海外営業の資格
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TOEIC
海外営業として働くうえで、絶対にこの資格を持っていなくてはならないというものはありません。
現在、海外営業として活躍する人も、学んできたことや経歴はさまざまです。
熱意や努力次第で、どのような人でも海外営業として活躍できるチャンスはあります。
まったく資格を持っていなくても海外営業になれる可能性はありますが、この仕事を就くうえであって損はないといえるのが「外国語」に関する資格です。
とくに英語でのコミュニケーション能力を示す「TOEIC」は多くの企業で採用されており、海外営業を目指すのであれば700点以上、できれば800点あるとプラスに評価されることが多いようです。
会社によっては、TOEICの一定のスコアが社内での昇進や海外関連部門への異動条件とされることもあるため、高いスコアを持っておくに越したことはありません。
その他の語学系資格
TOEICは英語のスキルを評価するものですが、それ以外の言語でも資格試験があります。
とくに現代では中国語のできる人も歓迎されやすく、「中国語検定」を取得しておくことでスキルをアピールしやすくなるでしょう。
中国語以外にも、何か得意な第二外国語があれば、そのスキルを示せるとプラスになることもあります。
貿易実務検定
海外営業の仕事では必ず製品の輸出入が行われることから、貿易実務の知識を持っていると業務に役立つことがあります。
その知識を示すことができる資格が「貿易実務検定」です。
なお、日常業務のなかでは、具体的な貿易実務については専門のスタッフが担当することが多いですが、営業がこの知識を理解していると何かとスムーズに進むこともあるようです。
その他
海外営業の仕事ではお金のやりとりが発生するため、簿記や経営に関する知識が評価されることもあります。
「日商簿記検定」などの資格があるとプラスになるかもしれません。