、達成感と周囲への労いの気持ちが思わず湧き上がってくるでしょう。
また、作った決算資料は数多くの社内外の目に触れる重要資料になるため、仕事のやりがいも大きいです。
経営に深く関わることができる
経理はお金の計算だけが仕事ではなく、常に会社のお金の流れを把握し、管理することが求められています。
お金の動きは企業の活動の様子を示すものでもあり、現場の気の緩みや士気の高さが、細かな数字の動きからわかることもあります。
もし、不審な点や、問題と考えられる点が見つかれば、資料を作って経営者へ提示し、すぐに対策を講じるようはたらきかけます。
こうした提案が聞き入れられたり、実際の成果につながったりするなら、大きなやりがいとして感じられるでしょう。
たくさんの人と接点が持てる
経理の仕事はデスクワークが多くなりますが、お金のやりとりなどを通し、社内の多くの人とやりとりがあります。
とくに経営者や役員層をはじめとする企業幹部とは接点も多く、その距離感の近さは他部署の社員では考えにくいほどです。
また、仕事をする中でさまざまな部署の人と話をする機会も出てくるため、会社についても見識が広くなるでしょう。
20代で正社員への就職・転職
経理の魅力
専門性の高い事務職である
経理は一般的な事務職と比べ、企業の大事なお金を預かる専門性の高い仕事です。
経理は比較的給与も高めの水準で転職にも強いという特徴があります。
そのため、「社会人として手に職をつけたい」という動機から経理の勉強をする人も多いです。
また、経理の実務を通して企業経営について見識が深くなることも魅力です。
キャリアパスが明確
経理は昔からさまざまな会社で欠かせない仕事であったため、就職後のキャリアパスが明確な職種です。
そのため、業務経験を積んでいった結果、どのようなキャリアになるのか明確になっている企業も多くなっています。
スキルアップの方向性も定めやすく、将来を見据えて早くから準備できるのも経理の魅力です。
働き方を選べる
経理は企業の正社員や契約社員、派遣社員、アルバイト・パートなど、さまざまな契約形態で雇用されています。
企業のニーズ次第なところはありますが、さまざまな働き方の求人があるため、自分のワークライフバランスを調整しやすい仕事であることは大きなメリットです。
しっかりとしたスキルや実務経験があってこそですが、結婚や育児などのライフイベントがあっても働き続けることが比較的容易で、多くの人が仕事を続けたり、後に復職を果たしたりしています。