国際営業には国内での下積みが必要

国際的に営業活動を行うには、まずは国内での実績を積み上げることが必要です。

業界や製品についての知識もないまま海外での営業活動を行うことは至難の業だと感じています。

私は新卒として今の会社に入社しました。

当然、社会人としての振る舞いやメールの送り方などは未熟です。

1年近く経ち、ようやく新しい環境にも慣れてきました。

しかし、まだ海外の人と対等に仕事をできるレベルではありません。

準備に時間をかけ過ぎてはいけませんが、国内の業務で仕事の基礎を身につけてから海外の営業に取り掛かることが良いと思います。

兵庫県に支社を持つ、機械メーカーです。数千人規模の大企業です。

私は仕事で国内向け製品発送を担当しています。2年目の一般社員です。仕事の流れは以下の通りです。

・国内のお客様から発注を受ける
・在庫を確認する
・在庫があれば納期を知らせて発送する
・発送が完了すれば納品報告して請求処理を進める

製品の発送先は国内外です。

海外にも製品を発送するため、貿易関連の法律なども学びます。また、貿易用語も学びます。

新卒の就活で国際的な営業職を探しているうちに当社を見つけました。

TOEICでは当時850点を取得していました。TOEIC730点は国際営業職に必須でした。

英語ができることが求められ、簿記の知識もあると優遇されます。

仕事を覚えて、手際良く終えたときに達成感を感じます。

また、社外とのやりとりを通じて基本的な社会人スキルが身についている実感を持てたときにやりがいを感じました。

仕事はデスクワークが中心です。

作業をひたすらにこなすことが多いですが、その中でスピードが身につきます。

仕事の方法を工夫して、今までより同じ業務にかかった時間を短縮できれば成長を感じます。

そうして、仕事が早くなると上司からも褒められるので嬉しさを感じます。

英語が好きな人。国際営業の先輩方を見ているとメールで海外の人とやりとりしているケースが多いです。

基本的な英語のレベルは高くないといけません。

ただ国際的な仕事に関心があるだけでは、実務で苦労することが予想されます。